データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんちわ!!
【データのじかんNews】担当の畑中一平です。
コロナ禍の行動制限が緩和されつつも、7月に入ってからの感染増加で戸惑う今、みなさま、お元気でお過ごしでしょうか?
筆者の周りでも、最近感染したという話をよく耳にすることもあり、みなさまくれぐれもお気を付けくださいね。
さて前回に引き続き、読者様がより便利に、より活用しやすく“データのじかん”を閲覧頂けるよう、過去2週間に公開された新着記事の短信をニュースとして、今回もみなさまにお届けしてまいります!!
第12回の2022年7月Part2では、2022年7月1日~7月15日までに【データのじかん】で公開された14件の記事をご紹介します!!
まずは今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!
データのじかんの特集企画“Local DX Lab”
その土地ならではの「身の丈にあったDX」のあり方を探るシリーズでは、スマート東京の実現を推進する東京都デジタルサービス局の清水直哉さんと内田康雄さん、株式会社果実堂を経営し、その知見を活かして世界や新規参入者向けなどの農業コンサルタント事業にも挑戦する高瀬貴文社長、第1回日本DX大賞を受賞するまで変革を推進した株式会社グッデイ代表取締役社長 柳瀬隆志氏に伺ったお話を紹介します。
・東京都庁で根付く有志のDXコミュニティ 組織を超えた「ゆるやかなつながり」が巨像を動かす
・農業から他分野へ、熊本から世界へ。国内最大のベビーリーフメーカーの原動力は「データ」と「技術」
・“メールすらもない”から温かいデータドリブン企業に成長するまでグッデイが牽引する、未来をつくるローカル企業としての世界観
データのじかんDirect
データにまつわる実態調査やレポートをみなさまにお届けしている“データのじかんDirect”では、2022年6月29日、ウイングアーク1st株式会社が公開した「企業間取引の電子化に関する実態調査」について、紹介します。
・80%以上が非効率とリスクを実感しながら業務をしている実態が明らかに。企業間取引の電子化に関する実態調査2022
その他、ISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)、「政府とデジタル・テクノロジーと私たち」、データサイエンスを学ぶ人のための学習者x学習コンテンツとの最適マッチング「Data Learning Bibliography」をテーマに、最新のトレンドを紹介します。
・溢れるSaaS!選ぶ基準の一つ“政府認定クラウド“のお墨付きがあるかどうか? ISMAP(イスマップ)= 政府情報システムのためのセキュリティ評価制度とは?
・日本のデジタル変革における平時のオープンイノベーション体制の大切さ “むこう山じゅん”の考える「政府とデジタル・テクノロジーと私たち」
・データ実務家達によるデータサイエンスを学ぶ人への水先案内 学習者x学習コンテンツとの最適マッチングを目指す「Data Learning Bibliography」とは?
誰でもすぐに簡単にほとんどお金も労力もかけずにできるデータ活用方法を紹介する【データ活用なんて簡単でR】シリーズ第3弾!!今回はその入門編のエピソード3をご紹介します。
・【データ活用なんて簡単でR】エピソード3:一人でできる超簡単データ活用入門編
2022年5月10~11日、ホテル椿山荘東京で開催されたマーカスエバンズ主催の「CIO Japan Summit 2022」のレポートを前編、後編の2部構成で紹介します。
・全社DX成功立役者の「最初の100日間」から学ぶ「歩んだ道のりと目指す次のステージ」CIO Japan Summit 2022レポート前編
・CEO×CIO×CDO円卓会議「これからのIT部門の行方と日本のビジネスの在り方」CIO Japan Summit 2022レポート後編
「カメムシの生息地の変化」といったデータ収集で分かるようになってきた興味深い調査研究について紹介します。
・カメムシの生息地の変化がスマホでわかる!?データ収集と調査研究の新しいカタチ!
