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パラダイムシフトに情報システム部門の統括責任者たちはどう向き合うか? –CIO Japan Summit 2023

このまとめでは、2023年5月17日、18日に開催される日本の情報システム部門の統括責任者が集うITリーダーのための首脳会議「CIO Japan Summit 2023」について紹介します。

         

ITリーダーとソリューションプロバイダーが集う「CIO Japan Summit 2023」とは?

「CIO Japan Summit 2023」は、環境や時代に合わせて変化し続ける経営課題に着目し、競争力の強化や課題解決へ導くための事業戦略支援です。

講演を通して最先端の情報や知識を学ぶだけではなく、One-to-One meetingsを通して、成長を促す企業連携の可能性を見出すことも目的としています。

今年は5月17日(水)、18日(木)の両日に東京都文京区のホテル椿山荘東京にて開催されます。

今回で15回目を迎えるCIO Japan Summitは、講演者16名、企業のIT部門責任者・IT関連のサービスを持つソリューションプロバイダー企業が一堂に会し、「密な連携 多様な視点」をテーマに、現在の市場環境下における課題やビジネスチャンスなどについて議論します。

開催中は講演・ディスカッション・One-to-One Meetings(商談会)・お食事交流会を通じて、現在取り組んでいる課題・問題の解決に加え、国内有数企業のCIOやIT・情報システム部門統括の方々と繋がりが持てる千載一遇の機会でもあります。

参加は、聴講者、もしくはソリューションプロバイダー企業として参加が可能で、双方が交流を深めることで以下のようなメリットをもたらしてくれます。

聴講者

企業のIT部門責任者の方が対象です。講演、食事会、参加者同士のディスカッション、ソリューションプロバイダー企業とのミーティング等を通じて最新の知見を得ると共に新たな人脈の拡大に活用できます。

ソリューションプロバイダー企業

IT関連のソリューションをもつ企業が対象です。聴講者側として参加されているトップ企業のIT部門の決裁権者と一対一で商談できる機会があります。

「CIO Japan Summit 2023」の主要議題

IT部門の越境

IT部門が、営業・マーケティング・人事・経営など、ビジネスサイドと融合することで、現状の限界を超え、飛躍的成長を遂げる

迫る2025年へむけた再構築

既存システムの刷新、歩んできたDXの取り組みを一度見直すことで、次の変革フェーズへと導く

個人×自由な世界でのデジタル施策

メタバース・仮想通貨・ブロックチェーンなど先端技術が本格化するWEB3.0の時代の幕開けにIT部門もパラダイムシフトを進める

データの武器化

自社の盾となり剣となるデータ利活用で、現状把握や予測、的確な意思決定を促進し、戦略的データガバナンスによって経営強化を目指す

人が生み出す本当の価値

自動化・効率化が進むデジタル社会において、人でしか生み出せないコトの解像度をあげ、役割を最大に引き出す

Z世代躍進の人材育成

日常的に世界の様々な価値観に触れ、多様性に富んだデジタルネイティブ世代の能力を最大に引き出すことで、社会や企業へ利益をもたらすカギとなる

「CIO Japan Summit 2023」の登壇者

議長

J.フロントリテイリング株式会社
グループデジタル統括部 野村 泰一 氏

1987年ANA入社。インターネット予約やスキップサービスなどANAの予約搭乗モデルをデザイン。2011年ANAを退職し、日本初のLCCであるピーチ・アビエーションの創設に携わり、システム面でビジネスモデルをデザイン。2016年ANAに再入社し、DX推進の責任者となる。データ基盤、ロボット、IoT、AIなどのデジタルテクノロジーを活用したデザイン、デジタル人材の育成などに関わる。2022年4月J.フロントリテイリングに入社。チーフ・デジタル・デザイナーとしてデジタル推進に関わっている。

