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会場はNTTドコモビジネスX (旧称:NTTコム オンライン)。JR大崎駅よりすぐで、アクセスも良好です
司会のよしむら@データマネジメントさんによると、普段のイベントは知識を共有するための勉強会が多いとのこと。しかし今回は「参加者が『おもしろい!また来たい』と思えるような推しイベントにしたかった」と語りました。

司会を務めたよしむら@データマネジメントさん
LT大会の発表テーマは自由で、制限時間は3分です。自己紹介や新年の抱負、趣味の報告、仕事で学んだ新たな知見、PRなど発表者の情熱と個性を存分に発揮し、伝えます。
最終的な発表者は31名。「発表者は4〜5名程度かもしれない」との主催側の予想をはるかに上回り、多くの方に参加いただけたそうです。実は筆者も発表者として、人生初のLTに挑戦することになりました。
早速、くじ引きで発表順を決めていきます。豪華賞品も用意されており、会場は熱気と期待に満ちていました。

日本酒で乾杯!会場には飲み物、フードが購入でき、リラックスした雰囲気の中で楽しめました

最優秀賞には伊勢海老3kgが贈呈されます

発表順はくじ引きで決定。総勢31名が並んで引いていきます

真剣な表情の聴衆者。この後、発表を控えているからか緊張した面持ちの方も
まずは11名の発表者からスタートします。丁寧に作り込まれた資料が投影され、テンポよく発表が進んでいきました。
中には短い時間で収められるよう、事前に練習を重ねてきた強者も!発表する姿をスマホで自撮りし、入念にチェックしたそうです。

1. Webメディア AIの影響|星原康一
2. かわいい身体と声を持つ、そういうものに私はなりたい|よしむら
3. データ界隈に渦巻く愛憎劇とは?!|三輪一郎
4. ソフトとハード両方いけるデータ人材の育て方|ざき
5. 日本初のデータサイエンス学部1期生の描く未来像|森口翼
6. AI×外部サイト探索でファンエンゲージメントを探る|山本俊之
7. 日本の中小企業デジタル競争⼒、強化に向けて|竹下志浩
8. G4D:黄金4図が紡ぐ未来の物語|赤 俊哉
9. 真似からはじめるデータ可視化の第一歩|げん
10. Gitが世界を制した理由は「革新」ではなく「運用」だった| へんてこ
11. なぜSQLはAIぽく見えるのか|塩見登志和

星原康一さん「Webメディア AIの影響」

よしむらさん「かわいい身体と声を持つ、そういうものに私はなりたい」

三輪一郎さん「データ界隈に渦巻く愛憎劇とは?!」

ざきさん「ソフトとハード両方いけるデータ人材の育て方」

森口翼さん「日本初のデータサイエンス学部1期生の描く未来像」

山本俊之さん「AI×外部サイト探索でファンエンゲージメントを探る」

竹下志浩さん「日本の中小企業デジタル競争⼒、強化に向けて」

赤 俊哉さん「G4D:黄金4図が紡ぐ未来の物語」

げんさん「真似からはじめるデータ可視化の第一歩」

へんてこさん「Gitが世界を制した理由は「革新」ではなく「運用」だった」

塩見登志和さん「なぜSQLはAIぽく見えるのか」

こちらが「推しうちわ」。表裏に絵文字が描かれており、リアクションを表すことができます
ここで休憩時間中に、主催側からアナウンスが入りました。
「受付で渡した“推しうちわ”を、ぜひ発表中に振ってください。応援の気持ちを込めて盛り上げていただけると、嬉しいです!」との言葉に、思わず会場から笑いが起こりました。
「いいね」マークが一斉に振られると、その場の緊張感も少しずつゆるんでいきます。

12. ChatGPTみたいなAIアプリを作ってみた|Sankame
13. 海外製ELTツール”Matillion”を用いたデータ基盤運用事例紹介|望月優志
14. 情報とは何か|みずたに
15. データエンジニア視点の全社生成AI利活用推進について|いいもり
16. 面白いダッシュボードの表現方法|日下部佑起
17. 新年の抱負:データ×AIを推進してきた自分自身が、いなくても回る組織を目指して|タロウ
18. 川端康成の『雪国』のフレーズからわかる思考〜あなたは主観的?客観的?…|太田博三
19. AI時代に生き残ろうとするライターの1年を振り返る|林美夢
20. データサイエンティストがAI駆動のエンジニアリングに挑戦してぶち当たった壁|渡辺史
21. Your desk, Powered by 120B (120BのLLMをローカル環境で動かす話)|Kurozumi

