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いつのまにやらやってきて、なくてはならないツールとなった感のあるSlack。

Slackをチーム内のコミュニケーションツールとして使っている人も最近ではかなり多いと思います。Googleカレンダーと連携して予定がSlackに届くようにしたり、TwitterなどのSNSと連携してSlackのチャットにも同時投稿したりと、様々なサービスと連携できるのが良いですね。

そんなSlackに、超優秀なbotがあります。それが今回紹介する「A;(エー)」です。

「A;(エー)」とは?

A;とは、自然言語処理を介してチャット中の会話データを解析し、チームのメンバー同士のつながりを可視化するSlackボット。Laboratik(ラボラティック)という会社が開発し、無料で利用可能です。

このボットには以下の3つの特徴があります。

1つ目の特徴は、チームの誰と誰がコミュニケーションを密に取っているか、どのチャンネルで議論が盛り上がっているのかなどを、botが計測して可視化してくれる点。チーム内のコミュニケーションの偏りや、積極的に参加しているメンバーの把握が可能です。

2つ目の特徴は、自然言語解析の技術を用いて、チャットのポジティブ・ネガティブ度を解析してくれる点。メンバーのメンタルのバイオリズムを瞬時に解析し、仕事に対して不満を持っていないか、メンタル面に問題がないかなどを察知できます。

3つ目の特徴は、チャット中にタグを付けたコメントを、すべて自動収集してくれる点。ちょっとした気づきやメモを見返したり、業務進捗を共有したりする時に便利です。

独自に開発された解析エンジン

A;の裏側では、独自の解析エンジンである「GRATT」が使われています。このエンジンは、複数の言語解析技術を組み合わせ、チャット上で交わされるやり取りの文脈や感情の強弱を分析します。

Laboratik社はこのGRATTをA;だけではなく、幅広いプラットフォームで作動する解析エンジンにしていく予定です。GRATTはチャットやメール、電話などの情報から顧客の声を自動収集し、リアルタイムに分析できるので、例えば顧客満足度の精度を上げるためのデータ収集に役立ちます。

ピープル・アナリティクスを実践する手段として

HR界隈で「ピープル・アナリティクス」という言葉が話題になりました。「日本の人事部」では、以下のように説明されています。

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最新のテクノロジーを活用し、社員の行動データを収集・分析して、クリエイティブな人材を輩出する職場のあり方や生産的で満足度の高い働き方などを導き出す技術のことです。

「ピープル・アナリティクス」とは? – 『日本の人事部』
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つまり、ピープル・アナリティクスとは、社員の行動特性や能力特性を分析し、職場の生産性向上を図る手法です。GoogleやFacebookなどの世界的企業も導入しています。しかしながら、ピープル・アナリティクス自体への関心は高い一方、どのように実践すれば良いのかわからないという経営者・人事担当者が多いのではないかと思われます。

A;のようなbotであれば、導入にコストも手間もかかりません。Slackを使っている職場なら導入してみるのはいかがでしょうか?

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