12月中旬になると街がイルミネーションで彩られ、クリスマスの雰囲気が一層高まりますね。今年はコロナ禍による行動制限が緩和されたため、多くの人々がクリスマスパーティーを計画されていると思います。
筆者の場合、クリスマスは毎年家族でクリスマスディナーを楽しむのが恒例なのですが、この記事を執筆している最中に、ケーキの予約をすっかり忘れていたことに気づきました。
それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!
ビジネスの世界において、アーティストが作品を創造する方法である「アート思考」の考え方が広まってきています。しかし自由であるはずのアート業界は、実は因習にとらわれた狭く閉ざされた世界です。今回は、そんなアートワールドの概要とそこに押し寄せるテクノロジーについて紹介します。
・アートとビジネス(前編):AI社会のサバイバルでアーティスト思考は武器になるか
AIの進歩は日進月歩。そのトップを走る企業の一角が『ChatGPT』を開発したOpenAIとパートナーシップを組み、AI搭載の検索エンジン『Bing』『Microsoft Edge』を運営する米マイクロソフトであることに間違いはありません。そんな同社は2023年7月にも、「LongNet」「RetNet」という、大規模言語モデルやその基礎アーキテクチャとなる深層学習モデルについての論文を発表し、話題を呼びました。本記事ではそれらを中心に、AI開発研究の最前線についてリポートします。
・マイクロソフトが10億トークンを扱える「LongNet」を発表 大規模言語モデルの最前線はどこへ向かう?
食文化が多様化する中、コロナ禍以降のインバウンドの回復も後押しし、国内のベジタリアン・ヴィーガン市場が著しい成長を遂げています。世界的に、従来の食事スタイルにとらわれない消費者の増加し、健康意識が高まっています。そうした中で代替肉なども注目を集めています。今回は、国内のベジタリアン・ヴィーガン市場の変化や代替肉の広がりについてデータを交え紹介します。
・ベジタリアン・ヴィーガン市場が拡大する中、注目を集める代替肉。どのくらいの人が食べたことがあるの?
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2023.12.04 公開
今回の話のテーマですが、AIではなくアートになります。
AI関連の発表や論文は相変わらず大量にあるのですが、従来の考え方を否定するような話が出てきたので、確認できるまで少し様子見する必要があります。
で、アートといえば、油絵のような絵画を思いついてしまいますが、デジタル分野の最先端にあるAIとは対極にある分野になります。
2023.12.05 公開
今回のテーマですが、アートワールドとテクノロジーの関係についてです。
前回は、アートワールドのルールでアートが高額売買されている、という意外な話でした。まず聞いたことがないアートワールドという言葉を芸術論ではなくビジネスやテクノロジーも交えて説明します。
2023.12.08 公開
2023年7月6日に発表された「LongNet」は、現在の深層学習モデルのデファクトスタンダードである「Transformer」の発展型の一つです。2017年にGoogleの研究チームらによって発表された論文『Attention is All You Need』にて提案されたTransformer。
論文のタイトルでも示されている通り、深層学習モデルの構築において、それまで組み合わせられていた「リカレント」「畳み込み」ネットワークを排除し、「Attention」機構のみに基づくことで、並列処理やトレーニングにかかる時間、精度の大幅向上を達成したのがTransformerであり、今ではGoogleの『BERT』や、ChatGPTに用いられている『GPT』など、代表的な自然言語モデルのベースとなっています。
2023.12.06 公開
インターネットによりさまざまな情報にアクセスしやすくなったことで、さまざまな食文化が共有されやすくなりました。
そうした中で、野菜を主食とし、肉や魚を食べないベジタリアンや肉・魚に加え、卵や牛乳、はちみつなど生物由来の食べ物を口にしないヴィーガン、基本は菜食をしながらも、場面に応じて肉や魚を口にするフレキシタリアンなどのスタイルを撮る人も増えています。
またイスラム教のハラル・フードのように、宗教上の理由で特定の食べ物を口にできない場合もあります。
観光庁が公開している「飲食事業者等におけるベジタリアン・ヴィーガン対応ガイド」による、主要100ヶ国・地域におけるベジタリアン等の人口は、欧米諸国を中心に毎年約1%近くの増加傾向にあり、2018年には約6.3億人に達しているということです。
今回は「アートとビジネス(前編、後編)」という記事を紹介させていただきました。
現代のビジネススタイルは、アナログ思考からデジタル思考へと急速に移行していますが、これだけでは新たな付加価値やビジネスの創出は難しいのではないかと、長い間疑問に思っていました。
筆者はエンジニアリング業界で働いていますが、世に受け入れられるイノベーションの多くは、企画や試作の段階で周囲から否定されることが多いです。例えば、液晶パネルやデジタルカメラが登場した当初、これらがブラウン管テレビやアナログカメラを超えるとは想像もつきませんでした。
「ブラウン管テレビが薄型パネルに進化するとスタイリッシュだろう」とか「カメラがデジタル化すれば、フィルムを気にせずに何度でもシャッターを切れる」という考え方は、記事中で紹介している「デザイン思考」や「アート思考」から生まれたものだと思います。
しかし、現在の日本のモノづくりでは、「デザイン思考」や「アート思考」によって生み出されたアイデアは、製品開発に莫大な資金が必要であり、売れる保証がないという理由から実現に至らないことが多く、このプロセスに対するモチベーションは降下し続けているように思えます。
今回紹介させて頂いた記事を読み、企業はもっと積極的に「デザイン思考」や「アート思考」のプロセスを取り入れ、改善を進めるべきだと実感しました。
みなさんもぜひ、「これからのAIビジネス」を一度、思い描かれてみてはいかがでしょうか?
それでは次回もみなさま、どうぞ「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!!
(畑中 一平)
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
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(畑中 一平)
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