基調講演

世界初のアート御朱印NFTの仕掛け人:仏教をIPという観点からコンテンツ化

紫雲山 大泉寺 住職 松浦 未知雄 氏

1968年京都室町にある紫雲山 大泉寺に生まれ、高校生の頃より漫画の投稿をきっかけに“さくまあきら氏”(桃太郎電鉄など)に師事。1991年京都精華大学造形学部日本画学科を卒業後、1年間の住職修練を経て上京し、森田まさのり氏(ろくでなしブルースなど)のアシスタントを経て、ソニーコンピュータエンタテインメント(現ソニー・インタラクティブエンタテインメント)のゲームクリエーターオーディションに合格、2001年に(株)スクウェアに入社。2021年より御朱印ならぬ“語”朱印を開始し、同年末よりアート御朱印NFTを始める。

400年以上の歴史ある京都の紫雲山「大泉寺」が世界初となるアート御朱印NFTを販売し、日本から世界へ「現代の仏教アート」を発信。今回は同寺より、京都精華大学日本画科を専攻し、漫画家のアシスタントやゲームクリエータの経験を経て得た技術と知見を活かして仏教というIPを広める活動を行っている松浦住職にお越しいただく。ご住職自らが描く御朱印がデジタルを通し、日本と世界へ「なにか楽しそう」と既成概念を壊し、仏教に出会う入り口を広げている。ブロックチェーンを活用し、デジタルと社寺の繋がりを追い求めた新しい世界観について仕掛け人自らが赤裸々に成功と失敗を語っていただく。

・日本画・漫画~デジタル~紙芝居~NFT フィジカルとデジタルのシーソーゲーム
・伝統とテクノロジー
・世界への展望

 

蘇る鉄腕アトムNFTが創りだす新たな可能性

株式会社手塚プロダクション 取締役 清水 義裕 氏

大学在学中に手塚治虫と出会い、(株)手塚プロダクション演出助手として手塚の映像制作を補助する。 1981年入社、プロデューサーとして各種契約業務に携わる。1999年に著作権事業局長、国内外の映像事業、出版、商品化等の業務全般を管理する。国立近代美術館「手塚治虫展」、宝塚市立手塚治虫記念館、TVシリーズ「アストロボーイ・鉄腕アトム」(2003)等を企画、総合プロデュース、ハリウッド版3D映画「アストロボーイ」(2009)ではクリエイティブコンサルタントを務める。2018年取締役に就任。(一社)日本動画協会副理事長(現)、2011年アネシー国際アニメーション映画祭審査員。

世界的に絶大な影響力を持つ手塚プロダクションが、初となるNFT原稿アート「鉄腕アトム」を販売し、1時間で完売に至ったニュースは記憶に新しい。今や日本を代表するカルチャーである漫画・アニメ。その礎を築いた漫画の神様、手塚治虫先生の開拓精神を受け継ぎ、発足したデジタルアートNFTの可能性について迫る。各地方自治体とコラボした「ご当地アトムNFT」は地方創生をテーマとしたメタバース空間でのカードゲーム。売上利益の一部は子供たちへの寄付や、コロナ禍で大きく毀損した地域復興に充てられ、画期的な支援の形を実現した。作品にデジタルの命を吹き込み、革新的なアプローチで、日本ならではのIPを創生、日本の素晴らしい魅力を作品に乗せて世界の市場に向けて発信している。今回は、10年以上、手塚治虫先生とともに働かれた清水氏にお越しいただき、手塚プロがこれから創っていく新世界についてお話しいただく。

・手塚治虫のチャレンジスピリット
・From The Fragments of Tezuka Osamu (手塚治虫の欠片たちから)のNFTアートの製作と販売
・アーティスト集団、Akiba Edenでの二次的NFTの製作と販売(手塚プロとのコラボビジネス)

 

AI医療の未来を目指して

慶應義塾大学病院 教授 陣崎 雅弘 氏

1987年 慶應義塾大学医学部卒業.

