「Xプレミアム」はTwitter時代に「Twitter Blue」と呼ばれていた有料サービスだ。「Xプレミアム」には3種類のコースが存在する。
・ベーシック 月額368円・年額3,916円
ポストの編集(編集可能時間は投稿後1時間以内5回まで)
長文の投稿(最大25,000文字)
など
・プレミアム 月額980円・年額10,280円
ベーシックに加え
認証バッチの付与
Xアナリティクスが使える
収益化が可能になる
など
・Xプレミアムプラス 月額6,080円・年額60,040円
ベーシック、プレミアムに加え
広告が無表示
ブログのような記事作成ができる
なお、価格はウェブサイトからの申し込み、アプリからの申し込みで異なる。ウェブサイトからの申し込みの方が安い。
私は約2年間、「Xプレミアム」のプレミアムコースを使ってきた。しかし、「Xプレミアム」はあまり意味がないように思う。
ポストの編集
→ポストの編集自体は大変便利だ。「間違えた」と思えば、すぐに修正できる点はありがたい。一方、Xの最大の強みは、気軽に投稿(ポスト)できる点だ。そのため、修正の代わりに「削除→再投稿」というやり方で、十分に替えが効く。
長文の投稿
→長文は投稿できるが、タイムラインで表示されるのは最初の200字のみだ。きちんと、計測したわけではないが、最初の200字以降を読む人は限られるのではないか。長文を読ませるには、「note」が有効に思える。
認証バッチの付与
→見栄えはよいが、それ以外に特筆すべきメリットは感じられない。
収益化
→そもそも、フォロワー数等が足りないので、収益化ができない
このように、メリットはあるにはあるが、とても年額10,280円に見合ったメリットは感じられない。
しかし、2025年6月現在、私は「Xプレミアム」を続けている。なぜ、メリットが感じられないのに続けているのか。その理由は自動更新に気づかなかったからだ。いつの間にかに、自動更新され、領収書がメールで送られてきた。私が記憶する限り、X上では更新のお知らせはなかった。メールでも、自動更新の告知メールはなかった。ある日、突然、領収書が届いたという感じだ。
「Xプレミアム」を利用しないのであれば、早めに更新をキャンセルすることを強くおすすめする。自動更新期間の24時間以上前であれば、Xプレミアムの設定画面からキャンセルできる。
著者・写真撮影:新田浩之
2016年より個人事業主としてライター活動に従事。主に関西の鉄道、中東欧・ロシアについて執筆活動を行う。著書に『関西の私鉄格差』(河出書房新社)がある。
(TEXT:新田浩之 編集:藤冨啓之)
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