ソフトウェア開発現場のリードタイム削減対策に「アジャイル開発」「DevOps」が活用されている中、新たに注目が高まっている「適応型組織設計」について紹介します。
・『チームトポロジー:価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計』が提示した「組織図」の課題と新たな組織モデル
なぜか充実感はなく、心が疲れてしまっている……といった方のための「エッセンシャル思考」についてと、データにまつわる4コマ漫画「タイムくん」では「改正電子帳簿保存法」をわかりやすく紹介します。
・話題の「エッセンシャル思考」を解説!“エッセンシャル”なものを見極めるための「6つ」のカギとは?
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2022.07.14 公開
データのじかんでは、全国47都道府県の各地域のDXやテクノロジー活用のロールモデルや越境者を取材し発信しています。
「Local DX Lab」は地域に根ざし、その土地ならではの「身の丈にあったDX」のあり方を探るシリーズです。
今回は、自治体の枠を超えて日本のデジタル化をけん引する東京都です。
デジタルガバメントやスマート東京の実現を推進する東京都デジタルサービス局の清水直哉さんと内田康雄さんに話を伺いました。
2022.07.04 公開
現代はSaaSやIaaSなどのクラウドサービスが数多く存在します。 今やクラウドサービスの利用は企業にとっても政府にとってもなくてはならない時代となりました。
しかし日本ではもともとクラウドサービスは『セキュリティ面が心配』という声が多く、導入に躊躇する企業も数多くありました。
そんな中2018年6月に政府情報システムを整備する際にクラウドサービスを第1候補とする『クラウド・バイ・デフォルト原則』が示され、クラウドサービスは政府機関のシステムとしても優先して選ばれる重要なポジションになりました。
そんなクラウドサービスですが、実はクラウド・バイ・デフォルト原則が示された後も日本は国家としてクラウドサービスの安全性を評価・認定する仕組みが存在しておらず、評価・認定制度を検討する必要性がありました。
そこで満を持して作られたのが政府情報システムのためのセキュリティ評価制度である『ISMAP』です。
2022.07.06 公開
2022年6月29日、ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤、以下ウイングアーク1st)は、「企業間取引の電子化に関する実態調査」を実施し、その結果を発表しました。
2022.07.06 公開
7月10日に投開票が行われる参議院議員通常選挙(参議院選挙)。自民党は比例代表での公認候補のうち女性の割合が3割を超えました。
その1人、向山淳氏は、新型コロナ対応・民間臨時調査会(コロナ民間臨調)のメンバーとして、行政のデジタル化が遅れた状況について検証しました。
同氏はデジタル分野での政策提言を行う一方で、子ども、若者、現役世代、女性の声を政治に届けたいとし、「私たちと、私たちの子ども世代のために、自民党を使いたおす」をキャッチフレーズに掲げています。
そこに込める思い、そして日本のデジタル変革に必要なことを伺いました。
2022.07.07 公開
日本のデジタル競争力は先進国中27位(2021年 IMD)にまで下降し続けており、これはデジタル、AI、データ活用を真に理解するデータサイエンティストの不足と彼らを育成するシステムがないことが原因と考えられています。
このまとめでは、DX後発国と言われている今の日本に必要なデータサイエンス学習者と学習コンテンツとの最適なマッチングを実現する「Data Learning Bibliography」について紹介します。
2022.07.12 公開
データのじかんでは、全国47都道府県の各地域のDXやテクノロジー活用のロールモデルや越境者を取材し発信しています。
「Local DX Lab」は地域に根ざし、その土地ならではの「身の丈にあったDX」のあり方を探るシリーズです。
第7弾は熊本県。異業種から参入した身でありながら、ベビーリーフの生産量国内一位の株式会社果実堂を経営し、その知見を活かして世界や新規参入者向けなどの農業コンサルタント事業にも挑戦する高瀬貴文社長に取材しました。
2022.07.15 公開
データのじかんでは、全国47都道府県の各地域のDXやテクノロジー活用のロールモデルや越境者を取材し発信しています。
「Local DX Lab」は地域に根ざし、その土地ならではの「身の丈にあったDX」のあり方を探るシリーズです。
第8弾の福岡県では、メールすらもないところから、第1回日本DX大賞を受賞するまで変革を推進した株式会社グッデイ 代表取締役社長 柳瀬隆志氏に伺いました。
2022.07.08 公開
どうもみなさんこんにちは。
【データ活用なんて簡単でR】のシリーズも今回で3回目を迎え少しシリーズ感が醸し出されてきました!(1回目、2回目)