Sankameさん「ChatGPTみたいなAIアプリを作ってみた」

望月優志さん「海外製ELTツール”Matillion”を用いたデータ基盤運用事例紹介」

みずたにさん「情報とは何か」

いいもりさん「データエンジニア視点の全社生成AI利活用推進について」

日下部佑起さん「面白いダッシュボードの表現方法」

タロウさん「新年の抱負:データ×AIを推進してきた自分自身が、いなくても回る組織を目指して」

太田博三さん「川端康成の『雪国』のフレーズからわかる思考〜あなたは主観的?客観的?…」

林美夢「AI時代に生き残ろうとするライターの1年を振り返る」

渡辺史さん「データサイエンティストがAI駆動のエンジニアリングに挑戦してぶち当たった壁」

Kurozumiさん「Your desk, Powered by 120B (120BのLLMをローカル環境で動かす話)」

休憩中は声をかけ合い、発表した内容について質問し合う姿も見られました

自然な交流が生まれやすい雰囲気があるのも「データ横丁」の特徴です
最後が近づくにつれて推しうちわの揺れる数が増え、拍手と笑いが続きます。後半も勢いは衰えず、聴衆者の心をつかむ発表が多く見られました。
22. 知識の満ち欠け ー資格試験の対策をいかにうまく行うか?|M_Murata
23. AIはデータ分析者を救うのか?|じゅんじゅん
24. データ統合基盤を用いたアプリ開発におけるデータモデリングの導入について|石川健斗
25. データ組織を広げる組織開発|松浦遼
26. データの考古学もしくは人類学~ノーテック企業でデータを扱うこと~|遠藤尚也
27. Vtuber案件は数字ではなく”相性”で選ぶ時代 ――― タレント選定におけるデータ分析‧活⽤|太田
28. “データに関する” 発信や交流のススメ|秋田直器
29. データのキャリアを歩む~よく分かんないけど、なんか分かった!~|太田力丸
30. データドリブンダイエット|浅野高志
31. 生成AIの波に飲まれた産学連携の共同研究PJをプロダクトの武器に変えるまで|松井太我

M_Murataさん「知識の満ち欠け ー資格試験の対策をいかにうまく行うか?」

じゅんじゅんさん「AIはデータ分析者を救うのか?」

石川健斗さん「データ統合基盤を用いたアプリ開発におけるデータモデリングの導入について」

松浦遼さん「データ組織を広げる組織開発」

遠藤尚也さん「データの考古学もしくは人類学~ノーテック企業でデータを扱うこと~」

太田さん「Vtuber案件は数字ではなく”相性”で選ぶ時代 ――― タレント選定におけるデータ分析‧活⽤」

秋田直器さん「“データに関する” 発信や交流のススメ」

太田力丸さん「データのキャリアを歩む~よく分かんないけど、なんか分かった!~」

浅野高志さん「データドリブンダイエット」

松井太我さん「生成AIの波に飲まれた産学連携の共同研究PJをプロダクトの武器に変えるまで」

気づけばあっという間に終了時間に。1人あたりの持ち時間が3分間しかなかったことも奏功し、集中して聴くことができたのではないでしょうか。

投票はそれぞれのスマホから行います。投票理由も添えて送信!
いよいよ聴衆者62名の投票による「最優秀賞」「初笑い賞」、そして企画運営メンバーの審査による「特別賞」「盛り上げたで賞」の受賞者を選出します。