1999年 Harvard大学付属Brigham and Women’s Hospital留学.

2006年 慶應義塾大学医学部放射線科学講師.

2009年 同准教授.

2014年 慶應義塾大学医学部放射線科学教授.

2017年 慶應義塾大学病院副病院長(医療情報システム、IT/AI担当、予防医療担当).

2018年 内閣府の創造的イノベーションプログラム「AIホスピタルプロジェクト」担当.

日本画像医学会 理事長、日本腹部放射線学会 理事長、日本医学放射線学会 理事、日本循環器学会 理事、日本超音波医学会理事、日本メディカルAI学会 顧問

社会のDX推進が期待される中で医療業界でのICTやAIの活用は遅れていると言われる。理由としては個人情報をめぐる法規制からデータ収集が困難であったり、生命を扱う現場におけるAIやICT活用における責任の所在など、業界特有の課題が多いことがあげられる。そんな中、医療AI・ICT化を進め、「AIホスピタル」を実現させようとする病院がある。今回は旗振り役である慶応義塾大学病院の陣崎副院長にお越しいただき、走り続けてきた道のりを解説いただく。診療科ごとにAI担当医を配置し個々のICT取り組みを院内で共有する委員会を作り、病院全体で医療AIの実装に取り組む仕組みを構築した。ロボット活用、ビッグデータを活用するための基盤の整備など、さまざまなICTやAI技術を院内で実装し、患者に安心・安全で先進的な医療サービスを提供と同時に医療従事者の負担軽減を図ることを目指したAI医療の未来を覗く。

 

ケーススタディプレゼンテーション

ダイハツAI民主化:孤軍奮闘AI ヒーローの軌跡をたどる

ダイハツ工業株式会社 DX推進室グループ長
太古 無限 氏

大学では土木工学科を履修。1969年大成建設に入社し、工場施設や港湾施設の設計・施工などに従事して多くのプロジェクトに参画してきた。1995年から土木部門2400人のネットワーク構築、2001年からは社長室情報企画部に移り、情報統括として全社情報システム再構築プロジェクトを担当した。このプロジェクトでの活動に対し、日経情報ストラテジーより「CIOオブ・ザ・イヤー2003」の授与を受ける。2012年株式会社オランを設立し、現在に至る。CIO賢人倶楽部ならびにビジネスシステムイニシアティブ協会を設立し代表を務めている。

軽自動車市場ナンバーワンのシェアを誇るダイハツ工業株式会社では、1人の社員の決意で全社を巻き込んだAI推進活動が行われている。きっかけは世間でのAIブーム。裏腹に社内でのAI 活用がまったく進んでいなかったことに危機感を感じ、自ら動き始めた太古氏。当初は非公式のワーキングチーム形式でコードを書いては実験を進めていた。それが今や全スタッフ職6,500人を対象とした AI 人材育成研修や、マネジメント層への啓蒙、実際の製造現場での活用など、ビジネスプロセスを大幅改善に貢献。新設されるAIやDXを推進する部署はみんな孤独と語る同氏。そんな中どんなアプローチで越境してき、味方をつくり、ダイハツ内でAIムーブメントを巻き起こしたのか。民主化までの長い道のりとは。秘訣についてざっくばらんに語っていただく。

・ボトムアップでのAI推進の秘訣
・社内コミュニティはどのように作るのか
・AI人材育成の考え方
・AI活用事例の紹介
・AI活用の次に実施する施策は。

 

リコーがDXで目指すこと~持続可能な社会づくりと『”はたらく”に歓びを』〜

株式会社リコー コーポレート上席執行役員CDIO
(Chief Digital Innovation Officer)田中 豊人 氏

慶応義塾大学法学部卒業。コニカミノルタホールディングスでカメラ・フォト事業の構造改革・事業撤退、全社新規事業責任者等に従事後、日本GE株式会社 専務執行役員、アリババ株式会社 代表執行役員副社長、アント フィナンシャル ジャパン 代表執行役員COOなどを歴任。2020年4月に株式会社リコーに入社し、全社デジタル戦略の責任者としてOAメーカーからデジタルサービスの会社への変革を推進中。

