ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース #008:既婚の4組に1組。 「出会いはマッチングアプリ」 はいまやフツー、という調査結果 | データで越境者に寄り添うメディア データのじかん
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ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース #008:既婚の4組に1組。 「出会いはマッチングアプリ」 はいまやフツー、という調査結果

         

まいどどうも、みなさん、こんにちは。

わたくし世界が誇るハイスペックウサギであり、かのメソポ田宮商事の日本支社長、ウサギ社長であります。ウサギでありながらBorn in USAであり、もっと言うとチャキチャキのニューヨーカーであり、日本語も堪能であり、こうして漢字仮名交じり文を操ることで今週もみなさまにタイムリーなニュースをちょびっとお届けする、というのがこのちょびっとラビットのコーナーとなっております。わたくしがこうしてニュースのデリバリーを行っている間も本家のタイムくんの連載は続いておりますので、そちらもぜひご覧ください。

さて、夏の風物詩と言えば灼熱の太陽の下で高校球児たちが額から垂れ流す体液が「爽やか」と表現される甲子園であり、夏の音と言えばやはり、風鈴の音セミの鳴き声「カキーン」と響き渡る金属バットの打撃音、あるいはかき氷を急いで食べすぎた時に感じる痛みの効果音、に象徴されるかと思いますが、今年は京都国際高校がタイブレーク延長10回を制して優勝し、韓国語の校歌が日本全国に幾度も放送されたことも話題になりました。昨年の慶応高校の伝統的な高校球児の髪型とは異なるロングヘアーという生き方的なヘアスタイルもなかなか印象的でしたが、そう考えると野球も、そして野球を取り巻く日本社会も進化を続けており、新時代に突入しているのだなぁ、と思ったりしました。野球と言えば、ドジャースの大谷選手の40-40、つまり40本塁打、40盗塁という記録の達成も話題になっておりました。自民総裁選の話題もかなりいろんなところで意見が交わされてる印象ですが、わたくしもマンガのウサギキャラながら立候補にはやぶさかではないのでみなさまがお望みであれば、という感じでありますので、ここに意思表明を一応させて頂きます。

新時代に突入している、と言えば、こども家庭庁が8月26日に公表したウェブ調査によると、既婚者の実に4組に1組がマッチングアプリをきっかけに知り合って結婚したことが明らかになったそうです。この調査では、15~39歳の未婚者1万8000人、既婚者2000人の計2万人にヒアリングを行ったそうなのですが、既婚者の25.1%がマッチングアプリで出会ったと回答したそうです。しかもこれが最多の回答だった、というのが衝撃的な調査結果となっておりました。下記のグラフもわたくしが頑張って作ったのでぜひご覧ください。

それ以外の出会い方としては職場や仕事などが20.5%学校が9.9%友人や兄弟姉妹の紹介が9.1%パーティーや合コンが5.2%となっており、同じ学校で青春と共にした人たちが結婚する、というあたかもオーガニックな流れのように思える出会い方も1割を切る、という事実もなかなか味わい深い結果です。そして、かつては結婚するカップルが合コンで出会いました、と明言することはちょっと気が引けるような社会情勢があり、「共通の知人の紹介で」と言葉を濁していたのも今は過去の話となり、マッチングアプリで出会いました、と堂々と言えるようになってきている、というのはわたくしのような若いとは言えない世代のウサギにとってはかなりの新時代感だと言わざるを得ないのですが、みなさまはどのようにお感じになられていますでしょうか?

たしかにマッチングアプリであれば、それなりに条件を絞り込んだ状態で、お互いに前提となる部分が一致している人たちと交流することが可能となるわけですので、コスパやタイパを重要視するZ世代の方々には非常に効率的なやり方であるには違いないと思いますし、マッチングアプリが浸透していってるのは肌感覚としてもあるわけですので、おそらくそうだろうな、とは思っていたものの、実際にこのように4組に1組というデータが明るみに出てくると「木は森に隠せ」と言いますが、わたくしの心に芽生えた驚き桃の木リンゴの木の存在を隠し切ることができない小さな森のウサギのような気持ちにさせられております。

実際にヒアリングコメントを眺めてみても、なるほど、これはキャズムを超えて普通のこととして捉えられている感がひしひしと伝わってきます。

ちなみに、この調査では、未婚者の6割以上に結婚願望がある、ということも明らかになっており、結婚していない理由として、「出会いの場所・機会がない」(29.3%)、「結婚しているイメージができない」(25.2%)、「自由さや気楽さを失いたくない」(24.4%)などが挙げられていたそうです。

まあ、いつの時代も、「フツー」だとか「当たり前」だとかそういった感覚は常にアップデートされていく宿命ですし、「何を前提とするか」というフレーム問題の部分も常に変わり続けているわけですので、大きな流れには抗えないですし、多くのことはより洗練させてベターな方に向かっているとわたくしは信じておりますので、このような調査結果は、タイパやコスパが効率化され、将来的には出生率の向上に結びつくのではと一片の希望を抱いております。

それではまた来週までごきげんよう。ちなみに、ちょびっとラビットのまとめ読みはこちらからどうぞ!アデュー、エブリワン。

(ウサギ社長)

 

参照元

・若者のライフデザインや出会いについて国が初の大規模調査 未婚者の約3割「出会いがない」 既婚者の出会いのきっかけ最多は「マッチングアプリ」|FNNプライムオンライン・結婚・子育てに関する若い世代へのヒアリング | こども家庭庁・既婚の25%、出会いはマッチングアプリ 国調査、予算要求本格化へ | 毎日新聞・結婚相手と出会いのきっかけ マッチングアプリが最多 政府調査 | NHK
こども家庭庁によるウェブ調査結果(速報)|こども家庭庁

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