みなさん、おはようございます。
オンプレかクラウドかっていうのはなかなか難しい問題で、クラウドは便利だけど、オンプレは安定感があってローカルで全て解決できるっていう安心感も捨て難いわけなんですよね。
でもって、たった今僕もこのコラムを書き終えて保存をかけようとしたらエラーになって、一生懸命書いたテキストが全て消えてしまうっていう事故にあってしまって、心が折れた状態で書き直してます。
まさにこれってクラウドが常に直面しているめちゃくちゃ解りやすいリスクですよね。Wordか何かでテキストを書いてペーストすればそんなことにはならないんですけど、やっぱり書き直しの時もクラウド上でやってしまうデジタルネイティブな僕です。というわけで、三分に一度は保存しながら今回はテキストを書いていきたいと思います。クラウドのリスク回避が人力って完全に矛盾してる気がしてならないですけど(笑)。
ちょっと数年前までは猫も杓子もクラウドサービスみたいになってて、「クラウドじゃなきゃサービスとは呼べない」みたいな極端な風潮まで一部ではあったもんですけど、なんか気が付いたらクラウドって実は維持費結構かかるし、カスタマイズとかできないし、やっぱオンプレの方が便利じゃね?みたいな感じに再びなってきてるのを『オンプレミス回帰』って言うらしいんです。
まぁ、でもだからと言って前と同じオンプレ環境を作ってそれが最高っていうわけでもないこともわかっているので、こういうのって流行っては廃れてどんどん上位互換が出現していく繰り返しなんだなって諸行無常な気持ちになってます。ある意味、流行り物という意味ではタピオカとかマリトッツォとかと大して変わらないような位置づけですよね(笑)。
ま、でもティラミスみたいに一度流行ったあとなんとなく定番メニューみたいになってるものもあれば、ウーパールーパーとかエリマキトカゲみたいにすっかり忘れ去られた存在になってるものもあるので、むしろウーパールーパーとかエリマキトカゲをもう一度流行らせたいなって思って僕は今日も生きてます(笑)。あ、ちょっとここまで書いたのを一度保存するのでしばしお待ちください。
で、えっと、最近の僕の流行りなんですけど、ChatGPTの無料版って2019年以降の情報は持っていないので、ある単語が2019年以降に出現した単語なのかどうかをChatGPTの無料版に聞いて調べるっていうのをゲーム感覚で楽しんでます。なので、オンプレミス回帰についてChatGPTに聞いてみたところ、オンプレの説明はいくらでもしてくれるんですけど、オンプレミス回帰という概念については全く理解してくれていない状態なので、この「オンプレミス回帰」という単語は2019年以降に出現した言葉で間違いないみたいです。ま、だからどうしたってことはないんですけど、僕流のChatGPTの楽しみ方を今ふと思い出したので、共有してみました(笑)。
そんなわけで、消えてしまったデータを記憶を元に書き直そうとしても二度と同じ内容は書けないので 、最初に書いたときとずいぶん違う話になってしまいましたが、ま、これもある意味オンプレミス回帰する理由の一つであるクラウドの危険性を代表して味わってしまった感じなのかもしれません(笑)。リスクを回避するために今後はこまめに保存する癖はちゃんとつけておこうと誓った九月某日でした(笑)。みなさんも気をつけてください。水分補給と文章の保存はこまめにやりましょう!
そんなわけで、また二週間後にお会いしましょう。さよなら!
(時田大夢)
作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
https://www.totsunet.com/
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