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筆者にとって梅雨は、紫陽花とカタツムリを思い浮かべる季節ですが、最近まったくカタツムリを見かけなくなったことに、今年初めて気が付きました。
調査してみたところ、驚くべきことに、多くのカタツムリ種が環境省のレッドリストに絶滅危惧種として掲載されていることが分かりました。
カタツムリの数が減少している理由には、気候変動、都市開発、農薬の使用、天敵の増加、異常気象など、さまざまな環境要因が考えられます。
ですので、皆さんもカタツムリを見かけたら、これらの小さな生き物に危害を加えないように心がけてください。
それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!
データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちは!!【データのじかんフィーチャーズ】担当の畑中一平です。【データのじかんフィーチャーズ】は、最新の話題や事件に焦点を当て、これまでに「データのじかん」で紹介した記事の中から厳選してピックアップし、詳細にレポートして皆さまにお伝えする企画です。第4回目の今回は、今、多くの企業で取り組んでいるDXに必要不可欠な“BI(ビジネスインテリジェンス)ツール”について、これから導入を検討している方向けに、“基礎”にフォーカスした特集をお届けします。
データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちは!!【データのじかんフィーチャーズ】担当の畑中一平です。【データのじかんフィーチャーズ】は、最新の話題や事件に焦点を当て、これまでに「データのじかん」で紹介した記事の中から厳選してピックアップし、詳細にレポートして皆さまにお伝えする企画です。第5回目の今回は、今、多くの企業が取り組んでいて話題の“DX(デジタルトランスフォーメーション)”について、これからDXに取り組もうとしている方向けに、“DX人材”にフォーカスした特集をお届けします。
2024年2月末、AI・機械学習関連で話題となったニュースといえば「1ビットLLM」の可能性でしょう。2月27日、『The Era of 1-bit LLMs: All Large Language Models are in 1.58 Bits(1ビットLLMの時代:すべてのLLMは1.58ビットに)』と題した論文がMicrosoft Researchと中国科学院大学の研究チームにより発表されたことがその発端となっています。1ビットLLMとは何なのか? 具体的にどんな技術で、どんなメリットをもたらす可能性があるのか?大きく世の中を変えるかもしれないこの技術の基本について、今のうちに押さえておきましょう。
デジタルテクノロジーやデータの活用がビジネスの必須要件になりつつある今、企業における組織や人材育成の在り方に、抜本的な改革が必要になっています。とりわけ大企業は、戦略にもとづいたスキルマップの作成や学習プログラムを整備するなど、予算と時間をかけて対応を急いでいますが、成果が出ているとはいえないようです。どこに問題があるのでしょうか。リスキリングに関する書籍を複数出版し、人材育成サービスを提供するグロースXで執行役員マーケティング責任者を務める松本健太郎氏が、住友生命でデジタル共創オフィサーとしてデジタル戦略の立案・執行に携わる一方、社内外のDX人材の育成を手がける岸和良⽒をゲストに招き、「大企業とリスキリング」について意見を交わしました。
大企業は、戦略にもとづいたスキルマップの作成や学習プログラムを整備するなど、予算と時間をかけてリスキリングを進めていますが、今一つ成果につながっていないように見えます。何が欠けているのでしょうか。グロースXで執行役員マーケティング責任者を務める松本健太郎氏が、住友生命でデジタル共創オフィサーとしてデジタル戦略の立案・執行に携わる一方、社内外のDX人材の育成を手がける岸和良⽒をゲストに招き、「大企業とリスキリング」について意見を交わしました。前編に続き、その内容をお届けします。
データのじかんを運営するウイングアーク1stがフォーラム・協議会スポンサーとして参加している「TDBC Forum」が、今年もオンラインで2024年7月5日(金)に開催されます。TDBC(運輸デジタルビジネス協議会)とは、運輸業界をより安心・安全・エコロジーな社会基盤へと変革し、業界・社会へ貢献することを目的に2016年に創立されたワーキンググループです。今年も1年間の活動や成果の発表を中心に最新事例、ソリューションなど実践可能な内容を紹介します。
先進国において、夫婦別姓ができないのは日本だけ、といわれているのはご存じでしょうか?女性の社会進出が広がり、中長期的なキャリアの構築が求められる昨今、夫婦別姓を求めるカップルは増えつつあります。そうしたカップルの中には事実婚という選択肢をとる人たちも少なくありません。そこで、今回は事実婚について、データも交えて紹介していきます。
