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エコシステムのキーワードは「多様性」「共生関係」「キーストーン」

生物学の「生態系」がそうであるように、ビジネスのエコシステムは多様性のある多くの企業が互いに共生関係を築くことで成立します。

一方で、そのエコシステムを破壊しうるGAFAというキーストーン種も存在し、プラットフォームを持つことで利益とデータを寡占しているのです。

いま、AIの進歩とIoTの台頭でデータの価値が急速に上がり、データの独占禁止法とも言うべき法律がつぎつぎに生まれています。GDPRCCPAはもとより、日本でも個人情報保護法のありかたが見直されつつある状況です。

キーストーン種は生態系にとって必要不可欠の存在であることはもちろんですが、その存在によって他の生物が脅かされてしまっては本末転倒です。しかし、自然環境ではそのようなことは起こりません。

同じように、プラットフォーム企業が利益とデータを寡占して他社からそれらを奪う現状は健全とは言えないでしょう。できるだけ早く改善しないと、GAFAを含めてエコシステムに参加する企業すべてに不利益が生じます。

データ保護の世界的な動きは、エコシステムを正常に戻すための動きと考えるのがいいのかもしれません。

参考サイト
筑波大 立本教授が語る、「エコシステム」の意味とは | IoTニュース
多様な生態系のバランスは、「キーストーン種」一つに左右される|ソトコト

(塚岡雄太)

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