アメリカ・マサチューセッツ州にあるマサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology。通称MIT)。名前を聞いたことのある人も多いと思います。
QS世界大学ランキング2019(QS World University Ranking 2019)では、MITが7年連続で世界1位となっています。ノーベル賞受賞者輩出数でも、MITは上位にランクインしているのです。
実はMITの合格率は8%、その中でも留学生の割合はわずか9%という超難関大学です。TOEFL90~100点というのが合格の目安ですが、MIT卒業生による面接もあります。
MITというと、科学・工学分野が有名ですが、経済の分野でも著名人を多数輩出しています。元米国財務長官のローレンス・サマーズ、元FRB議長のベン・バーナンキ、経済学の教科書で有名なグレゴリー・マンキューなどが、MIT出身者です。また、ヒューレット・パッカード共同創設者のウィリアム・ヒューレット、クアルコム創設者のアンドリュー・ビタビなどの実業家もこの大学で学んでおり、ビジネスの分野でもOBOGが活躍しています。
そのMITのビジネススクールが、日本で「MITブートキャンプ」を開催します! MITブートキャンプとは、2014年に始まった世界的なイノベーター、チェンジメーカーのための新しいプログラムです。MITで教えられているリーダーシップ論やイノベーションの原則を日本に居ながらにして学ぶことができます。さらに、参加者はMITの教授や科学者からロボット工学、AI、IoTなどに関する講義を受けることも可能です。
開催期間は1週間ですが、この1週間でイノベーターのグローバルなコミュニティに参加しつつ、見ず知らずの人たちと新しいベンチャーを開始するプロジェクトを立ち上げます。MITブートキャンプの公式サイトによれば、このプログラムには、企業家が立ち上げから1~2年の間に直面するだろう経験が凝縮されているそうです。参加者は起業家精神とイノベーションに関係する様々な新しいスキルを学ぶことができます。
以下に概要などをまとめました。
2019年3月23日(土)~29日(金)
丸の内・大手町エリア
125名
2018年11月30日(金)
なお、学費は8000米ドルです。期間中は食費代などが出ますが、交通費と宿泊費に関しては自己負担となりますのでご注意ください。
※詳細・申し込みに関しては、こちらのサイトからご確認ください。
様々なバッググラウンドを持つ人たちが参加しています。これまでアーリーステージの起業家や連続起業家、転職中の人、医者・弁護士などの専門家、大学院生・研究者、イノベーションマネジャー、同族会社のオーナー、プロダクトマネジャー、NGOの代表、企業の専門家、デザイナー・クリエイター、教授および教育者などが参画しました。
・自分自身への挑戦
・グローバルコミュニティへの参加
・自己スキルの開発
・メンス・エト・マヌス(心と手。MITの校訓であり「理論と実践」という意)
・プレゼンテーション
MITの運営チームは、世界を変えるイノベーターになる可能性のある仲間を集めるために、適切な応募者を募ります。選考は以下の2つのラウンドで構成されています。
履歴書、背景情報、60秒間の自己紹介ビデオの提出
動画による面接
動画面接を通過すれば、ブートキャンプに参加できます。
注意:入学審査は届いた順に行っています。早く応募すればするほど我々はあなたの出願を優先して処理します。
もちろん厳しい選考が待ち構えていますが、世界最高峰の知見と経験を得られるめったにないチャンスです。しかも、プロジェクトで優勝すれば、自分を世界に売り込むことだって可能になります。ですから、少しでも興味が湧いたという方は、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか? 本当に、めったにないチャンスだと思います!
〆切間近なので、とりあえずエントリーを!
(参考記事) ※1 50 Universities with the Most Nobel Prize Winners | BEST MASTERS PROGRAMS ※2 マサチューセッツ工科大学(MIT)の魅力とは?科学、工学分野で世界最高峰。 _ Kaplan公式ブログ ※3 マサチューセッツ工科大学 - Wikipedia ※4 MITブートキャンプ _ 日経イベント&セミナー ※5 MIT Technology & Innovation Bootcamp
(安齋慎平)
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