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IoT(モノのインターネット)やインダストリー4.0(第4次産業革命)という言葉を聞いたことがない人はさすがにいないとは思いますが、「我が社はIoTで成果を上げている!」と胸を張る企業はまだ少ないと思います。

テレビや新聞などで、IoTに取り組む企業が紹介されていますが、その成果として売上や収益が伸びたというケースはまだあまり無いようです。つまり、IoTへの取り組みはまだ始まったばかりでチャンスも競争もこれから始まるところです。いずれの企業も、現時点ではIoT対策チームが出来たばかりの状況です。

多くの企業が“冷やし中華始めました”と、同じレベルで、“我が社もIoT始めました”というのが今の現状です。
いずれの企業もIoT対策チームを立ち上げて、最初にやるのは勉強会です。欧米の動向はどうなのか、先行事例には何があるのか、そして同業他社はどんな取り組みをしているのか、など各種セミナーに参加したり講師を招いて質疑応答したりします。

そして、こうしたお勉強会を何ヶ月か続けた後に「我が社は、IoTで何をやれば良いのか?」という基本的な問題にたどり着きます。ここが本当のスタートになります。

ここまで社長や役員から“IoTをやれ!”と指示されてきましたが、この最初の指示が既に間違っていることに気付きます。『IoTは手段であって目的ではない、IoTを活用して何を実現すべきなのかを考え無ければならない』のです。
IoT活用とは、モノをネットワークに繋いでここから収集したデータを活用した新しいサービスや製品を生み出すことです。IoTを使い、そのデータ活用が期待する成果を生み出します。

最近よくある相談は、『IoTについて教えて下さい』という内容から、『弊社はIoT活用を何から取り組めば良いのか教えて下さい』へ変わってきています。①情報収集と状況把握から、②計画策定と失敗しない実証実験への次の段階に入りつつあります。

そして、最終的には、③IoTデータ活用による事業への貢献を目指すことになります。この取り組みは、IoTデータの三段活用」というやり方で進めることが可能です。

【IoTデータの三段活用】とは

  1. モニタリング(監視):IoTデータの収集補完(見える化)
  2. メンテナンス(保守):IoTデータより効率化・最適化する(予知や省力化など)
  3. コントロール(制御):データでモノを自由自在に動かす(遠隔制御・精密制御)

この3つ①モニタリング(監視)、②メンテナンス(保守)、③コントロール(制御)の順番で取り組んで、他社が真似の出来ない競争優位を生み出すことが目的となります。

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このコラムでは、IoT実践編として次回以降にその取り組みについて、事例なども交えながらご紹介していきます。

[著]Wingarc1st Official The BLOG編集部
本記事はウイングアーク1st株式会社の運営するThe BLOGに掲載された記事を許可を得て掲載しています。

 

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