最優秀賞はトロフィーと伊勢海老3kg!おがくずの中で生きています

自治体職員のげんさん。おもしろデータの可視化で、SNSでも人気です
学び・驚き・楽しさの点から総合的に最も優れていた発表者として「最優秀賞」に輝いたのは、エントリーNo.9 げんさんの「真似から始めるデータ可視化の第一歩」!データ可視化の第一歩として、人の模倣から始める大切さについて語ったLTです。
げんさんは書籍「ビジュアルで分かる日本 データに隠された真実」(にゃんこそば著)を参考にデータ可視化マップを作成していくうちに、可視化に必要なこだわりや自分の興味関心に気づいたそうです。
「真似をするうちに新しいアイデアが生まれ、楽しくなってくる。徹底的に誰かの真似をすることが、自分自身が伸びていくきっかけになる」と感じているげんさん。好きだと思ったら素直に真似をするところから、なりたい自分への一歩が始まるのではないか。そんな問いかけと、メリハリのあるプレゼンテーションが聴衆の心をつかみました。おめでとうございます!
皆さん、本当にありがとうございます!信じられない気持ちです。僕は自治体で働いているんですけど、もっと公務員は外に出た方がいいと思って。2025年1月ぐらいから、こういうLTにも出始めています。
その結果が形になり、本当に嬉しく思っています。今後ともお付き合いできればと思いますので、よろしくお願いします。

初笑い賞として伊勢海老2kgを獲得したKurozumiさん

家計と相談しながら実現できる夢を語り、現場を笑いで包んでくれました
1年のスタートに、いい笑いを提供した発表者に贈られる「初笑い賞」に輝いたのは、エントリーNo.21Kurozomiさんによる「Your desk, Powered by 120B (120BのLLMをローカル環境で動かす話)」です。
自らを「AI大好き人間」と名乗るKurozumiさん。クラウドに課金するのではなく、自分のPC上でLLMを思う存分に動かしたいという夢を抱いていました。しかし、NVIDIAのGPUで実現しようとすると1000万円ほどかかってしまいます。
「ボーナスが出れば買えるかもしれない……」と考えたKurozumiさんは購入を決意。調べるとNVIDIAが超小型AIスーパーコンピューター「DGX Spark」を70万円で販売していると分かり、即決しました。実際に128GのVRAMを積み、100Bで動かすこともできたとのこと。1000万円と比べると格安で、精度もスピードも高速で大満足されています。
2台つなげれば256G。ちょっと奮発すれば、140万円で夢の世界が実現できる可能性を提案してくれました。
ありがとうございます。おそらく「1000万円」とか「70万円」とか、具体的な値段を言っていたことが、楽しかったんじゃないかなと思っています(笑)。

特別賞として極上金のカステラと伊勢海老せんべいが手渡されました

AIとの真っ向勝負はせずに、共存していきたいと思う林
データ専門家に新鮮な話題を与えてくれた発表者として企画運営メンバーが選出したのは、No.19筆者の行なった「AI時代に生き残ろうとするライターの1年を振り返る」でした。
生成AIの精度が飛躍的に向上した結果、ライターに求められるスキルが変わってきていることについて述べました。文字量が多いコンテンツを短期間で納品するスキルは、もはやAIにかないません。その代わりに取材構成や企画力、何よりも「ライター自身の実体験」から発信される言葉が求められているのではないかと感じています。
「データ横丁」では、データ・AIを活用する立場での試行錯誤が多く語られます。
一方で林さんはライターという、生成AIにディスラプト(破壊)される職種。そうした中で、どのように頑張っていくかというお話をされていた点が新鮮だと思いました。

積極的にフィードバックを書き込んでいただいた安藤さん
さらに会場全体を盛り上げた聴衆者にも、記念品が。投票時に積極的なフィードバックを記入した安藤さんには「盛り上げたで賞」として、極上金のカステラと伊勢海老せんべいが贈られました。
また、参加者全員に「健闘賞」としてデータ横丁ロゴ入りタオル、入浴剤が手渡されました。

データ横丁のロゴ入りタオルと入浴剤で、心も身体も温まりそうです


最後に運営メンバーのみずたにさんによる1本締めを行い、拍手で終了しました

イベント終了後も名刺交換や発表者同士で話し込む様子が見られ、会場は最後まで熱気に包まれていました。
「イベント自体を、”推し”として楽しんでもらえる存在にしたい」という想いが形になり、会社の看板や肩書きを忘れて語りあえる場となっていたのではないでしょうか。
データ実務家を応援するコミュニティとして誕生した「データ横丁」から、新たなイノベーションが生まれる日もそう遠くなさそうです。

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