- 更新:2020.10.05
- 公開:2020.10.06
最近YouTubeなどでも人気なのが動く時系列グラフです。
例えば、このスーパーコンピューターの計算能力の時系列グラフなどは、スーパーコンピューターの計算処理能力の凄まじい発展とともに日本、アメリカ、中国を中心に各国が技術を磨いていく様を実感できて、見応えのあるグラフになっています。
しかし、このような動く時系列グラフの作成、自分で制作するのは難しそう、と感じている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は非エンジニアでも手軽に使えるアニメーショングラフ作成ツール「Bar chart race generator」をご紹介します!
Bar chart race generatorってどんなツール?
Bar chart race generatorはGithubで公開されているデータを横向きの棒グラフとして時系列にアニメーションしてくれるツールです。
Bar chart race generatorのリンク先はこちら: https://fabdevgit.github.io/barchartrace/
オープンソースライセンスであるMITライセンスで公開されており、以下のことが許可され、比較的自由に活用することができます。
- 商用利用
- 変形
- 配布
- 私的使用
商用利用も可能なため、ビジネス用途のプレゼン資料などにもぴったりです。しかし、自由に活用できる代わりにこのツールを利用する上で作者に責任や保証の義務は生じませんので、基本的には自己責任で活用してください。
また、このツールを活用して作ったグラフにはライセンス(MIT License)と著作権表示(Copyright (c) 2020 FabDev)が義務つけられています。
4つの項目を埋めるだけで超お手軽に時系列グラフができる!
では、いよいよBar chart race generatorの使い方をご紹介します。
このツールの使い方は非常に簡単で
- アニメーショングラフ化したいCSVファイルを「CSV file」にアップロードする
- アニメーションの継続時間(秒)を「Animation duration(in s)」に入力する
- 縦軸の要素の数を「Number of bars to display」に入力する
- 「Title」にグラフのタイトルを入力する
の4つの項目を埋めて、「Generate bar chart race」というボタンを押せばアニメーショングラフを生成できます。
なお利用可能なCSVの形式として以下の二種類があります。なおいずれも日付の形式は「YYYY-MM-DD」にする必要があります。
オプション1:1行目に降順に日付を並べ、要素ごとに1列ずつ数値を入力する
日付 |
要素1 |
要素2 |
要素3 |
2020-07-01 |
4 |
7 |
2 |
2020-08-01 |
5 |
4 |
3 |
オプション2:1行目に日付を並べ(順不同)、2行目に要素、3行目に数値を入力する
日付 |
要素 |
数値 |
2020-07-28 |
要素1 |
9 |
2020-06-07 |
要素3 |
6 |
2020-08-01 |
要素2 |
1 |
形式をより具体的に知りたい場合は「Example file(サンプルファイル)」からサンプルのデータファイルをダウンロードしてファイルの中身をみてみてください。
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