About us データのじかんとは?
石井:ではまた次のガチャでは今度マエスさんにガチャ回してもらってもいいですか?
マエスさん:了解です。
石井:強めに押して、OKです。
マエスさん:はい、じゃあ私は
石井:次のテーマは何かな。こうかな。
マエスさん:何でしょう。
石井:DWH。数秒で答えを出す世界が到来。
石井:いいですね。数秒で答えを出す。
マエスさん:データ化したものってある程度Excelとかでみんなやってる人たちも多いと思います。BI触ってる人とExcelの比率で言うと、BIが1だとしたらExcelユーザーって99ぐらいいる。
石井:そうですね。
マエスさん:それ以上いるかもしれないですけど、多分このExcelってある程度限界がある。具体的には100万行とかはExcelでは難しい。
石井:データの行数ですね。
マエスさん:100万行ってどうだろう。多いと思うか少ないと思うかですけど、多くはないですね、ある程度ちゃんと探索しようとすると。
石井:個人でハンドリングする分には結構な量だなと思うんですけど、これをみんなで見ながらとか、どんどん溜めていきながら数年間のデータとかにした時には全然足りなくなっちゃいますよね。
マエスさん:そうですね。例えば1日の売上がいくらでした、じゃあ売れた商品は何でしたって話と、売れなかったけれども売れるまでのところで見てくれた商品は何でした?だったりとか。
石井:確かにそこまでいくと100万行じゃ足りないですね。
マエスさん:全然足りない。
石井:元のデータ全部明細データで全て保持している必要がありますもんね。
マエスさん:そうです。そうなってくるともうムリゲーじゃないですか。ムリゲーですし。私は元々新卒で入った会社はコンサル会社で、コンサルタントの人達全員データウェアハウス使えるわけではないんですね。
石井:そうですよね。
マエスさん:データウェアハウスって言葉すら知らなかった。知らないのでやっぱり自分で頑張って分析とかするんですけど、Excelが限界、CSVが限界っていうのはほんとに最初だと。
石井:なるほど。コンサル出身だからこそ、確かにデータが用意されていなければ自分でデータを集めることになるので、Excelとかに頼って件数の上限に引っかかるってことですね。
マエスさん:そうです。
石井:そういうことか。
マエスさん:どうしよう、今すごいいっぱい話したくなっちゃったんですよ。
石井:いいですよ。
マエスさん:コンサル時代の一番最初って、内定者の時代とかって、名刺の打ち込みレベルから始まるんですよ。
石井:名刺の打ち込み?
マエスさん:名刺の打ち込み。面白いんだよなーほんとに。
石井:名刺の打ち込みがどうして面白いんですか?
マエスさん:名刺交換している人なんである程度特定の人が交換してるんです。そこに対して役職と住所っていう情報が紐付くんです。
石井:なるほど。
マエスさん:名刺の情報から逆算して受注した人っていう話があって、契約した人ってのがあって、その差って「この地域なんかいけてないっすよね」とか「この地域強いっすよね」みたいな感じで、自分の中でちっちゃなデータなんですけど、ちっちゃなデータの中で自分の中で気づきがあったのが本当に面白かったです。もう1個、別に給食の献立表の打ち込みを1ヶ月間やったことがあって
石井:なんでやったんですか。
マエスさん:給食の献立表って面白いんですよ。めっちゃ面白くて。例えばメニュー表あるじゃないですか。で、メニュー表あった時に、そのメニューって原材料あるじゃないですか。で、給食の献立表ってのを考えた時って、要はカロリーとか栄養素のバランスが取れるように設計されているんですよ。自社で貯めてたところでも、計算はしてるけれども計算の途中結果って全部捨ててるんですね。
石井:確かに、なるほど。
マエスさん:意外と。拾って1個1個見ると「ああ、なるほど、キャベツ2分の1使ってるんだ」って。
石井:なるほど、なるほど。
マエスさん:「あ、でもここで肉のバランスでみたら、そうするとタンパク質量が」みたいな勘定が勝手に好きだったんですよ。マジで多分コンサルティング会社の中だと、最初もしかしたら雑用かもしれない。色んな会社にとってそうかもしれないけど、目の前にあるのって結構データとして大事だし面白いし、だからそう考えると意外と気がついてないだけでデータの価値って自分が思っている以上に深堀すると面白いことがめっちゃある。
石井:マエスさんまさにそれ聞きたかったやつです。法人番号株式会社を作られたじゃないですか。
マエスさん:ありがとうございます。嬉しい。
石井:あれはデータ分析をやっているマエスさんが、なぜ法人番号の会社を作りたいって思ったんですか。ちょっとそれ聞きたいんですよ。
マエスさん:どうしよう、今日2時間コースですか?