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2024.06.18 公開
BI(ビジネスインテリジェンス)ツールとは、企業がデータを分析し、ビジネス上の意思決定を支援するために使用するソフトウェアやサービスの総称を指します。これらのツールは、大量のデータを収集し、それを加工・整理して視覚的なレポートやダッシュボード、グラフなどに変換します。これにより、トレンドの発見、業績の追跡、効率的な戦略の策定などを容易にしてくれます。
『BIツール』は、経営陣やビジネスアナリストが迅速かつ効果的な意思決定を行うのに役に立つことから、現在多くの企業が取り組んでいるDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現を支援します。
そこで今回のデータのじかんフィーチャーズでは、『BIツール』の基礎編として、『歴史』、『導入』、『学び方』の観点でFeatureします。
2024.06.22 公開
『DX人材』とは、デジタルトランスフォーメーション(DX:Digital Transformation)を推進するためのスキルや知識を持った人材のことを指します。DXは、デジタル技術を活用して企業のビジネスモデルや業務プロセス、企業文化を根本的に変革することを目的としており、その実現にはデジタルスキル、ビジネススキル、変革マネジメント、イノベーティブ思考など、特定の能力を持つ人材が不可欠です。
『DX人材』は、テクノロジーだけでなく、それをビジネスに統合し、組織全体の変革をリードするための総合的なスキルセットが求められます。これにより、企業はデジタル時代における競争優位を確保し、持続可能な成長を目指すことができます。
そこで今回のデータのじかんフィーチャーズでは、『DX(デジタルトランスフォーメーション)』の基礎編として、『DX人材』を『育成』、『指針』、『学習領域』の観点でFeatureします。
2024.06.17 公開
1ビットLLMとは、0または1の2値でデータを表現する1ビット量子化を用いて学習・推論を行うLLM(大規模言語モデル)です。量子化とは、連続したアナログの数値を離散的なデジタルの数値に置き換えることであり、機械学習やディープラーニングに用いることで、メモリ消費量や計算量、それに伴う消費電力などの削減につながることは以前から知られていました。しかし、それと引き換えにモデルの精度が下がるという課題があり、8ビット、4ビットなど量子化と精度のバランスを取ることに取り組まれている状況にありました。
Microsoftは同テーマに取り組み続けており、2023年10月17日には『BitNet: Scaling 1-bit Transformers for Large Language Models』と題した中国科学院大学、清華大学の共同研究チームとの論文により、1ビットLLMでありながら精度を保つ可能性を示す技術としてTransformerにおけるnn.LinearをBitLinearに置き換えた「BitNet」が発表されました。
そして、そのバリエーションとして2024年2月末に発表された「BitNet b1.58」が、1ビットLLMに大きな注目を集めるきっかけとなります。
2024.06.20 公開
松本:私は、大学を卒業してから営業職に就き、その後エンジニアに転身しました。エンジニア時代に、大学院で統計学やデータサイエンスを学び直し、現在はその分野で仕事をしています。私自身がリスキリングしながらキャリアを積んできたこともあり、リスキリングに強い関心があります。
現在、リスキリングをテーマにした著作を執筆するため色々と調べている中で、大企業とリスキリングの間に何らかしらの「隔たり」を感じました。大企業というのは、少なくとも近い将来は安定しており、おそらく社員もリスキリングを「自分ごと」として捉えておらず、マインドチェンジが必要なのではと考えています。岸さんは、まさに企業の現場でリスキリングの指導に当たっているので、いろいろとお聞きできるのを楽しみにしていました。
まずは読者に向けた自己紹介を兼ねて、リスキリングとの関わりを教えてください。
2024.06.20 公開
松本:私たちが目指しているリスキリングは、単にデジタルの知識や技術を学ぶことではなく、デジタルという手段を通じてどのように顧客価値を高めていくかが本質です。
岸:その点について言えば、デジタル特有の顧客価値の高め方を学ぶ必要があるでしょう。例えば対面の接客は、ゆっくり時間をかけた方が顧客満足度は上がりますが、デジタルでは「時間が長い」ということはマイナスに作用する特性があります。このような特性を理解しているかいないかで、成果は大きく変わります。
松本:例えば2000年ごろに、「対面で売っていた保険が実はWebサイトでも売れます」と、デジタルマーケティングの専門家が言っても、周囲の人は「そんなわけない」と信じなかったでしょう。マインドの切り替えを進めていくことも、リスキリングの重要なポイントだと感じます。
2024.06.21 公開
