6月も中旬を迎え、関東も梅雨入りを迎えました。これから7月下旬くらいまで雨に見舞われる日が多くなりますが、湿度が高くなるこの時期、体調管理には一層の注意が必要です。梅雨の時期を快適に過ごすためには、適切な衣類や湿気対策が重要となります。また、湿気が多いとカビや結露の発生にも繋がりやすいため、こまめな換気や掃除を心がけることが大切です。湿った空気に負けず、元気にこの季節を乗り切りましょう。
それではまず、今回紹介する記事をダイジェストで紹介します!!
「データ・情報は生もの!」をコンセプトにした『データのじかん』の新企画、「DX Namamono information」が始動しました。検索で分かる情報やAIが収集した情報だけでは決して知ることのできない、デジタル活用やDXに関するリアルな情報を、全国の「体験者」の皆さまがご紹介いたします。一次情報とニュースをあわせて読むことで、自分ごととしての理解が深まり、より実感を持って捉えられること間違いなしです。大阪・関西万博をめぐっては、開催前から多くの議論が交わされており、批判や期待の声が寄せられてきました。なかでも反対意見として大きな声の一つが、「会場内では現金が使えない」という点でした。もちろん、万博の運営においては今後さまざまな変更が加えられる可能性がありますが、当初の現場の様子を伝えるレポートは意外と少ないようです。そこで筆者は、4月13日の開幕初日に会場を訪れ、キャッシュレス対応と現金の扱いに焦点を当ててレポートすることにしました。結論から申し上げますと、大阪・関西万博の初日は「完全キャッシュレス」ではありませんでした。その詳細について、ぜひご確認ください。 (・・詳しくはこちらへ)
ビジネスにおける業務効率化や新たなビジネス価値創造に、ChatGPTをはじめとする生成AIが大きく貢献しています。その一方で、機密情報の情報漏えいやプロンプトインジェクション、ハルシネーションやディープフェイク、サイバー攻撃など、数々のリスクがあることは紹介したとおりです。そこで今回は、生成AIを安全に利活用するために必要な最新のセキュリティ対策を整理し、「攻め」と「守り」を両立するポイントを紹介します。 (・・詳しくはこちらへ)
「データ・情報は生もの!」をコンセプトにした『データのじかん』の新企画「DX Namamono information」がスタートしました。検索すれば分かる情報やAIが収集した情報だけでは決して得られない、デジタル活用やDXに関するリアルな情報を、全国の「体験者」の方々が皆さまにご紹介いたします。一次情報とニュースをあわせて読むことで、自分ごととしての理解が深まり、理解度の向上にもつながること間違いなしです。大阪・関西万博では、さまざまなロボットが活躍しています。その中のひとつが、警備ロボットです。私が万博会場を歩いていた際、実際に警備ロボットと遭遇しました。この機会に、警備ロボットについて調査してみました。 (・・詳しくはこちらへ)
SX(サステナブル・トランスフォーメーション)とは、持続可能な社会の実現に向けて、企業や組織がビジネスモデル・経営戦略・組織文化を抜本的に見直し、変革する取り組みです。環境・社会・経済の課題に対応しながら、長期的な企業価値の創出を目指すもので、単なるCSRやSDGs対応を超えた本質的な変化が求められます。今回のタイムくんでは、このSXについて、漫画で分かりやすくお伝えします。 (・・詳しくはこちらへ)
生物の行動は複雑で、その集団の行動を理解することは一見、難しいことのように思います。しかし、これまで人類はさまざまな動物(哺乳類から昆虫まで)の動態を理解しようと、複雑系モデルを発展させてきました。多様多種な動物たちでの研究の蓄積がある複雑系科学の手法を人類の歴史に当てはめて研究する分野は「クリオダイナミクス(歴史動力学)」と呼ばれます。そしてこの手法を開拓した旗手の一人がピーター・ターチンです。ターチンの著書『エリート過剰生産が国家を滅ぼす』では、複雑系科学の手法を駆使して歴史のパターンを明らかにし、国家の興亡に関わる要因を数式を排した平易な表現で読者に提示します。本書の中核にあるのは、「エリート過剰生産」という概念が引き起こす社会的混乱や革命のメカニズムです。 (・・詳しくはこちらへ)
