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データで新たな価値を生み出し、保険のその先の可能性へ SOMPOホールディングス中林紀彦 CIOJapanSummit2018より

         

質疑応答


――「BOOTCAMP」は、社内からは何名が参加している?

「BOOTCAMP」は一回につき30名。社外から25名、グループ企業より5名〜10名ずつくらい参加しています。

――既存事業のデジタル化チームと新規事業チームの人員の割合は? 新規事業の領域はなんでも自由に?

既存事業が5〜6割、新規事業チームが4割程度です。新規事業については既存の「車」「都市」「人・健康」の大きく3つのドメインを定義して、そのなかから新しいサービスを生み出しています。また、リスクを軽減したり回復する“リスクに関するサービス”も事業をつなぐもうひとつの大きな軸です。

まとめ

DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれている昨今、いかにIT技術を活用してイノベーションの創出やビジネス変革の実現を果たすか、各企業は戦略的なチャレンジが求められている。その源泉となるデータ、そしてデータを活用するデータサイエンスに注目が集まっています。ただ、中林氏はそれだけでは不十分と語ります。

新たなデジタル事業領域を作り出すため社内から変革を起こすと同時に、社外をも巻き込みながらアプローチを展開している中林氏。実践的なデータサイエンティスト組織の作り方や人材育成への考え方は、ビッグデータやAIを活用しデータドリブンを目指す日本企業、そしてそれに見合うデジタル人材育成のロールモデルになり得るでしょう。

(TEXT:伊藤七ゑ PHOTO:Inoue Syuhei)

 

SOMPOホールディングス株式会社
チーフ・データサイエンティスト 中林 紀彦氏

2002年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。データサイエンティストとして顧客のデータ分析を多方面からサポートし企業の抱えるさまざまな課題をデータやデータ分析の観点から解決する。また、エバンジェリストとしてビッグデータをビジネスに活用することの価値を幅広く啓蒙。株式会社オプトホールディング データサイエンスラボの副所長を経て2016年より現職。重要な経営資源となった”データ”をグループ横断で最大限に活用するためのデータ戦略を構築し実行する役割を担う。また2014年4月より、筑波大学大学院の客員准教授としてデータサイエンスに関して企業の即戦力となる人材育成にも従事する。


データに付加価値を与え、新たなサービスを生み出す「SOMPO Digital Lab」

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