石井:長いよ。
マエスさん:何個かあるのを無理やり今まとめてみます。
石井:お願いします。
マエスさん:1つ目が、自社のデータって汚かったり、汚いって表現はあれかな。自社内のデータが整ってない。
石井:自社内のデータ。
マエスさん:はい、自社内のデータが整ってないってあるあるですよね。
石井:そうですね。
マエスさん:例えば、ある程度お客さん数がいる会社の人に質問してみるとする。BtoBを前提なんですけど、「今日の段階で契約社数何社か今ぱっと出せますか?」って聞いた時、もしくは「今までの累計の資料請求をしてくれた企業の数って何社かって自信持って言えますか?」って
石井:資料請求をしてくれた会社、確かに、なるほど。
マエスさん:はい。今、企業統廃合したり住所変更したり社名変更してるけど、今合ってる?って言えます?
石井:そうですよね。まさに国民。国で言ったら今マイナンバーが当然できたから主キーができてきてるじゃないですか。もう契約書の段階ってマイナンバーとか今の段階でないんで、氏名と住所で名寄せをするんですよね国も。
マエスさん:そうですね。
石井:住所が変わったりとか本籍地変わったりとかしたら、その人が同じ人じゃないという特定をされてしまったりとかして個人の名寄せってマイナンバーをできるまで難しかったんですよ。これは会社でも同じですか。
マエスさん:法人番号はできるんですよ。俺感動しちゃって。敢えて言います。グチャっとしたデータがあって、どう整えたら本当に正しいデータになるんだろうってわかんない。社名が変更されたとか住所が変更されたとかかわかんないよみたいな。何が正しいデータなんだろうって一個一個調べなきゃわからないって言った時に、ただ法人番号さえ紐付けたら自社のデータは綺麗になる。
マエスさん:あ、この番号かこの番号でっていうので記録しておいておけば、後で社名が変わっても住所が変わっても紐付けできる。
石井:会社の主キーは法人番号であると。
マエスさん:もうちょっと深堀して言うと自社の顧客を理解しようとしなければ、法人番号は不要なはずなんですね。自分たちのデータをちゃんと知りたくて、このお客さんって重複してるかなとか住所変わっちゃったから社名が変更されたからだったりとか、ほんとは何社いるんだろうってちゃんと把握しようとすると、やっぱりデータの世界だとプライマリキーが必要。これはちゃんとした1個の話だよねって。
マエスさん:それに付属する色んなデータだよねって話になってくるので。プライマリキーが必要。法人番号なんですよね。法人番号は企業をちゃんと理解してるか、BtoBの世界でお客様の理解しようとする時にはマジで必須だと思ってる。
石井:法人番号がすげぇ大事だいうのはめちゃくちゃ分かったんですけど、これをどうやったら会社に法人番号のデータを登録させられるんですか?
マエスさん:これは多分価値を証明するしかないんですよね実際に。お客さんの事を理解しようとしなければ法人番号不要であるという話をしたと思うんですけど、もうちょっと続きを言うと多分部署、会社の中でも部署ってあるじゃないですか。部署がそれぞれ単独して何かをやりたい時って、法人番号が実はいらない時の方が多いんじゃないのかなって思ってます。
石井:そうですよね。そうですよね。
マエスさん:例えば顧客管理システムでCRMとかを利用しながらっていうところで色々見たりすることってあると思うんですけど、まぁデータがある程度整ってなかったとしても何とかなるんですよ、自分の部署だけの活動だったら。全社としてどのぐらい問い合わせが来て、商談して、受注して、契約件数があって、最終的に請求までいけるかっていう全般の話をしようとすると、部署間の連携が必要なんですね。その企業で来てくれた人って長く継続してくれているのかな?だったりとか、その後に請求額っていくら発生したのかなってなると、やっぱり本当まとめる施策が必要ですよね。
石井:これ本当にその通りですよね。それぞれの色々なシステムで縦割りにSFAあって売上とか販売管理があって会計があってとか、いろんなシステムがあるんですけど、全てを横串で見る時に会社の情報がないと「この会社はどういうフェーズで商談が生まれて、何で会社にとって売上が発生して、支払いがいつできて、他の商品買ってくれて」というのを横串で見るために1個必ず「この会社は」っていう情報を繋げないといけないですよね。
マエスさん:そうなんですよ。そう考えると、その法人がユニークであるっていうのを保証することってどれだけ難しいか。これは多分今すごく大事なDX投資ってあるじゃないですか。DX投資っておそらくある程度データが分からない人が見やすいところの投資に移りがちだと思うんですね。