リコーはカスタマーサクセスを中心に据え、お客様に寄り添い、“はたらく”を変革するデジタルサービスの会社へ生まれ変わろうとしている。DXによるお客様価値創造、その基礎となる人材・風土改革や社内の生産現場のDX等、ひとりひとりがデジタル技術とデータを使いこなせる企業風土づくりを進めてきた。具体的な取り組みとともに、同社の2036年ビジョンである「”はたらく”に歓びを」と持続可能な社会について語る。

・企業風土変革・デジタル人材の育成
・新たな顧客価値創造

 

coming soon

株式会社ピーシーデポコーポレーション CIO
若林 繁 氏

coming soon

若林氏は前職のワタミでは、収益基盤を支えるマーチャンダイジング・本部機能等の強化、システム投資による生産性向上、統合基幹システムによる省人化をDX戦略として推進し経営危機を救うと共に、外食産業では初めての「DX注目企業2020」受賞や、日本企業では初めての受賞となるConstellation Research(米国リサーチ・アドバイザリー会社)が実施する「2021 Supernova Award」を受賞してきた。また現職PCデポでは、全社大の抜本的構造改革から着手し、環境変化に対応し企業ビジョンを達成する最適な戦略と整合あるDX化を図るだけではなく、需要が出てくる分野を先読みするビジネス開拓/開発にも取り組んでいる。現在多くの企業が2025年を見据えDXにフォーカスしている最中、ルール/バリューの磨き上げ、風土/文化を変え、意識改革や組織改革に挑むスタンスやビジョナリーな視点には、多くのヒントが得られるはず。

・イノベーション醸成のための構造改革 ※ミッション/戦術を支えるルール・バリュー領域(人事制度改革、組織改革、事業計画、行動規範 等)

・情報の透明性とトレーサビリティを達成し、データ駆動型文化(データドリブン)確立にて迅速な経営改善

・投資効果の可視化と効果創出のための組織改革/After DX ※内製化 含

 

東急沿線から街をハック!デジタル特別組織が発足したワケ

東急株式会社 デジタルプラットフォーム 室長
日野 健 氏

1989年東京急行電鉄(現東急)入社後、財務・経営企画・IRなどで経歴を重ね、2011年から都市開発部門で商業ビル・劇場等の運営、生活サービス部門でリテール・カード事業等に取り組む。2013年に生活サービス部門にて統括部長。2015年から東急テックソリューションズ取締役社長着任を契機に、IT・デジタルへの関与をスタート。2018年復職後、経営企画室IT戦略部、2019年にマーケティングIT推進グループを経て、2021年からデジタルプラットフォーム室長(現職)。川崎市出身。気分転換は、スポーツ観戦・ダイエット・ゲーム等。好きな言葉は「見る人は見ている」

鉄道を中心とした街づくりを推進する東急グループではデジタル技術を積極的に導入し、各事業のサービス価値向上を行ってきた。従来、横ぐしで各グループのリソースを十分に生かし切れていなかったことから、今回、人材強化、街づくりのDX専門組織として「デジタルプラットフォーム準備プロジェクト」(Urban Hacks)を設立。生活の中心になる「時間・経済・場所」の体験をアップデートするため「リアルとデジタルの融合」をキーワードに、顧客接点のDXを点・線・面の3面で挑戦。電鉄事業をもつ同社ならではの視点で、移動体験から、リアルな施設・サービスの利用の体験向上、ひいては沿線住民への地域への価値向上とつなげていくことをミッション化する。人々の暮らしとデジタルが完全に融合し、人々が未だに想像し得ない、見たこともないような未来を創造する一手としてデジタルがどう日常に溶け込んでいくのか、今後の戦略についてお伺いする。

