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ここがポイント:味見するのに味噌汁を全部飲み干す必要はないっていう統計学のお話


みなさん、おはようございます。みんな大好きクルトンマンの時間が今週も…ではなくて、月曜日の朝はタイムくんのお時間でした。どうも、新米社員の時田大夢です。

「統計学」ってもうなんか字面からして難しい特別な学問って感じがしちゃうんですけど、実は生活の中で使われる場面が多い実用的なものらしいです。

例えば、選挙の結果なんかも全部の票を開封する前に立候補者から勝利宣言が出たり、出口調査だけでも結構な精度で誰が当選するのかわかったりしますよね。票の数が少ない場合は今も数えているとは思いますけど、ある程度以上の数になると多分1つ1つ票を開いて全てを律儀に数えていく、っていう作業はあんまり行われていないみたいです。っていうのも、特に大規模な投票の場合、そんなに僅差なことってあんまりないですよね。100万人が投票したのに1票差で決着がついた、なんてエピソード、ちょっとリアリティーなさすぎて映画でも敬遠しそうなストーリー展開ですし。

なので、ランダムに票を開いていくと、だいたい「3:7でAさんの方が多いな」とか「2:8でBさんが勝つな」っていうのは割と一目瞭然なんだそうです。

で、味噌汁の話に繋がるんですけど、よくかき混ぜてスプーン一杯分の味見をすれば、残りの味噌汁の味はだいたい同じだっていうことが仮定できるじゃないですか?

なので「統計学ってどこまで信頼できるんですか?本当は全部の票を数えた方がいいんじゃないんですか?」という猜疑心の塊みたいな人からいじわるな質問がやってきた時に「じゃあ、あなたは味噌汁の味見をするのに全部飲み干すんですか?」と逆に尋ねるっていう、統計学では有名な話があるんです。一口飲んでおいしくない場合は全部飲み干してもだいたいおいしくないですからね(笑)

そんな統計学について、データのじかんの記事「なぜ開票率数%でも当確が出るの?逆になかなか当確が出ない場合ってどんなとき?」では実際に検証してみているので、興味のある方、味噌汁を全部飲み干して幾度となく後悔したことがある方はそちらも読んでみてください!

あ、話してて思ったんですけど、これってちょっと落合陽一さんのロボットと人間の話に似てますよね。落合さんがとある番組で、介護が必要な老人に「人間とロボット、どちらにお世話してもらいたいですか?」って聞いたところ、当然のように「人間がいい」という回答が返ってきたんですけど、「じゃあ、人間のおじさんにお尻を拭いてもらうのとウォシュレットを使うのとどちらがいいですか?」と聞くと「ウォシュレット」と即答で返ってきたそうです。ちなみに僕もウォッシュレットがいいです(笑)

なんでも手作業が優れてるとは限らないし、苦手意識はあれど使えるところで統計学は使っていこうって僕も常々思ってます。

そんなわけで今週は統計のお話でした。今週も読んでくださってありがとうございました。それではみなさんまた来週!

(時田大夢)


May the data be with you!  | データのじかんについて

 

イラストレーター:トツカケイスケ

埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。

イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。

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