これまでのあらすじをざっくり振り返ると体重を測って記録するだけでもすでにデータ活用であり、データ活用なんて絶対にしたくないと考えている方でもすでにデータ活用をしているのでデータ活用なんていうのは難しいことではないし、なんならもうやっている、というお話や、その体重と呼ばれる地球の重力を数値化したデータから何がわかるのか、自分の過去とデータと比較したり、標準体重という不特定他者のデータと比較することで見えてくることもある、BMIなどの数値を使うことで身長や年齢層が異なっていても標準体重と比較してどのくらいの乖離があるのかというのを客観的に判断することが可能である、というお話などをしました。
かくいう私も前回までに何を書いたのかを今改めて読み返しながらさて続きをどうしたものかと考えているところなのですが、前回のむすびの部分で「また別のデータを掛け合わせて考える方法を深掘りしていきたい」と書いた一文が客観的なデータとして残ってしまっているので、今回はまた別のデータを掛け合わせて考える方法について書いていきたいと思います。
2022.07.01 公開
2022年5月10~11日、マーカスエバンズが主催する「CIO Japan Summit 2022」がホテル椿山荘東京で開催されました。
同イベントはITリーダー、ソリューションプロバイダーを対象とした完全招待制のイベントで、今回で13回目となります。
同イベントに協賛する「データのじかん」では、両日ともに行われたパネルディスカッションを取材し、その内容を前後編にまとめました。
前編は1日目「全社DX成功立役者から学ぶ:歩んだ道のりと目指す次のステージ」です。
2022.07.01 公開
2022年5月10~11日、マーカスエバンズが主催する「CIO Japan Summit 2022」がホテル椿山荘東京で開催されました。
「データのじかん」では、両日ともに行われたパネルプレゼンテーションを取材しました。
前編に続き、後編では2日目「CEO×CIO×CDO円卓会議:これからのIT部門の行方と日本のビジネスの在り方」の模様をお伝えします。
2022.07.06 公開
「見たことのない外来種のカメムシが自宅に来る?」
そんな話題が先日ニュースになっていました。
虫嫌いの人にとってはバッドニュースですが、これはとあるスマホアプリによる調査で明らかになったもの。そのアプリの名は『Biome(バイオーム)-いきものAI図鑑』と言い、生き物をスマホで撮影すれば、AIによってその生き物の名前を返してくれる優れものです。
このアプリを用いて行われた実証実験が、生き物の生息地から地球温暖化の影響を調べる「気候変動いきもの大調査」。のべ1万7000人超のユーザーが参加しました。
この調査結果では、もともと東南アジアを中心に生息する外来種「キマダラカメムシ」が、なんと関東北部まで北上していることが明らかになりました。このままだと東北地方にも広がる可能性も高いそうです。地球温暖化の影響もこんなところまで来ているのか、と実感させられるニュースです。
このスマホアプリのように、遊びながらできる”参加型企画”によって、新たなデータが集積されていく。それが、昨今のデータ収集のトレンドになってきています。
2022.07.15 公開
ソフトウェア開発チームの改善において大きな課題の一つとなるのが組織設計です。
これまでに高速なソフトウェア開発を実現する手法として、短い開発期間単位を採用し、すばやく価値を届ける「アジャイル開発」やソフトウェア開発チームとオペレーションチームのコミュニケーションを円滑化し、互いに協力し合うことで柔軟で迅速な開発を実現する「DevOps」などが広く活用されてきました。
そうした中で、組織設計の新たなモデルを提示したのが『チームトポロジー: 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計』です。
2022.07.11 公開
毎日やることがいっぱいで、スケジュールはパンパン。
なのに、なぜか充実感はなく、心が疲れてしまっている……。このような思考に効くクスリとして評判を呼んだのが「エッセンシャル思考」です。
本記事では、エッセンシャル思考をご紹介したうえで、本当に実践することは可能なのか、など多様な視点で検証します。
2022.07.04 公開
「改正電子帳簿保存法」って何度聞いても名前を覚えられないんで、内容まではちょっと頭に入ってこない感じだったんですけど、羊沼さんの説明を聞いてたら、「なんでこの人はヤギなのに羊沼って名前なんだろう」って考え始めちゃって、でも「この人」っていうかそもそも人じゃないので、「なんでこの人」って表現もそもそも変な感じだし、だからと言って「なんでこのヤギは羊沼って名前なんだろう」だとなんだか上から目線になって申し訳ない気持ちに苛まれちゃいました。
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
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編集後記
「働き方改革」以前から提唱されていた“リモートワーク”
コロナ禍によって推し進められ、あっという間に普及しましたが、ここ2022年6月くらいから筆者の周りではリモートワークの終了、縮小にする動きが活発化し始めています。
コロナ禍中は、“ネクストノーマル”といったキーワードをよく耳にし、これからの時代に向け、DX化と共に、恒久的な働き方になると、多くの人が実感していた“リモートワーク”がなぜ、コロナ禍の出口が見えてきた今、拒絶されるようになってきたのでしょうか?
