プログラミングのノウハウはないけどつくりたいWebサービスがある。
そんなときは人に依頼するか自分で勉強するしかないのが今まででした。しかし、プログラミング技術がなくてもWebサービス・アプリを開発できる手法「NoCode(ノーコード)」が注目を集め始めています。
本記事では初心者向けにノーコードとはなんぞや、できること・できないことなどについて代表的なサービスとともに解説いたします!
NoCode(ノーコード)とはその名の通り、“プログラミングなしのWebサービス・アプリケーション開発手段”です。
画面上に必要な情報を入力し、ドラッグ&ドロップで配置するだけで会員登録ページを作ったり、アプリを開発したりできるのがその魅力。
こう聞くとまったく新しい手法のように思えますが、プログラミングなしでWeb開発を行えるという定義を当てはめれば、ExcelやGoogleスプレッドシート、WordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)もノーコードに該当します。その範囲がある程度複雑な構成のサイトやアプリの開発にまで広がったのが狭義のノーコード。
現在注目を集めているのは、ノーコードでできることの範囲がWeb開発におけるひとつのキャズムを超え、また使いやすいUIと豊富なテンプレートを用意したサービスが群雄割拠してきたからだと考えられます。
とはいえ、ノーコードでできることはまだまだ限定的なのが現状です。
そのため、一部プログラミングを用いつつ、できる部分はノーコードで取り組むLowCode(ローコード)が先に広まりつつあり、米フォレスターリサーチ社は2022年にはその市場規模は2兆円を超えると予測しています。
日本国内でもローコード開発市場規模は急成長しており、ミック経済研究所の調査によるとローコード開発基盤のソフトウェアライセンスとSI(システム構築)サービスを合わせた市場は2019年には前年比121.3%、2020年度は126.5%と成長し2,500億円規模を超えることが見込まれています。
引用元:ローコード開発市場は2023年度に4560億円、年平均16.3%で成長―ミック経済研究所調べ┃IT Leaders
これは、例えば2019年の国内動画広告市場規模、2,592億円(サイバーエージェント調べ)に匹敵します。
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