まいどどうも、みなさん、こんにちは。
わたくし世界が誇るハイスペックウサギであり、かのメソポ田宮商事の日本支社長、ウサギ社長であります。すなわち、2023年には書籍化もされ、今現在もデータのじかんで大好評連載中の四コマ漫画「タイムくん」において生ぬるい温度感の主役という大役を担う時田大夢氏が勤務する会社の社長役、というわけなのですが、いかんせん、マンガにおいては脇役という役に甘んじており、登場回数が飛び抜けて多いわけではないため、いつかはわたくしも時田氏のような立派な新米社員になりたい、という矛盾を抱え、まことに持って忸怩たる思いでいたのですが、私が主役の連載「ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース」がこうして始まりまして嬉しい限りであります。そんなわけで連載開始から1ヶ月を迎えようとしておりますが、みなさまいかがおすごしでしょうか?パリオリンピックの開幕などもありこの一週間も盛りだくさんだったかと思います。ちなみにウイングアーク1st所属の中村輪夢選手も二大会連続の参加となっております。すばらしいですね。
さて、今回わたくしのほうからお話させていただきたいのは、ずばり、ミーティングについて、つまり他者の時間の使い方について、であります。これだけデジタルツール等が発達し、リモートワークも割と当たり前の範囲内として受け入れられつつある昨今においても、会社という場所においてはやはりどうしても集まって何かを話し合う、という時間は必要となります。リアルタイムで何かを話し合う、という場合、どうして同じ時間に複数人で集まって会話を繰り広げることが必要となるのですが、自分の時間はもちろんですが、人の時間というのはなかなか貴重なものでありまして、わたくしのような多忙極まりない社長レベルになりますと、スケジュール管理は5分単位となっているわけです。たとえば今日の午前11時からのスケジュールは11:00 サウナに入る 11:05 サウナから出て冷水につかる 11:10 冷水からでて椅子に座り整う、11:15 再びサウナに入る、となっており、まさにタイムイズマネーなわたくしの生活が見て取れるかと思います。
そのように多忙な人が複数名参加するようなミーティングを徴収する場合に、そのミーティングをなぜ開催するのか、誰が参加しなくてはいけないのか、そのミーティングの後にどのような変化がもたらされるのか、というのは非常に大切です。社員のみなさんはそこまでシビアに考えていないかも知れないですが、ミーティングにかかる人件費、特にそれだけでは売り上げに直接貢献することが見込めない社内ミーティングにかかる人件費は会社の未来を左右するポテンシャルを持っているといっても過言ではないほど重要だったりします。
わたくしも若い頃からミーティングについて悩み、あらゆる試行錯誤をしてきましたが、ミーティングについて、ひいては働き方について考える時にわたしが昔から参考にしているのはアマゾンを立ち上げたジェフ・ベゾス氏の考え方です。
ちょっと前にアマゾンの役員とのミーティングを設定するための雛形についてのツイートがバズっていたので、それを目にした方もいらっしゃるかと思いますが、現在のアマゾンではこのような雛形に記入する必要があるそうです。
ミーティングの目的を明確にし、必要最小限の時間を計算し、必須の参加者を絞り込む、とここまでは普通の会社でもよくやっていることかもしれませんが、意思決定の部分についてさらに問いが3つあり、この1)、2)の部分まではウサギのような小動物でも思いつくことができるかもしれませんが、大事なのはこの3)その意思決定は後でやり直しがきくもの?という問いの部分になります。失敗には、「取り返しの付かないもの」と「早く失敗した方がよいもの」の2種類あり、前者はなるたけ慎重に行い、後者はなるたけ早くたくさん失敗した方がよい、という考え方は非常にアマゾンらしい部分が含まれており、創始者ベゾス氏の仕事の流儀が反映されているようにわたくしはウサギながらにこれを見て深く感じいった次第です。
なんとなくとりあえずミーティングをやって仕事したような気になる、そしてアサインした時間は最後の1分まできっちりと使い切る、という日本の伝統芸能とも思えるミーティングスキルは日本は生産性が低いと言われる原因になっているような気がしてならない今日この頃なのであり、わたくしがサウナで汗水流している間にもみなさまにおかれましては生産性の高い働き方をしていただきたいと切に願っておるところであります。
ちなみにジェフ・ベゾス氏の仕事術で私が特に気に入っているものは、ピザ2枚ルールと開始時間になったら資料を全員が黙読することから始まる奇妙な会議術、そして、なんとなくわかった気になったり仕事した気になってしまうパワポ資料の作成、使用をミーティングで禁止した、というわかっていてもなかなか提案しづらい類のものなのですが、興味がある方はこちらも併せて読んでみてくださいませ。あと、CEO退任の時のメールに彼が書いた「あくびは発明家が受け取る最大の褒め言葉」というのもかなりウサギなりにクリティカルヒットし、わたくしめの心のノートに太字で書いてあります。
そして、わたくしは今日のこの原稿を北関東のとある温泉施設で書き綴っているのですが、リモート環境で働かれている方で、仕事をするにおいての穴場をお探しの方は、時間制限なし、風呂サウナ入り放題、ドリンクやフードも頼めてWiFiも使え、疲れたら横にもなれるしマンガも読めるという温泉施設やスーパー銭湯がなかなか快適すぎる職場となり得るという極秘情報を最後にお伝えしておきます。ミーティングがある場合には全くもって向いてないですが、デスクワークだけの日であれば快適すぎて癖になってしまう可能性が大きすぎるので決して真似をしないでください。真似されては問題なので、誰も真似したくならないように念の為今現在わたくしが作業している席から見える風景を貼っておきます。
それでは、アデュー、エブリワン。また来週までごきげんよう。ちなみに、ちょびっとラビットのまとめ読みはこちらからどうぞ。
(ウサギ社長)
・令和 3 年度国際漁業資源の現況 – 水産庁・3分でわかる!うなぎの歴史(起源)。うな丼やひつまぶしの歴史もわかりやすく紹介。 – 浜名湖産直マーケット・ウナギ好きに朗報! 人工稚魚の大量生産が可能に 年間4万~5万匹 - nippon.com ・長年の謎だった「ニホンウナギの産卵地点」ついに発見されたその場所とは?- DIAMOND online ・ウナギの卵はこうして採った! – Wedge ONLINE
メルマガ登録をしていただくと、記事やイベントなどの最新情報をお届けいたします。
30秒で理解!インフォグラフィックや動画で解説!フォローして『1日1記事』インプットしよう!