「これさえやれば上手くいく」みたいな。でもご存知の通りDX投資って9割が失敗する。これは経産省のデータで言うと、9割は失敗する。なんでかっていうと、その大元中の大元をちゃんと整ってないっていう専門用語で言うならMDM。マスター・データ・マネジメントっていう大元の中のデータが整ってないのに何に投資してるんだ?みたいな。
「みんな商談しやすくしましょうね。よし、できた」、じゃあ「その商談の大元中で何が受注しやすかったって、今自信持ってい言える?」みたいな、ってなると実は見えづらいけれども、すごく大事なものが私は1つは法人番号だと思うんですね。
石井:そうですね
マエスさん:すげぇ大事。こんだけ大事なものが何でみんな使わないって。これさえあればどんだけ楽になんだろうみたいな感じのものが、私のキャリアを変えたって言っても自信持って言えるぐらいに法人番号に救われた。なので、私は法人番号を広めたいなっていうのがどうしても1個目なんです。(すでに2時間収録中)
石井:後長いやつ沢山あるやつはまたゆっくり話を聞けるとして、でも法人番号を入力する仕組みを法人番号株式会社でサポートされているっていうことなんですよね。
マエスさん:おっしゃる通りです。
石井:じゃあちょっと次のガチャ回させていただきますね。
マエスさん:お願いします。
石井:はい。じゃあ次のガチャはなんだろうな。「データを通してたくさんの人に会えた」ちょっとこれ僕が入れさせてもらったんです。
これがまさに今回の収録もそうですしマエスさんとお話ししていることがそうだと思うんですね。会社だって違うし会社の時にお会いしたこともないですし、ただデータが好きでXの中で投稿して色々な人と繋がる中でマエスさんと知り合いになって、こうやって飲みに来たりとかして、こんな話をしてるっていう。
マエスさん:一番飯店って何回、4回目ぐらいかな。
石井:そうですね、来ていただいてますね。こちらのお店にお越しいただいて、こうやって話してるというのも当然嬉しいことなんですけど、マエスさんの中でデータのことを発信して知り合えた人たちってどういった方がいらっしゃいますか?
マエスさん:めっちゃいます!
石井:めっちゃいますか?
マエスさん:めっちゃいる。大学とかは、特に産官学。
あ、そう産官学だと全部か。産はそうじゃないですか、私達の今こうやって一緒に、何かの仕事だったりとか何かビジネスで自分達の事業活動をよくするところはあると思うんですよね。官はさっきの法人番号にもし繋げるとするとデジタル庁の人が会いに来てくれて、「法人番号こんだけ好きな人って何?」みたいな。
石井:どういう人だろうっていうのを会いに来てくださったんですか?
マエスさん:会いに来てくださって、あとは経産省のページにも載っているので、この法人番号を利活用してどうビジネスを変えるかっていうところだったりとか、どう事業を成長させるかってというところは「出会い」ですよね。本当に。
石井:やっぱ面白いですね。
マエスさん:面白いですね、本当に。あとは学は大学の先生。
石井:大学の先生ですもんね。あと会社立ち上げてからいろんな投資をされたと思うんです。
マエスさん:よくご存じで。
石井:その後にいくら儲かるかとかってあんまり度外視って感じで、まずは自分でお金を出しながら、それでもこの良いと思うプロダクトを世に広めたいっていう思いでやられているじゃないですか。
マエスさん:はい。これねー本当にデータ界隈の人たちは特に知ってもらいたいなと思いますね。
語弊を恐れずに言うと、データ界隈の人たちは多分企業勤めで儲かる。これは需要と供給のバランスのところで、今まだまだ勉強してデータ界隈のところに触ってくれる人って、これだけニーズがあるのによく分かんないからちょっと触りづらいところってあると思うんですね。
良い会社じゃなくても今ここから自分で新しい何かを作るってやった人は多分うまくいくと思うんですね。上手くいくと思うんですよねっていうか、多分私は保証してうまくいくと思います。でも多分そこじゃないんですよね。あと80年後って
石井:80年後。
マエスさん:死ぬかもしれないんですけど実は、多分私がやってることは法人番号のサービスって無料サービスなんですね、基本は全部。
石井:サービスか。
マエスさん:登録も不要なものがはず割合的には。ユーザー数も増えたし、けど綺麗事じゃないですか、要は要は綺麗事。80年後に死ぬ一人の話で、綺麗事って多分良いような気がしてるんですね。良くないですか?
