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IoTプロジェクトの正しい始め方:AS-IS/TO-BEの仮説検証から取り組んでみよう!

         

建設機械大手コマツの事例

https://www.youtube.com/watch?v=dq_qW12IPjs

例えば、IoT導入成功事例と言われている建設機械大手のコマツでは、ICT建機をGPSや各種センサーやカメラをネットワークでつないでオペレーターの熟練度が低くても遠隔支援する仕組みがあります。IoTで収集したデータを活用して、省エネや効率化にメリットを出す以上に、現場作業を遠隔支援することで省人化や生産性の向上に大きなメリットを出しています。

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ティッセンクルップ・エレベーターの事例

https://www.youtube.com/watch?v=8OWhGiyR4Ns

また、100万基以上のエレベーターの保守運用を担っているティッセンクルップ・エレベーターは、マイクロソフトと組んでエレベーターの保守運用サービスをIoTで行っています。

エレベーターは、設置されているビルや建物ごとに機種や仕様が異なるためその保守運用や修理サポートは大変です。その対応マニュアルも膨大な量ですが、これをデジタル化してタブレットなどで持っていても即時に正しい対応を見つけるのは簡単ではありません。そこで、保守サポート担当者を、サポートセンターに居る熟練技術者が遠隔支援する仕組みを構築しています。(導入途中)これにより、人手不足や熟練者不足の状況を解決することができます。

IoTと遠隔対話システム(マイクロソフト社のスカイプやVRシステムのホロレンズを利用)で、効率的かつ適確なサービスを提供し、膨大なエレベーターの保守運用という課題に取り組んでいるのです。

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以上のように、まずユーザーの課題を洗い出して、AS-IS/TO-BEを作ってみて下さい。このやり方は、ウイングアーク1st社が会員メンバーとなっているIVI(インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ)のホームページで、シンポジウムの公開資料などを参考にすることができます。


次回は、AS-IS/TO-BEをモデル化する方法についてご紹介します。モデル化することで、IoT導入のポイントやその情報共有を円滑に進めることができます。 

The Blogに掲載されていた過去記事をもっと読むにはこちらをクリック

 

[著]Wingarc1st Official The BLOG編集部
本記事はウイングアーク1st株式会社の運営するThe BLOGに掲載された記事を許可を得て掲載しています。


IoTプロジェクトの始め方

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