フィンランド国立保健福祉研究所とイギリスのノッティンガム大学が、2016年の冬にフィンランドのヘルシンキ・バンター空港で「空港の中でもっとも細菌が多い場所はどこか?」という調査を行いました。
たしかに、空港って不特定多数の人がいろいろな場所から ――それこそ世界中から集まりますし、毎日休みなく稼働しているので少なくとも家やオフィスよりは汚れていそうです。
そんな空港の中でも、もっとも汚かったのは… 誰もが避けて通ることのできない、あそこでした。
さて、想像を巡らせてみてください。空港の中でいちばん汚い場所、しかも誰もが避けて通れないところってどこでしょうか?
エスカレーターのてすり? フードコート? トイレ? いやいや、税関カウンター? 検疫所も可能性が高そうです。
しかし残念。どれも違います。それは、ファーストクラスでもエコノミーでも、LCCでも誰もが平等に通らなければならない保安検査場にある「持ち物検査用トレー」なんだそうです。
このニュースを報じた「ザ・サン(The Sun)」によると、過去の調査では自動チェックイン機からトイレの1000倍にもなる細菌が発見されたこともあるそうです。
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