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2025.06.10 公開
「データ・情報は生もの!」をコンセプトにした『データのじかん』新シリーズ「DX Namamono information」の第14便では、大阪・関西万博における“現金が使えない”という噂を検証します。公式には全面キャッシュレスをうたっていたものの、記者が初日となる4月13日に取材したところ、キャッシュレス非対応の「現金のみ」ブースが存在したことをレポートしています。
チェコパビリオンではクレジットカードのタッチ決済がスムーズに行われ、万博価格の軽食やビール(それぞれ2,600円、1,250円)を問題なくキャッシュレス購入。しかし、コモンズDにあるタジキスタンブースでは状況が異なり、500円のキーホルダーを現金でしか購入できないとの回答に遭遇。これにより、実際には初日から「完全キャッシュレス」ではなかったことが浮き彫りになりました。
記事では、現金が使えないという批判の声があった一方で、現場には適切な対応が不可欠であるとし、筆者は「責める気持ちはない」と記述。その背景には、リアルな体験からこそ得られるリッチな情報と、DXにおける“生の現場感”に価値を見出す姿勢が感じられます。
デジタル化を前提とした社会において、「実際にどうだったのか」を一次情報で押さえることは重要。特に大規模イベントにおけるキャッシュレス導入の実態をリアルに伝える本記事は、DXの現場を知りたい読者にとって非常に示唆に富んでおり、自分ごととしての理解を深める契機になるでしょう。
2025.06.11 公開
シリーズの第3回「生成AIとセキュリティ③」では、生成AIの利活用に伴うリスクに焦点を当て、最新の対策を「攻め」と「守り」の両観点から整理しています。ビジネス現場でChatGPTなどが業務効率化や新たな価値創造に貢献する一方で、機密情報の漏洩、プロンプトインジェクション、ハルシネーション、ディープフェイク、サイバー攻撃といった複合的脅威も浮き彫りにされています。
本記事は、これらリスクに対して具体的・実践的な対策を解説。アクセス制御、ログ管理、CASB・DLPといった機密データ保護の仕組みから、プロンプトインジェクションへの入力バリデーションやモニタリング、「ガードレール」導入の必要性を示します。さらに、情報の虚偽生成(ハルシネーション)には、RAG(検索拡張生成)やプロンプトエンジニアリング、HITL(人のレビューによるチェック)などを推奨し、ディープフェイクの対策や、AIによるサイバー防御の役割にも触れています 。
「攻め」としては生成AIの強みを生かす一方で、「守り」の観点では社内ポリシーや技術的な防御策の両立を強調。DX推進において生成AIを安全に活用するには、こうした包括的なアプローチが不可欠であるというメッセージが伝わります。
生成AIとセキュリティに関心がある読者にとって、本記事はリスクと対策をバランス良くまとめた価値あるガイドです。どうぞご確認ください。
2025.06.12 公開
『DX Namamono information』第15便では、大阪・関西万博で活躍する最新の警備ロボットにフォーカスしています。私が会場を歩いていると、セコム製の警備ロボット「cocobo(ココボ)」を発見。AIと5G技術を駆使し、定められたルートを自律巡回しながら、障害物や人を自動回避。搭載カメラで異常(倒れている人など)を検知すると、防災センターへ即時通報が可能です。さらに、アーム装着型ではゴミ箱点検も実施できる汎用機能も備えています 。
「cocobo」は通常モデルに加え、公道走行タイプもあり、すでに商業施設や成田空港にも導入実績があります。2022年度グッドデザイン賞を受賞した高い実用性も注目点です 。
会場では大屋根リング付近を英語・中国語・韓国語にも対応しながらゆっくり巡回。筆者によると「かわいい」と声をかける子どももおり、混雑の中でも特にトラブルはなく、近くの来場者の心を和ませていたとのこと 。夜間も巡回を続け、人手不足緩和に一役買っている様子が伝わります。なお、JR西日本の駅構内にも「SQ‑2」と呼ばれる警備ロボットが導入されており、その活動も今後レポート予定とのことです 。