俺1人の人生ですよ。この1億数千万とかっていう話に対して自分一人が頑張って自分一人でなんとかなる範囲で、もしもここに対してプラスの影響を残せたら「ああ、俺良かった、生きてて」って感じます。皆にとってどうかって、自信持って言えるかというかっていうと、ちょっと分かんなくなってくる時ってあるんですよ。
マエスさん:でも「俺が良かった」
石井:自己満足して
マエスさん:ほんとにこれに出会って良かった。これだけ好きになったものが世の中のためになるかもしれない。で、今、プロダクトとかサービスとかやっていく中で、共感してくれる人とか愛してくれる人がいいんですよ法人番号とか。俺は多分これは自分の人生を賭けてでもいいかなって思えたんです。法人番号に。
石井:儲かるとかそういうところじゃなくて、このプロダクトを広めてみんなが使ってもらう。いかに安価なところで使ってもらうことで、世の中のデータが綺麗になるぞと。
マエスさん:はい、自分が好きすぎるものが世の中のためになったら、どんだけ俺「面白い人生だったな」って思えるんだろうって思ったのがあります。
石井:やっぱりマエスさんの会社を立ち上げた想いとか、このプロダクトを作ったところという熱いところっていうのが、今日こうやって聞けたのが嬉しかったですね。
マエスさん:ちなみに10万ユーザーいきましたよ。
石井:いきましたね、すごい。このマエスさんの想いというところに共感して購入してくれてる人たちっていうのも多いと思うんですよ。この話がまたちょっと今回の動画の中で色々伝わればいいなっていうのも思います。
マエスさん:本日の学び。ありがとうございます。
石井:ちょっとたくさん学ばせていただいたな。
マエスさん:どうしよう。今書く前になんですけど、法人番号私、語りすぎてません?大丈夫ですか?
石井:いいんですよ、それは。今日は語ってもらいたかったんです。はい、大丈夫ですか?
マエスさん:大丈夫です。
石井:はい。では本日の学び、気づきをまずは私の方から出させていただきます。はい、じゃじゃん。
法人番号とマエスさん。これはもう最高です。これ、今日の話を聞いて法人番号の素晴らしさを教えていただきましたし、やっぱりこのマエスさんの熱量、パッションをこうやって飲みながらで、熱い想いでこうやって聞かせてもらえたっていうのが嬉しいです。もうマエスさんがこの法人番号なんで好きなのか、今これからどうしていきたいのかっていうのもたくさん伺えまして、多分もっと深めたい話というのがたくさんあると思うので、この後またじっくり喋らせていただけたらなと思います。
マエスさん:ありがとうございます、本当に。
石井:では、マエスさんの本日の学び、気づきをお願いします。
マエスさん:はい。(今日お話しさせて頂いた)自分が法人番号を好きすぎる件は(ひとまず)置いておいてますね。
もうその学びは置いておいて、本当に今日の話で言うと、こちら!
石井:いいですね。データは全てをつなぐ。
マエスさん:全てじゃないでしょって話とかってあると思うんですけど、いや、多分全てにしたい。私の中でデータの中身は商品だったり人だったりとか、何かの行動だったりとかっていろんなものがあったりするんですよね。それに真摯になっている人たちって、やっぱり繋いでくれますよね。自分が本当に繋がりたい人たちだったりとか、だったら全てって言いたい。全てを繋げてくれるって。
石井:データも人もやっぱり繋がるからこれからの先があるっていうことですよね。
マエスさん:はい、です。なので今日とかねほんとに
石井:繋がれましたね。
マエスさん:こんな機会本当に、計算したらこんなことになるかって絶対になりえない。
石井:なり得ないですね。ありがとうございます。
マエスさん:本当にありがとうありがとうございます。
石井:まさにこのデータも人も繋がるから、これからの未来がある、先があるっていうところをマエスさんにも話していただいて、とてもいいお話を今日聞きました。ありがとうございます。
マエスさん:ありがとうございます、本当に。
石井:じゃあ、今回のデータ飯店の収録はこれで以上となりますので、あとはちょっと打ち上げの中でまた軽く飲みながら、より深い話も聞けたらいいなと思います。
マエスさん:個人的にはまだ残り3分の2あります笑、まだ!面倒くさくならないですかね。
石井:では、本日のデータはこれで以上となります。どうもありがとうございました。
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