 

教育事業の旗手!次世代の『よく生きる』を実現するベネッセデジタル革命

株式会社ベネッセホールディングス
専務執行役員CDXO 橋本 英知 氏

ダイレクトメールを中心とした各種メディアによるセールスプロモーションツールの企画・制作に携わる。その後、新商品開発、サービス開発、新規事業開発、経営企画を経験後、CMO補佐として、マーケティング戦略・ブランドコミュニケーション・情報基盤・組織人事・コンプライアンス・業績管理などに広く従事。グローバル教育事業、こどもちゃれんじ事業、進研ゼミ事業を経て、2021年4月から現職。社外では、「ダイレクトマーケティング」「ブランドマネジメント」「DX推進」「組織マネジメント」領域での活動を中心に、講演・寄稿など多数。

「赤ペン先生」で知られる「進研ゼミ」を運営するベネッセホールディングスは、教育事業だけではなく介護・保育・語学・生活など幅広いサービスを提供、多様化する顧客ニーズに対応するため、事業のDX化を推し進めている。進研ゼミ事業においては、「添削=アナログ」のイメージとは反して、従来の紙型に加え、専用タブレットを使って学習するデジタル型も選択できるように。 AIの学習機能により、一人ひとりの習熟度に応じた出題や、生活様式に合ったスケジュールの提案など、より「個別最適化」された学習を提供することが可能となった。教育事業のデジタルネイティブ小中高生から介護事業の利用者まで、大きく異なる顧客層でありながらも、全顧客の満足度を、デジタルをフル活用することで埋めていく。技術ありきではなく、あくまで顧客第一主義で進むベネッセのデジタル革命。新たな「よく生きる」の実現に向けて、さらなる事業改革についてお伺いする。

 

インターナルDXとエクスターナルDXの先に目指す世界

横河電機株式会社 常務執行役員(CIO)
デジタル戦略本部長 兼 デジタルソリューション本部
DX-Platformセンター長 舩生 幸宏 氏

1990年に大学卒業後、㈱NTTデータに入社し、金融機関(大手銀行・証券・生保・損保)向け情報系システムの開発、プロジェクトマネジメント、インフォメーションモデリング、ITコンサルティング等に従事。2000年にソフトバンクファイナンス㈱(現SBIホールディングス㈱)に移り、インターネット金融サービス企画開発、IT子会社のCIOを歴任。2003年にソニー㈱に移り、ITのグローバル最適化を目指し、グローバルITガバナンス構築、グローバルITトランスフォーメションを推進。2009年から2013年までシンガポール赴任。2018年3月に横河電機㈱に移り、執行役員(CIO)兼デジタル戦略本部長に就任。現在に至る。2019年4月からデジタルソリューション本部 DX-Platformセンター長を兼務し、お客様向けDXサービスの企画開発を担当。

インターナル(社内)、エクスターナル(社外)の両面でDXを推し進めている横河電機。同社は計測・制御機器メーカーとして100年以上の歴史を重ね、海外売り上げは7割を占めるグローバルカンパニー。スケールの大きい舞台で、DXを進める先には、リモートや自律化の技術で業務が問題なく回り、社員が出社しなくても仕事が回せる「デジタルエンタープライズ化」の実現を目指している。目下の大きなチャレンジとしては、工場自体のバーチャル化を掲げる。モノづくりに欠かせない「暗黙知」「匠の技」といった長年人から人へ継承され続けてきたノウハウを、次世代に余すことなく引き継ぐため、データドリブンオペレーションを推進。工場内オペレーションデータを集約するデータレイクを構築し、それらのデータがどういう意味を持っているのか、何が問題なのかを分析して改善する、データ起点の改善プロセスを回し始めているという。本講演では、社内のビジネスプロセスを整流化、適正化、自律化する「インターナルDX」と、顧客のビジネスプロセス変革を支援する「エクスターナルDX」について掘り下げていく。そして全てのビジネスプロセスをバーチャルでつなぐという大きな挑戦の物語を共有いただく。

