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IoT(モノのインターネット)は、『IoTデータの三段活用』で取り組むことができる、というお話を前回お伝えしましたが、今回は具体的な取り組みをご説明したいと思います。
【IoTデータの三段活用】
まず、STEP1として、最初に取り組むのは「モニタリング(監視)」についてです。 IoTデータを活用した様々なサービスを考えるためには、まずIoTデータを収集しなければなりません。例えば、IoTで設備や製品の予知保全を実現する場合、IoTデータの活用は、次のような手順で進めていきます。
設備に内蔵されている各種センサーから、稼働データを収集します。
センサーで取得できるデータは、振動データ、温度データ、音データ、画像データなど人間の五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)は簡単に習得することができます。
デバイスのセンサーから収集するデータを、保存する場所(ストレージ)へ転送します。ここで全てのデータを収集します。
デバイスから随時入手されたデータは、クラウド上に蓄積されてここで必要なデータのみを選んで抽出・変換します。
ここで抽出するデータは、なんらかの変化や特徴のあるデータです。変化の無いデータに意味はありません。故障や寿命を予知するためには、なんらかの変化をきめ細かく察知する手掛かりとなるデータが必要となります。
絞り込んで集められたデータを分析して、意味のある内容に可視化します。
予知保全では、振動データやノイズデータなどの変調から故障パターンなどを予測することができます。ここで可視化されるIoTデータは、表やグラフなどに加工して取り出すことができます。最新の技術では、データ解析にビッグデータ解析や人工知能(ディープラーニング)を使って高度な予知が可能になると言われています。
[著]Wingarc1st Official The BLOG編集部
本記事はウイングアーク1st株式会社の運営するThe BLOGに掲載された記事を許可を得て掲載しています。
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