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#2|データisマネー!データを使った新たな稼ぎ方とは?|データ飯店〜データに携わるモノたちの2.5thプレイス by UpdataTV〜

データの会社「ウイングアーク1st」が運営する動画チャンネル「UpdataTV」がプロデュースする架空の町中華である「データ飯店〜データに携わるモノたちの2.5thプレイス〜」が、ここに誕生しました!高田馬場にある老舗の町中華で手塚治虫氏がオリジナルメニューを出前していたことでも有名な中華料理店「一番飯店」を舞台。データ飯店 店長石井りょうさんが、夜な夜な、データに関わる皆さんと集まり、楽しいおしゃべりを楽しんでいます。#2は、前回に続き、データをビール、そして家族をこよなく愛するtomoさんがゲスト。

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データ飯店店長 石井:では、次のお酒を頼みたいと思います。どうしましょう?中華料理店ならではの紹興酒を炭酸で割った「ドラゴンハイボール」があるので、それを頼んでみますね!「フージー!ドラゴンハイボール2つください」

tomoさん:全部美味しいですねー。

石井:じゃあ次のテーマを出してみたいと思います!お、「悪気はない!? データリテラシー格差」。なるほど、これはいいテーマですね!tomoさんのテーマですね。

tomoさん:前にあるイベントに出た時、「こんなデータは嫌だ!」というシリーズが大喜利みたいにありました。

「頭3行がヘッダーになっている」「セル結合している」などの会話がありました。

あれ?もしかしてデータを出す側は「悪気なく出している」ということに気づきました(ハッとしました)。そもそもデータを活用する際にはデータリテラシーの教育が必要です。いきなりBIツールの使い方を教えたりすることもありますが、そうではないと思いました。データを集める際に「頭の3行があると何が嫌なの?」という基礎的なデータリテラシーを理解してもらうことで、皆がハッピーになるのではないかと思いました。

石井:僕も多くの人と関わる中で、「データをこれから扱う方」には「データって何?」という基本から入るようにしています。悪いデータがなぜ悪いのかを理解する必要があります。リテラシーがないことは決して悪いことではありませんが、正しく導いていけたらと考えています。

tomoさん:普段データを扱わない方からすると「ヘッダーに説明文を書いてあげた方が親切だ」と捉えている可能性もあります。「人間が読んで分かりやすいデータ」=「機械(コンピューター)が捉えやすいデータ」と考えて、セル結合などで見やすくしているかもしれません。なぜそれがダメなのかをしっかり伝えることも教育に取り入れても良いのではないかと思います。

石井:そうですね。データ人材として、皆さんがデータに関する知識を少しずつ底上げするために「データの教育」は必要ですね。

tomoさん:そうですね。また、ハードウェアのスペックも大事です。8ギガのPCでは、昨今のSaaSサービスやアプリケーションがうまく動かないことがあるので、データリテラシーの前に環境を整え、改善していく必要がありますね。

石井:そうですね。データだけでなく、データを扱うシステムやパソコンなど全体を考える必要があります。では、tomoさん、次のテーマをいきましょう!

tomoさん:はい!「BI(ビジネスインテリジェンス)の世界とエンジニアリングの世界」

石井:おお!「BI(ビジネスインテリジェンス)の世界とエンジニアリングの世界」

tomoさん:私は前職でアプリケーションエンジニア、システムエンジニア、そして5年ほどデータエンジニアを経験しました。エンジニアリングの世界は「材料を揃える、野菜を育てる」のようなもので、BI(ビジネスインテリジェンス)は素晴らしい包丁や料理道具だと思います。素晴らしいツールが揃っていても、材料がなければ料理ができない状況もあります。今の時代はツールを使いこなす料理人も揃ってきているので、もっとエンジニアリングにも企業は力を入れるべきだと思います。