・IT組織の変革とグローバル化
・グローバルなビジネスプロセス・システムの最適化
・ShowroomアプローチによるエクスターナルDXへの展開

 

インタラクティブセッション

越境者の異種対談: IT×マーケティング、人事、財務

株式会社キタムラ デジタル推進本部
取締役常務執行役員 柳沢 啓 氏

coming soon

レノボジャパン合同会社 CFO 萬代 一朗 氏

1996年 プロクター・アンド・ギャンブル・ファーイースト・インク (現P&Gジャパン) 入社。日本及びアジア法人に20年間在籍し、BUファイナンスとして収益分析・投資の意思決定・カテゴリー経営計画に携わる仕事、コーポレート・管理部門(監査・経理・税務・コーポレートガバナンス)職を通じ広く経営管理に関わる。アジア全域の宣伝広告費管理のデジタル化プロジェクトをリード。その後、日産自動車株式会社 (日本モノづくりコントローラー)、アマゾンジャパン合同会社 (メディア事業部ファイナンス) を経て2018年11月より現職。NEC・レノボグループのファイナンス部門デジタルプロフィシエンシー向上を推進。

株式会社三越伊勢丹ホールディングス 執行役員
人事統括部長 藤森 健至 氏

1996年 プロクター・アンド・ギャンブル・ファーイースト・インク (現P&Gジャパン) 入社。日本及びアジア法人に20年間在籍し、BUファイナンスとして収益分析・投資の意思決定・カテゴリー経営計画に携わる仕事、コーポレート・管理部門(監査・経理・税務・コーポレートガバナンス)職を通じ広く経営管理に関わる。アジア全域の宣伝広告費管理のデジタル化プロジェクトをリード。その後、日産自動車株式会社 (日本モノづくりコントローラー)、アマゾンジャパン合同会社 (メディア事業部ファイナンス) を経て2018年11月より現職。NEC・レノボグループのファイナンス部門デジタルプロフィシエンシー向上を推進。

DXが謳われ数年、組織全体をトランスフォーメーションするため、デジタルマーケ、IT人材、売上管理、データドリブン経営など、どの業務にもデジタルが不可欠となった。部門の境界をまたいでIT部門がどのように働きかけるべきなのか。今回はマーケティング、人事、財務からそれぞれ「デジタル」をキーワードに越境者が集い、各部門の実業務へどう影響しているのか、なにをIT部門に期待するのか、新たな価値創造を求め、CIOたちへ協業メッセージを放つ。

 

各分野のプロが集結!新時代WEB3.0におけるデジタルとセキュリティ
J.フロントリテイリング株式会社 グループデジタル統括部 野村 泰一 氏

J.フロントリテイリング株式会社
グループデジタル統括部 野村 泰一 氏

1987年ANA入社。インターネット予約やスキップサービスなどANAの予約搭乗モデルをデザイン。2011年ANAを退職し、日本初のLCCであるピーチ・アビエーションの創設に携わり、システム面でビジネスモデルをデザイン。2016年ANAに再入社し、DX推進の責任者となる。データ基盤、ロボット、IoT、AIなどのデジタルテクノロジーを活用したデザイン、デジタル人材の育成などに関わる。2022年4月J.フロントリテイリングに入社。チーフ・デジタル・デザイナーとしてデジタル推進に関わっている。

