カテゴリー
キーワード

【タイムくん – 第107話:アフォーダンス】

         


ここがポイント:どの瞬間を切り取ってもそれがアホだと万人に伝わるのが真のアホダンスである説


みなさん、おはようございます。そしてなんだかお久しぶりです。

この数回100回突破記念企画が開催されていて、僕がこうしてみなさんの前で話す機会もなかったので、僕的にはとってもラクで良かったんですけど、企画も無事に終わってしまったので再びこのマンガの主人公であるタイムくんこと時田大夢が戻ってまいりました。
えー、連載も3年目に入って、世で言う新米社員の中ではなかなかベテランの域に入ってきたというマンガならではの設定ではありますが、まだまだ絶賛新米社員中で、もうしばらく新米社員を卒業するつもりはありません(笑)

そんなわけで今回はアフォーダンスのお話なんですけど、せっかくの先輩のご教授も、アホダンスを無茶振りされることを前提に話を聞いていたので、デザインがどうのこうのってっていう、全く記憶にございませんって感じなので、先週データのじかんで公開されたばかりの記事「直観的な使用を可能にする「アフォーダンス」とは? シグニファイアとの違いやデザインへの生かし方を解説!」を読んで今から勉強しようかと思っています。

で、今回はずっと僕はアホダンスについて考えていたんですけど、アホダンスっていうのはそれを見た瞬間にそれがアホダンスであると直感的に認識されなくてはいけないわけですよね?ってことは、「みなさんご覧ください、これが我々の名物アホダンスです、どこらへんがアホかと言いますと、つまり…」なんていう野暮な説明なしで、誰が見てもちゃんと「アホ」というメッセージ性が正確かつ確実に伝達されなくてはいけないわけなので、自己理解だけで無く他者理解を踏まえたダンスになってしまいがちなんですけど、でもそれだと真面目になってアホからかけ離れてしまうんですよね。

そう思うと、アホダンスと認定されるのも実はとても難しく、意外と深い議題だし、もしかしたらアフォーダンスとアホダンスにはわりと密接な関係性が実は隠されているのかもしれないですよね。まぁ、アホダンスについて考えすぎてアフォーダンスについての理解が全然追いついていないのでその関係性があるかどうかも判断できませんが。

と、そんなどうでもいい話はさておき、デザイン性による人の誘導とかって実はすごく動物的なところがあるなぁと思う話があるんですけど聞きます?

まぁ、反応を待たずして話すんですけど(笑)

ある駅のホームが乗客で混雑してすごく危険だったときがあったらしいんです。最初は駅員さんが色んな看板を掲げて「列を作って並んでください」というメッセージを掲載したり、何度も繰り返しアナウンスを入れたりしてみたけれど特に効果がなく困り果てていたときに、ある駅員さんが整列を促す白線を目立つように引いたところ、自然と乗客ががちゃんと並ぶようになり混雑が急激に改善したなんていう事例があるらしいです。

これって今回のアフォーダンス的なトピックに当てはまる話かと思うんですけど、考えずに従えるルールを作るってほんと大事ですよね。考えずに従っているので従ってる側にもあんまり誘導されてる感はなくてストレスも感じないので、これって実はかなりエコで効率的な誘導なんですよね。ITの世界では例えばアプリのUIとかUXとかの分野でこういう研究って進められていますけど、ほんとそういう部分の重要性を改めてアホダンス…あ、アフォーダンスについて考えることで僕は今回学習しちゃいました。

あ、なんか真面目なんだかそうでもないんだかよくわからない話になっちゃいましたけど、まぁまたいつか無茶振りされた時のためにアホダンスの練習と調査研究は今後も続けていきたいと思ってますのでぜひ応援してください(笑)

我こそは!というアホダンスのレパートリーをお持ちの方はぜひ動画をデータのじかん編集部宛に送って見せてください。面白いものが届いた場合にはトツカ先生と相談の上、マンガ上でも取り上げていきたいような気持ちにもなってますので、ぜひよろしくお願いします。

それではまた再来週お会いしましょう。

(時田大夢)


May the data be with you!  | データのじかんについて

 

イラストレーター:トツカケイスケ

埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。

イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。

https://www.totsunet.com/

Twitter | Instagram


「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。

 

イラストレーター:トツカケイスケ

埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。

イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。

https://www.totsunet.com/

Twitter | Instagram


「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。

メルマガ登録をしていただくと、記事やイベントなどの最新情報をお届けいたします。


データ活用 Data utilization テクノロジー technology 社会 society ビジネス business ライフ life 特集 Special feature

関連記事Related article

書評記事Book-review

データのじかん公式InstagramInstagram

データのじかん公式Instagram

30秒で理解!インフォグラフィックや動画で解説!フォローして『1日1記事』インプットしよう!

おすすめ記事Recommended articles

掲載特集

デジタル・DX・データにまつわる4コマ劇場『タイムくん』 データのじかんをもっと詳しく データのじかんフィーチャーズ 「47都道府県47色のDXの在り方」を訪ねる『Local DX Lab』 DXの1次情報をを世界から 『World DX Journal』 データで越境するあなたへおすすめの 『ブックレビュー』 BIツールユーザーによる、BIツールユーザーのための、BIツールのトリセツ CIOの履歴書 by 一般社団法人CIOシェアリング協議会 なぜ、日本企業のIT化が進まないのか――日本のSI構造から考える 日本ビジネスの血流である帳票のトレンドを徹底解説 データを武器にした課題解決家「柏木吉基」のあなたの組織がデータを活かせていないワケ BI(ビジネスインテリジェンス)のトリセツ 入社1年目に知っておきたい 差が付くKPIマネジメント CIOLounge矢島氏が紐解く トップランナーたちのDXの“ホンネ” データのじかん Resources 越境者のためのお役立ち資料集 AI実装の現在地点-トップITベンダーの捉え方 データでビジネス、ライフを変える、 面白くするDATA LOVERS データマネジメント・ラジオ by データ横丁 データのじかんNews データ・情報は生もの! 『DX Namamono information』 ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース AI事務員宮西さん(データ組織立ち上げ編) 藤谷先生と一緒に学ぶ、DXリーダーのための危機管理入門 生情報取材班AI時代に逆行?ヒトが体感した「生情報」のみをお届け! データはともだち 〜怖くないよ!by UpdataTV Original データ飯店〜データに携わるモノたちの2.5thプレイス by UpdataTV〜 インサイトーク〜データで世界を覗いてみたら〜by WingArc1st + IDEATECH
モバイルバージョンを終了