石井:そうですね。企業としての「データが資産」と言われる時代になってきました。この「データの準備」にどれだけ工数をかけるかが重要です。データは目に見えない世界ですが、データを可視化し、アクションを起こし、その行動に価値を認めてもらうことで、どれだけデータに投資するかの判断が必要です。

tomoさん:インフラと同じで、水は出て当然、きれいな水が出て当然と思われていますが、そこに至るまでには浄水場などの過程があります。だからこそ、会社のKPIにどれだけ直接貢献しているのかを説明するのは難しいですが、BIツールなどが登場し、ビジネスサイドにも分かりやすくなりました。KPIに基づいてデータが可視化され、アクションに繋がり、改善や向上に繋がる一連の流れができています。今後はエンジニアリングにも力を入れるべきだと感じます。

石井:ドラゴンハイボールです!これが紹興酒とソーダ割り、ぜひ楽しんでください!

tomoさん:美味しいです!

石井:紹興酒が強いですが、炭酸で割ると飲みやすくなります。皆さんにもオススメです!続いてのトークテーマをガチャガチャで回させていただきます!よいしょ!

tomoさん:「データに携わる者しか知らない!データマネタイズの未来」です!

石井:自分がいろんな入力データを作ってみると、「自分たちしか使っていないデータ」は自分しか活用できない、自社しか活用できないかと思うのですが、意外とそうではありません。ある属性やカテゴリーでサマライズしたデータは「統計データ」になります。例えば、自社のデータだけでなく、各社のデータを集めて、属性だけを取り出してサマリーすれば統計が取れます。統計データになれば、新しい価値が生まれます。これがマネタイズ、商売になるのではないかと思います。実際にやっているところもあり、その一つが「情報銀行」です。

特に、個人のパーソナルデータを集め、利用契約や規約を定めて活用したい人にオープンにする。他にも色々あり、考えるとワクワクします。tomoさん、こういうデータを集めたら価値があるのではないかと思うものはありますか?

tomoさん:

そうですね。自分達のデータに価値がないと思っている企業もあるかもしれませんが、欲しがっている企業もあるかもしれません。試しにデータを出してみるのも良いかもしれません。データの売買ができるマーケットプレイスやデータプラットフォームのベンダーもたくさんあります。例えば、スノーフレークなどもそうですが、サンプルを出すだけならダメージもないので、試しに出して反響を見てみるのもいいと思います。もちろん、個人情報の提供には慎重になりますが、「情報銀行」やデータクリーンルームという取り組みもあります。

データクリーンルームは、データをクリーンに保つためのもので、例えばメールアドレスで結合させたとしても、集計データしか返ってきません。差分プライバシー技術を使ってノイズを入れることもできます。こういった技術で企業のデータをコラボレーションさせることが広がってきています。

石井:なるほど。

tomoさん:例えば100歳のおばあさんが地域に一人しか住んでいない場合、特定されてしまいますよね。こういったことがなくなるので、サンプル数が100件以下の場合はNULLで返すなどの工夫ができます。データクリーンルームや差分プライバシー技術を使ってデータをコラボレーションさせることが広がっています。

石井:メルカリさんのように、自分たちの持っている不要なデータが誰かに渡すことで価値があることがわかるマッチングサービスですね。データの世界もそういったマッチングになるのではないかと思います。

tomoさん:Data is the new oil.」と言われて久しいですが、まだまだデータをマネタイズするのは難しいと感じています。しかし、プラットフォームを利用することで、自分たちがハードウェアやクラウドを持たなくても気軽に売れる場所があるのは良いですね。

石井:やっぱその構想、僕大好きなんですよ マーケットデータのマーケットプレイス構想!

tomoさん:そうですね、私も大好きです!

石井:じゃあ次またtomoさんに回してもらってもいいですか?

tomoさん:ですね!では何が出るかな?「データ飯店のオススメメニューは?」

石井:いいんですか?僕、ご紹介する時間にもなっちゃって。

tomoさん:ここにあるものは全てオススメなんですけど、それ以外で!実はこれ隠れ人気メニューなんですとかあれば教えていただきたいです!