株式会社JMDC CISO /CISSP 黒神 宗三 氏

1997年 日本電信電話株式会社(以下「NTT」)に入社。以後、NTT及びNTTグループ各社にて、

・NTTグループ全体のセキュリティ戦略立案、セキュリティ規程策定等ガバナンスの推進

・DXやリモートワークを前提としたセキュリティアーキテクチャの策定とセキュリティ共通基盤整備等の全体統制

・IoTを活用したスマートシティ、スマートビル、スマートホーム等向けの新たなセキュリティビジネス創出

・企業内起業による、コミュニティサービス等新規事業の開発・運営

・経営管理等組織マネジメント、人財マネジメント

等、幅広い分野に従事。2022年より、現職。

PwCコンサルティング合同会社 専務執行役員
安井 正樹 氏

大手コンサルティングファームを経て、2014年10月プライスウォーターハウスクーパース株式会社入社。現在は PwCコンサルティング合同会社の専務執行役パートナーとして経営に携わる。デジタルトランスフォーメーション(DX)の専門家として、製造業を中心とした幅広い業種に対しサービス提供。デジタルを活用したオペレーションの効率化、ITのモダナイゼーションを得意とする。近年はデジタルを活用した新規事業開発を多く手掛け、AI/IoTデジタル化構想、スマートシティ構想、宇宙ビジネスなどの戦略立案から実行支援までを一貫して支援している。2020年5月、PwC Japanグループの専門性を活用して社会課題の解決を加速し、持続可能な社会の実現を目指す目的で一般財団法人PwC財団を設立、代表理事に就任。また、 岡山市Socirety5.0戦略アドバイザーを務めていた時には、官、民、ソーシャルセクターをつなげ、社会課題の解決にも従事した。

株式会社ベイシアグループソリューションズ
グループソリューション戦略室 室長 竹永 靖 氏

ソニーミュージック系通販小売業を皮切りに、四半世紀にわたり小売業に従事。カタログ通販からネット通販まで商品開発からマーケティングまで広く現場を指揮。2010年より、株式会社カインズのデジタル事業にかかわり、「オムニチャネル化」「unified commerce」の実現に従事。EC構築、Web事業、アプリ等全般の設計企画運用に携わる。2017年からは、売上規模1兆円を超えるベイシアカインズグループ、全社のIT事業を管轄する、株式会社ベイシアグループソリューションズのグループソリューション戦略室室長に着任。現在に至る。

1990年代インターネットが台頭して以来、今日まで革新が進んできた。社会のインフラに大きなインパクトを与えるとされるWeb3. 0時代がついに到来する。ブロックチェーンが登場したことで、政府や大企業など、ごく一部の層が保有していた個人情報を自分自身で所有する、いわば「インターネットの所有」が技術的に可能になることを指す。自らがデータを管理でき、個々が益々強くなる時代の新しい形のセキュリティやデジタル施策とは。日本がWeb3.0の分野で世界をリードするため、マーケティング✕IT×DX戦略×スマートビジネス×セキュリティと各方面から未来予測のプロフェッショナルたちにお集まりいただき議論を深めていただく。

 

開催情報

「CIO Japan Summit 2023」は主催社の厳選な審査を経たITリーダーの方々と最先端のソリューションプロバイダーの方々のみ参加されるサミットです。

そのため、参加基準を設けていない一般のイベントと違い、利害関係が一致する将来のビジネスパートナーや問題解決策の提供者との高いマッチングも実現します。

企業が抱える課題解決に取り組むCIOたちの視点に直接触れられるの機会。ビジネス変革の課題・問題の解決、ビジネスチャンスの獲得の場にぜひともご活用下さい。

開催情報

イベント名CIO Japan Summit 2023
開催日時2023年5月17日(水)・18日(木)
開催場所ホテル椿山荘東京 〒112-8680 東京都文京区関口2−10−8
主催マーカスエバンズ
URLhttps://www.may23.ciojapansummit.com/

IT部門長とITベンダー企業が一堂に会する
CIO Japan Summit 2023」開催!


今回で15回目を迎えるCIO Japan Summitは、講演者16名、企業のIT部門責任者・IT関連のサービスを持つソリューションプロバイダー企業が一堂に会し、「密な連携 多様な視点」をテーマに、現在の市場環境下における課題やビジネスチャンスなどについて議論します。

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