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【タイムくん – 第19話:オープンイノベーション】

         

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 ここがポイント:データが自由に使えるなんて便利、と思いきや!?


みなさん、どうもおはようございます。メソポ田宮商事の時田大夢です。

4月に入って生活環境が一変してワタワタ・ドタバタしてる方も、ワクワク・ドキドキしてる方もいらっしゃるかと思いますが、僕の部署は新入社員が入ってくるでもなく、ちょっと席替えしたくらいの至って平和な感じなので、相変わらず睡魔と戦う日々が続い…てま…zZZ 

はっ!早速すみません。北田村川 谷介さんくらいインパクトのある社員が入って来たら緊張感も出てくるんでしょうけどね(笑)

ところでみなさん、オープンイノベーションってご存知ですか?

世の中だいぶ便利になってきましたが、まだまだ解決できてない問題や「あったらいいな」と思うサービスってたくさんあるじゃないですか?これまでだと、それに対してどこかの会社とか個人とかが解決策やアイデアを出して、特許をとって商品化してっていう流れが多かったと思うんですが、もっと効率よく課題解決しようと思ったら、いろんな人からアイデアを募集してみんなでコラボレーションしてやる方がきっと効率良いですよね。で、それを実際やってみようっていうのがこのオープンイノベーションっていうらしいです。

いつだったかカンブリア宮殿っていう番組で、鰹節の老舗企業『にんべん』の話が紹介されていたんですけど、研究一筋40年のにんべん社員の荻野目望さんっていう人が5年かけて必死で研究して、枯れ節を作るのに最適な菌を発見したらしいんです。それを当時の社長に報告したら、「それは素晴らしい!この発見は鰹節業界全体を良くするものだから、他の会社にもタダで教えてあげなさい」とコメントされたそうなんです。それによって、それまでクオリティーを安定させるのが難しかった枯れ節の品質が業界全体でグッと上がって、未だに鰹節業界ではにんべんというと一目置かれている存在らしいです。当時はオープンイノベーションなんて言葉はなかったかと思いますけど、これって紛れもなくオープンイノベーションですよね。にんべん、カッコよすぎてもはやズルイです(笑)

あ、オープンイノベーションと言えば、来週4/25にTDBC(運輸デジタルビジネス協議会)フォーラムが開催されます。これは運輸業界が抱える課題を関係者が協力して解決していこうという業界規模のある意味壮大なオープンイノベーションなので、興味のある方はぜひ参加してみてください。…と、これはちょっと宣伝でした。僕も一応データ関連の会社員ですから。

それではまた来週、月曜日の朝にお会いしましょう!先週のマンガを見逃した方はこちらをどうぞ。はじめましての方はぜひ1話目から読んでみてください!「タイムくんの特集ページ」へはこちらから。

(時田大夢)


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イラストレーター:トツカケイスケ

埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。

イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。

https://www.totsunet.com/

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