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2017年5月30日に施行された「改正個人情報保護法」。「個人」って名前がついている通り、「個人」の視点がすごくポイントになる法律で、「個人の情報をどうやって守るか」「個人の情報をどうやって便利に使えるようにするか」のバランス等を検討して、グレーゾーンを減らそうというもので、その精神はとてもよいものです。
ただ、この世はなんでも「単独」で存在できないのが常。国会や政府は、「テロ等準備罪(いわゆる共謀罪)」や、憲法にも関わる「緊急事態条項」などの成立に向けて躍起になっています。
これらは「とんでもない場合には個人なんて大事にしちゃいられないでしょ、怖いでしょ!」という脅しに似た圧力が含まれています。ソフトやシステムを担当する皆さんにとっては、「法律に従ってちゃんとしたものを作って運用するだけ」ということになりがちですが、その外側で起こっている「流れ」にも目を向けておきたいですね。

著者プロフィール:
勢川 びき(本名:瀬川 秀樹/Hideki Segawa)

Creable代表

ベンチャーから大企業まで様々な新規事業のアドバイスや、イントレプレナー(企業内起業家)を発見・育成するための研修・講演などを行っている。文科省や経産省の事業化検討プログラムのメンターなども担当。(株)リコーに32年半務め、光ディスクの開発、国際標準化委員会の日本代表団、シリコンバレーでのCVC(Corporate Venture Capital)、新規事業開発センター副所長、未来技術総合研究センター所長などを歴任後、独立(2014年)。世界の貧困層(BOP:Base of the Pyramid)での活動も行う。
4コマ漫画作家(ペンネーム:勢川びき)として活動中。

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