2025.06.09 公開
みなさん、おはようございます。
最近の世の中的には、益々SDGsへの意識が浸透してる感じがあるので、サステナブルかどうかっていうのを気にしてる企業ってかなり増えましたよね。それを重要だと思って実践しようとしてるのか、サステナブルがバズワードっぽくなってるからなんとなく世の中に対して体裁を整えてるだけなのか、そこらへんはちょっと僕にはよくわからないですけど、持続できないものって全ては自滅に繋がると思うので、個人的にはサステナブルかどうかって結構気にして生きている今日この頃なエコでサステナブルでオーガニックな新米社員な僕です。
2025.06.11 公開
21世紀の社会問題を歴史と複雑系モデルで読み解く一冊、ピーター・ターチン著『エリート過剰生産が国家を滅ぼす』を取り上げた書評記事です。本書は、動物の個体群動態を元に発展した「クリオダイナミクス(歴史動力学)」を人類史に適用し、エリート層の過剰供給が国家の不安定化や革命を引き起こすメカニズムを明らかにしています 。
「エリート過剰生産」とは、富・武力・官職・イデオロギーといった権力を保持する層が急増し、限られた資源や地位を巡る内部闘争が激化する現象です。本書ではこの構造が中国の太平天国、フランス革命、ロシア革命をはじめとした歴史的事例に共通して見られると示されます。中でも「カウンターエリート」と呼ばれる中途で排除されたエリート層が革命の原動力となる点が興味深い視点です 。
さらに、ターチンは複雑系モデルを用いて、2020年代のアメリカにおける社会分断の可能性を予測しており、「革命の予兆」は確率的に把握可能だが、正確なタイミングやきっかけは予測困難であると警鐘を鳴らしています 。
この書評は、データと歴史の融合から現代社会の構造を洞察する意義を強く打ち出しており、歴史好きだけでなく、社会問題や未来予測に関心のある読者にとっても多角的な視座を得られる良書です。記事内では、序文の全文公開案内もあり、興味を持った方への導入にも適した構成となっています 。
今回は『【タイムくん 第194話】SX(サスティナブル トランスフォーメーション)』という記事を紹介させて頂きました。
SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)とは、企業や組織が持続可能な社会の実現に向けて、経営戦略やビジネスモデルを抜本的に変革する取り組みを指します。CSRやSDGs対応を超えて、環境・社会・経済の課題を一体で捉え、企業価値の向上と社会課題の解決を同時に目指すのが特徴です。気候変動への対応やESG投資の拡大、法制度の変化などを背景に、SXは今や経営の中核テーマとなりつつあります。
SXの重要性が高まる中、多くの企業が従業員向けにSX教育を実施するようになっています。しかし、実際には「自分の仕事と関係があるのだろうか」と戸惑う声も少なくありません。SXは経営戦略レベルの話に思えがちですが、本質的には、すべての業務が持続可能性とどう関わるかを見直す取り組みです。
たとえば、調達部門では人権や環境に配慮したサプライヤー選定、営業では社会的価値を訴求する提案、製造では廃棄物やエネルギー削減、人事では多様性を尊重した制度整備など、部門ごとにSXとの接点は必ず存在します。従業員一人ひとりが自分の業務とSXのつながりを理解することで、企業全体の変革が加速します。
そのためには、抽象的な理念にとどまらず、「自分の仕事にとってSXとは何か?」を具体的に示す教育や事例紹介が鍵となります。
SXは単なる環境対応や一時的なトレンドではなく、ESGの視点を取り入れながら、企業全体を持続可能な形に再設計していく本質的な変革です。一人ひとりの業務が未来とどうつながるのかを考えることが、SXを「自分ごと」として捉える第一歩となります。企業の変革は、現場の小さな意識改革から始まります。
それでは次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
(畑中 一平)
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