About us データのじかんとは?
この数回100回突破記念企画が開催されていて、僕がこうしてみなさんの前で話す機会もなかったので、僕的にはとってもラクで良かったんですけど、企画も無事に終わってしまったので再びこのマンガの主人公であるタイムくんこと時田大夢が戻ってまいりました。
えー、連載も3年目に入って、世で言う新米社員の中ではなかなかベテランの域に入ってきたというマンガならではの設定ではありますが、まだまだ絶賛新米社員中で、もうしばらく新米社員を卒業するつもりはありません(笑)
そんなわけで今回はアフォーダンスのお話なんですけど、せっかくの先輩のご教授も、アホダンスを無茶振りされることを前提に話を聞いていたので、デザインがどうのこうのってっていう、全く記憶にございませんって感じなので、先週データのじかんで公開されたばかりの記事「直観的な使用を可能にする「アフォーダンス」とは? シグニファイアとの違いやデザインへの生かし方を解説!」を読んで今から勉強しようかと思っています。
で、今回はずっと僕はアホダンスについて考えていたんですけど、アホダンスっていうのはそれを見た瞬間にそれがアホダンスであると直感的に認識されなくてはいけないわけですよね?ってことは、「みなさんご覧ください、これが我々の名物アホダンスです、どこらへんがアホかと言いますと、つまり…」なんていう野暮な説明なしで、誰が見てもちゃんと「アホ」というメッセージ性が正確かつ確実に伝達されなくてはいけないわけなので、自己理解だけで無く他者理解を踏まえたダンスになってしまいがちなんですけど、でもそれだと真面目になってアホからかけ離れてしまうんですよね。
そう思うと、アホダンスと認定されるのも実はとても難しく、意外と深い議題だし、もしかしたらアフォーダンスとアホダンスにはわりと密接な関係性が実は隠されているのかもしれないですよね。まぁ、アホダンスについて考えすぎてアフォーダンスについての理解が全然追いついていないのでその関係性があるかどうかも判断できませんが。
と、そんなどうでもいい話はさておき、デザイン性による人の誘導とかって実はすごく動物的なところがあるなぁと思う話があるんですけど聞きます?
まぁ、反応を待たずして話すんですけど(笑)
ある駅のホームが乗客で混雑してすごく危険だったときがあったらしいんです。最初は駅員さんが色んな看板を掲げて「列を作って並んでください」というメッセージを掲載したり、何度も繰り返しアナウンスを入れたりしてみたけれど特に効果がなく困り果てていたときに、ある駅員さんが整列を促す白線を目立つように引いたところ、自然と乗客ががちゃんと並ぶようになり混雑が急激に改善したなんていう事例があるらしいです。
これって今回のアフォーダンス的なトピックに当てはまる話かと思うんですけど、考えずに従えるルールを作るってほんと大事ですよね。考えずに従っているので従ってる側にもあんまり誘導されてる感はなくてストレスも感じないので、これって実はかなりエコで効率的な誘導なんですよね。ITの世界では例えばアプリのUIとかUXとかの分野でこういう研究って進められていますけど、ほんとそういう部分の重要性を改めてアホダンス…あ、アフォーダンスについて考えることで僕は今回学習しちゃいました。
あ、なんか真面目なんだかそうでもないんだかよくわからない話になっちゃいましたけど、まぁまたいつか無茶振りされた時のためにアホダンスの練習と調査研究は今後も続けていきたいと思ってますのでぜひ応援してください(笑)
我こそは!というアホダンスのレパートリーをお持ちの方はぜひ動画をデータのじかん編集部宛に送って見せてください。面白いものが届いた場合にはトツカ先生と相談の上、マンガ上でも取り上げていきたいような気持ちにもなってますので、ぜひよろしくお願いします。
それではまた再来週お会いしましょう。
(時田大夢)
イラストレーター:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。
イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。
イラストレーター:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。
イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
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