石井:最近の人気で、春の限定メニュー「カレーラーメン」を宣伝させていただきます。中華料理店で食べるカレーライスをご存知ですか?街中華のカレーは中華スープとカレー粉を混ぜてサラサラの重くないカレーを出す店が多いです。玉ねぎと豚バラを使った軽いメニューです。今なら半ライスも付いています(笑)。

tomoさん:バッチリですね!締めに頼みます。カレーとラーメンなんて背徳感満載ですね(笑)。

石井:炭水化物のオンパレードです!春限定のメニューなので、また夏や冬にも紹介したいと思います。続きまして、最後のガチャガチャ行きます。

tomoさん:では、「一番飯店のDXって」?

石井:

今日話したような、データ活用やDXをこのお店で実現したいと思っています。今できているのは、注文の入力システムやホームページ、インスタの運用などのデータを集めてDWHに保存し、可視化するところまでです。中華屋や居酒屋などの小規模な飲食店はデータが少ないので、色々と生み出す必要があります。例えば、IoTのセンサーデータ。椅子に座っている人を熱センサーで感知し、入店客のカウントを取るなど、データは作り出せます。

IoTセンサーやローコードツールなど、システムが揃ってきたので、これを活用しない手はありません。ほとんど趣味ですが(笑)。この中華屋でいかにデータ活用ができるかをトライしています。

tomoさん:データを生み出さないと何も起こらない。まずデータを生み出し、マネタイズのように価値を見出すチャンスが増えると思います。可能性がありますね。

石井:「無からデータを作り、そのデータが価値があると認められる」。データの生まれてから最後までを一気通貫で体験できるのは楽しいことです。

tomoさん:データ人冥利に尽きますね。

石井:これからも進めていきたいです。今日の気づき、学びはこちらです。「データには夢がある」。自分の作ったデータが世界に広がり、データに関わる仕組みやマーケットプレイスができる。こんな世界を実現できたら素敵だと思います。

tomoさん:いいですね!

石井:データに関わる人たち皆さんに夢を持っていただきたいです。こんなやりがいのある仕事があると伝えたいです。

tomoさん:愛ですね!これで夢があるってことで、データ人材たくさん増えればですねー

石井:そうですねーでは次はtomoさんお願いいたします!

tomoさん:「データを産み出しマネタイズ」。石井さんの綺麗な話の方が良かったかな(笑)。お金も欲しいので、自分が生み出したデータで新しいビジネスモデルの可能性があります。カレーラーメンもおいしそうです!

石井:ありがとうございます!

tomoさん:カレーラーメンはぜひ食べたいと思います!

石井:この後ぜひ食べましょう!データやDXを聞いて、自分の今の仕事に関係ないと思っている人たちも、自分の資産が世界に認められるチャンスがあると、ポジティブな考えを持ってチャレンジしてもらいたいです。

tomoさん:ありがとうございます

石井:では、本日のデータ飯店は以上です!どうでしたか?

tomoさん:いろいろと話足りないこととか、色々ともっと話したいとかってあります!

石井:そうですね!

tomoさん:この内容とここでゆっくりと!この後また続きをお酒を!飲みながら細かくしっかりと話していきたいなと思います!

石井:はい、ではデータ飯店は以上でございます!ありがとうございました!

tomoさん:ありがとうございました!

 

 

特集|データ飯店
〜データに携わるモノたちの2.5thプレイス by UpdataTV〜

データの会社「ウイングアーク1st」がプロデュースする架空の町中華「データ飯店〜データに携わるモノたちの2.5thプレイス〜」。高田馬場にある老舗の町中華「一番飯店」を舞台に、データに関わる皆さんが集まり、楽しいおしゃべりを楽しんでいます。データ飯店のオリジナルグッズも販売中!データ好きな方必見のお店です。

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