物流関連2法改正は、物流の効率化と環境負荷の軽減を目指しています。これにより、荷待ち時間の短縮、積載率の向上、脱炭素化の推進が含まれ、長時間労働の是正が図られます。運送契約の透明化を進めるため、書面化やデジタル化が推奨されており、下請け構造の是正を通じて収益とドライバーの待遇改善も期待されます。
また、物流2法改正による荷待ち時間の削減では、具体的な対策として発着荷主事業者でのバース予約受付システムの導⼊等が急速に進むことが想定されます。
バース予約受付システムによる物流事業者側の影響、課題も多く、システム導入による荷主、物流事業者の双方の効果を最大化するためには、導入時の計画や現場の運用手法などを成功事例から習得し、発荷主・着荷主・運送事業者のパートナーシップをはかることが重要です。
そんな中、運輸業界課題の解決にワーキングループでの活動の成果を発表する年1回のイベント「TDBC Forum 2024」が今年も開催されます。
2024.06.21 公開
事実婚は、法律上の手続きを行わずに、事実上の夫婦関係を築くことを指します。
2022年の内閣府男女共同参画白書によると、事実婚の割合は推定2-3%ということです。これは、人口に換算すると200-300万人に該当します。
事実婚のメリットは、冒頭で紹介した夫婦別姓を選べること以外にも、双方、名字を変える必要がないため、名字を変更する手続きや、結婚に伴う届出、費用を省略できることがあります。結婚式や婚姻届の提出などの煩わしさをなくし、費用を抑えることができます。
また、事実婚では法律上の義務や責任が少ないため、自由な生活スタイルを維持することができるという利点もあります。
日本では同性婚が認められていないため、同性同士のカップルで事実婚を選択する人もいます。
実は筆者、コロナ禍以降、体調があまりよくありませんでした。2年前の人間ドックでの心電図検査で不整脈が見つかり、その後の精密検査で心房細動と診断されました。
心房細動は、心臓の上部にある心房が不規則かつ速く収縮する状態を指す、最も一般的な不整脈の一つです。この症状が発生すると、心臓は血液を効率的に全身に送り出すことが困難になります。
心房細動の主なリスクは血栓が形成されやすくなることです。これが脳に運ばれると脳卒中を引き起こす可能性があり、非常に危険な病気として知られています。
症状が落ち着いている時期はそれほど気にならないのですが、寒い時期には不整脈が増えることに悩まされており、このたび、根治を目指して手術を受けることを決意しました。
手術は2024年6月18日に行われましたが、前準備として半年間にわたり様々な検査を実施し、心臓の立体画像を含む多くのデータを取得しました。
手術方法は高周波カテーテル焼灼術(アブレーション)で、手術室はリニューアル直後で最新のデジタル機器が整っていました。
無事手術を終え、2泊3日の入院を経て、データの持つ可能性や技術、そして医療従事者の尊さを改めて実感しました。
前置きが長くなりましたが、今回は、IoTの医療機器での活用例を紹介したいと思います。
医療機器とIoT(Internet of Things、モノのインターネット)の組み合わせは、近年、医療分野で大きな注目を集めています。この技術は、医療機器がインターネットを通じて互いに通信し、データを収集・共有することで、患者の健康管理を向上させる目的で使用されます。
・リアルタイムモニタリング:
IoTを活用した医療機器は、患者のバイタルサイン(心拍数、血圧など)をリアルタイムで監視し、異常があれば即座に医療スタッフに通知することができます。これにより、迅速な対応が可能になり、緊急時のリスクを減少させることができます。
・データ駆動型の治療決定:
収集されたデータは医療提供者によって分析され、よりパーソナライズされた治療計画の策定に役立ちます。これにより、患者一人ひとりのニーズに合った最適な治療が提供されるようになります。
・患者の自己管理の促進:
IoT機能を備えたウェアラブルデバイスやアプリは、患者自身が自分の健康状態を日常的にチェックし、管理する手助けをします。例えば、活動量計やスマートウォッチがその例です。
・コスト削減と効率の向上:
データの自動収集と分析により、不必要な診察や検査の削減、病院への訪問回数の減少など、全体的な医療コストの削減に寄与します。
・遠隔医療の実現:
IoTデバイスを通じて、遠隔地にいる医師が患者の健康状態を監視し、必要なアドバイスを提供することができます。
・ウェアラブルデバイス:
心電図や血糖値モニタリングデバイスなど、様々な健康状態を監視するためのウェアラブル技術があります。
・スマート病院:
病院内の機器やシステムが連携して効率的に運営されることで、患者の待ち時間の短縮や治療の迅速化が実現します。
今後はIoT技術の進化により、将来的にはさらに多くの革新的な医療アプリケーションが現れることが期待されます。
それでは、次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
(畑中 一平)
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