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データのじかんフィーチャーズ|part.028|今年は12月22日が決勝!もはや年末の風物詩はお笑い!? M-1グランプリを2019/2020/2021のデータで振り返る

データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちは!!【データのじかんフィーチャーズ】担当の畑中一平です。【データのじかんフィーチャーズ】は、最新の話題や事件に焦点を当て、これまでに「データのじかん」で紹介した記事の中から厳選してピックアップし、詳細にレポートして皆さまにお伝えする企画です。

第28回目となる今回は、年末の風物詩として広く認識されている“M-1グランプリ”にフォーカスした特集をお届けします。

         

毎年12月の初旬に開催されるこのお笑いコンテスト『M-1グランプリ』は、その年の漫才チャンピオンを決めるための大会で、多くの人々が楽しみにしています。テレビ放送もされるため、家族や友人と一緒に視聴するという人も多いですし、年末の特別なエンターテインメントとして位置づけられています。

また、M-1グランプリはその年の流行や社会情勢を反映したネタも多く見られるため、その年を振り返る一つの手段としても楽しまれています。優勝者には賞金と共に翌年のテレビ出演などのチャンスが与えられるため、若手漫才師にとっても非常に重要な舞台です。

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M-1グランプリが多くの関心を集める理由はいくつかありますが、以下が主なポイントになります。

① 大きな舞台での発表の機会

M-1グランプリは、漫才師にとって国内最大級の舞台の一つです。多くの漫才師がこの大会を目指し、その年の最も優れた演技を披露することで、キャリアを飛躍させることができる大会です。

② 新しい才能の発掘

毎年、新たな才能が発掘されることもこの大会の魅力の一つです。未知のコンビがブレイクする瞬間を目撃できるため、お笑いファンにとっては見逃せないイベントです。

③ 幅広い層に支持されるエンターテイメント

M-1グランプリの漫才は幅広い年齢層に受け入れられる内容が多く、家族連れから若者まで楽しめるため、多様な観客層がこの大会に関心を持っています。

④ 年末の風物詩としての位置づけ

12月に開催されるこの大会は、年末の風物詩としての役割も果たしています。年の締めくくりに笑いで一年を振り返る機会を提供することで、多くの人々にとって特別な時間となっています。

⑤ 社会的な話題やトレンドの反映

漫才は社会的な話題やトレンドをネタにすることが多く、その年の出来事や流行を反映した内容が見られるため、視聴者にとっても興味深い内容が多いです。

これらの要素が合わさって、M-1グランプリは年々大きな注目を集め、日本国内のみならず国外からも多くのファンがこのイベントを楽しんでいます。

そこで今回のデータのじかんフィーチャーズでは、過去に開催された『M-1グランプリ』の特集を紹介したいと思います。

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2019年:過去最高にレベルの高い戦いになったと言われるM-1グランプリ

2019年のM-1グランプリは、非常に注目された大会でした。この年の優勝コンビ「ミルクボーイ」は、その独特なユーモアで審査員と観客の両方から高評価を受けました。

ミルクボーイの漫才スタイルは、日常生活の小さな出来事や会話をテーマにしており、特に彼らの「オカン」に関するネタが大きな特徴です。このネタでは、内海崇が母親から受ける過保護な愛情を面白おかしく表現し、駒場孝がその突っ込み役を務めるという形式を取っています。その漫才は、親しみやすさと共感を誘う内容で、多くの観客に愛されました。

決勝戦では、彼らは見事なパフォーマンスを展開し、他のファイナリストたちとの競い合いの中で頭一つ抜け出る演技を見せました。審査員からは、そのユニークなアプローチと漫才に対する新鮮なアイデアが高く評価され、最終的には圧倒的な得点差で優勝を果たしました。

ミルクボーイの勝利は、彼らのキャリアにとって大きなターニングポイントとなり、その後のテレビ出演や各種メディアでの露出が増加しました。また、彼らのスタイルが若い世代の漫才師に新たな影響を与えることとなり、日本のお笑いシーンに新しい風を吹き込む結果となったのです。

