みなさん、こんにちは。今回は少し角度を変え、子供がいらっしゃるご家族向けに番外編として「作文ハック」のコツをお届けします。
もうすぐ冬休みに突入するかと思いますが、子供の宿題も冬休み向けに普段とは違う課題が出されているのではないでしょうか?
その中で、子供にとっても、また宿題のヘルプを頼まれるご家族にとって最も頭の痛いものが「作文」ではないでしょうか?
冬休みの出来事についてとくに書くことが多いと思いますが、イベントの多いこのシーズンにあっても実際いざ書くとなるとなかなか遅筆な子供が多く家族がヘルプするのも難しく手伝ってみると、文面が大人の文面であったり文字数が足りずとなってるのではないでしょうか?
今回はこの作文について誰でも体裁がある程度整い、それなりにできてしまうであろう書き方を伝授したいと思います。
この手法では子供に何を書くかを個別の話をするより、子供の話をどのように棚卸しするかがポイントになってきます。というわけでポイントを7つ説明していきましょう。
7つのポイント
・簡単に何を書くかを説明
・目を引く形容詞を入れる。ボリューム、時間など
・例)おじいちゃんとお正月の凧揚げに初挑戦
・めずらしいのか(自分にとって)
・どのようなインパクトがあったのか
・例)初めての経験でとてもおもしろかったので
・どれくらいの時間で
・いつ?(時間を表す形容詞も添えて)
・例)元旦に夕方暗くなるまで一日じゅうやりました
・一緒だったひとの分類
・その人はどんなひとなのか
・例)お母さんのお父さんでお相撲が好きなおじいちゃんです
・ひとことで言うとどういうものか
・ものに関する情報:場所
・ものに関する情報:道具
・例)手作りのタコを高くあげました。タコをあげたのは強い風が吹いてる河原ででした。
・プラス、マイナス、どちらの経験?
・どういうところがプラス、マイナスの原因
・いつ
・どれくらい
・皆にすすめたいか
あとは、これらのポイントを抑えつつ、それぞれの項目について程度を表す言葉をそえていけば、どんな出来事でも作文にできるかと思います。
作文ハックをご紹介してみましたが、いかがでしょうか?これで子供から頼りになる家族と思われそうですか?
お気づきの方もおられるかもしれませんが実はこの作文の構造は、営業現場での報告も同様かと思います。すなわち「自分の伝えたいことを構造化して伝える」ことがポイントであり如何に構造を考えるかが伝えたいことを正確に伝える上では重要なのです。
子供に伝えたいことを構造化することを教えたあとは自分の伝えたいことも構造化できるようなりたいですね!言語化、共有は仕事だけでなく、人の営みの中での基本事項ですからね!常に意識して抑えておきたいポイントです。
それでは次回もお楽しみに!
[著]Wingarc1st Official The BLOG編集部
本記事はウイングアーク1st株式会社の運営するThe BLOGに掲載された記事を許可を得て掲載しています。
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