残念ながらリモートワークを終了、縮小する理由を明確に説明している企業は実は少なく、筆者が推測している理由についていくつか紹介したいと思います。
・新卒、経験不足の労働参入の難化
新卒、経験不足の労働者の多くは、“何がわからないかすらわからない”をいった状況に陥りやすく、周囲に課題や問題を明確に伝え、解決しながら仕事を進められる人は少数派に属します。
これまでは、上長や先輩が同じ場所で仕事を共にすることで雰囲気を察し、新卒、未経験者が抱える悩みや問題に一緒に取り組んできました。
グループウェア等をうまく活用することで、対策できそうなのですが、“察してくれない”、“あるいは察することができない”といったことで人材育成が進まず、多くの企業が新卒、未経験者の受け入れを中断しているのが実情です。
人材を提供する派遣会社や請負のエンジニアリング会社にとって、実はこれらはビジネスモデルの根幹を揺るがすほどの死活問題で、上層部の多くは、リモートワークの終了、縮小を実は望んでおり、日本でトレンド化してしまったビジネスモデルが拒絶していると筆者は感じています。
・仕事の失敗、ミスをリモートワークのせいにする
業務改善や効率化を図るため、PDCAを実践し、その一環として“なぜなぜ”といった振り返りの場を設け、課題や問題についての話し合いを多くの企業では実践しています。
リモートワークがはじまる以前から人為的なミスは発生していましたが、昨今では、その原因を“リモートワーク”に導出する上司、担当者、チーム、部署が急増しています。
筆者の見解では、そもそも、仕事の失敗、ミスの原因がリモートワークに直結しているとは思えず、当事者、管理者双方が、業務改善に取り組んでこなかったこと、軽視していたことが原因と感じており、報告を受け取る側が納得してくれそうな“リモートワーク”を原因に置き換えている?と感じています。
・リモートワーク、出社勤務者の混在で士気が下がる
リモートワークは多くの従業員が望むものの、業務内容によっては毎日の出社が強いられる従業員もおり、企業の大半は、リモートワーク、出社どちらかの従業員を混在しながら運営しているのが実情です。
当然、リモートワークが許可されない従業員は、通勤が伴わないリモートワークを疎ましく思うはずで、不公平感から仕事に対する従業員の士気の低下を多くの経営者は危惧しています。
多くの企業は、リモートワークになってからは通勤手当を廃止し、“在宅手当”といった補助を導入していますが、出張者や単身赴任者を配慮するように、負担の大きい出社者を配慮した“出社手当”といった補助を導入することで、共存が図れるのではないか?と筆者個人は思っています。
以上、ざっくりですが、人材育成に関しては、インターンシップ制度の普及、様々な働き方の共存には、従業員が拘束される時刻のドアツードアへの配慮、などで改善が図れるのではないか?と感じています。
それでは次回もみなさま、どうぞ「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!!
(畑中 一平)