以下の記事では、その年の大会が特異であった理由や、ミルクボーイがどのようにしてその得点を達成したかについてのデータ分析が詳細に行われています。さらに、他の出場コンビとの比較、及びM-1の過去のデータとの比較を通じて、どれだけレベルが高い戦いであったかが解説されています。

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2020年: 実は「最低点が最高点だった」

2020年のM-1グランプリでは、お笑いコンビ「マヂカルラブリー」が優勝しました。この年の大会は新型コロナウイルスの影響で様々な制約がありながらも開催され、特異な状況の中で行われたことが話題となりました。

マヂカルラブリーは、野田クリスタルと村上から成るコンビです。彼らは漫才もコントも行いますが、基本的には漫才がメインです。野田が唐突に「◯◯になりたいですよー!/◯◯ですよー!(例:いじめっ子になりたいです/ジブリが好きです、など)」と叫び、それに村上が応じる形でネタが展開されます。

形式的には漫才コントに近いものですが、同じく漫才コントを得意とするサンドウィッチマンやアンタッチャブルなどとは異なり、野田が一人で好き勝手に演じている横で村上が傍観者としてツッコミを入れ続けるという独自の芸風を持っています。そのため、漫才であるにもかかわらず二人で掛け合いをするシーンが極端に少ないのも大きな特徴です。

決勝戦では、強豪コンビとの競争の中でマヂカルラブリーがトップの成績を収め、見事優勝を飾りました。彼らの勝利は、彼らの漫才キャリアにとって大きな飛躍となり、その後の活躍に大きな影響を与えています。

2020年のM-1グランプリでは、コンテストの全体的な得点の平均が高く、参加者間の得点差が非常に小さいことが特徴でした。これは参加者全体のレベルが均一で高いことを示しています。特に、過去最低点が他年の最高点に匹敵するほどの高得点であったことが注目されています。

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2021年:データから見えた休止期間の芸人たちの努力

2021年のM-1グランプリでは、お笑いコンビ「錦鯉」が優勝しました。錦鯉は、長谷川雅紀と渡辺隆のコンビで、特に長谷川が56歳、渡辺が50歳という高齢での優勝が大きな話題を呼びました。彼らの優勝は、年齢に関係なく夢を追い続けることの素晴らしさを示す象徴的な出来事として多くの人々に感動を与えました。

錦鯉の漫才スタイルは、長谷川がとてつもない馬鹿らしさを突き抜ける形でやりたいことをシミュレーションします。これに対して、渡辺が冷静にツッコミを入れます。尚、漫才中は二人が下の名前で呼び合っています。

また、漫才は長谷川が「こーんにーちわーーー」と言うところから始まり、渡辺が「うるせぇんだよ!」「こんばんわだろ!」「はい、こんにちは」と返し、長谷川の頭を叩くという掴みで進行します。その後、例えば長谷川が「一文無し、参上!!」と叫び、渡辺が「みっともねぇよ!」と突っ込むなど、挨拶後に続くネタは両者で考えています。

この大会では、他にも強豪コンビが名を連ねる中、錦鯉が一貫して安定した演技を見せ、最終的に優勝に至りました。その結果、彼らのキャリアにおいて新たな扉が開かれ、テレビ出演やイベントでの引っ張りだことなりました。

以下の記事では、コロナウイルスの休止期間中に漫才師たちがどのようにスキルを磨いたかに焦点を当て、錦鯉が他の参加者とどのように差をつけたかをデータを通じて解析しています。また、年齢の高い漫才師が成功を収める傾向があることも示されており、漫才界の新たな動向が示唆されています。

【2021年最新版】M-1での錦鯉の優勝は必然だった? データから見えた休止期間の芸人たちの努力

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以上、今回は『M-1グランプリ』について、5件の厳選記事を添えて紹介させて頂きました。

それでは、次回も【データのじかんフィーチャーズ】をよろしくお願いします!


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(畑中 一平)

 

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