2020年から始まったコロナ禍以降、遠ざかっていた「飲みニケーション」が、筆者が身を置く現場でも久しぶりに解禁されました。
リモートワークが浸透した現在、声は知っているけれど顔は知らないという状況が当たり前になり、一緒に仕事をしているものの、3年を経て初めて対面で会うこととなりました。懇親会はまるで街コンのような雰囲気になり、少し驚いてしまいました。
お決まりの新卒の挨拶や部長の三本締めで会は終了しましたが、なんだかとても懐かしい気分になりました。
それではまず、今回紹介する記事をダイジェストで紹介します!!
こんにちは。「データのじかん」編集部です。データ界隈100人カイギ運営事務局(所在地:東京都港区、運営代表者:ウイングアーク1st「データのじかん」編集部内)は、データに携わる人々をつなぐコミュニティ「データ界隈100人カイギ」の第2回イベントを、2025年7月18日(金)に東京都港区にて開催いたします。本イベントは、会場参加・オンライン参加のいずれも可能なハイブリッド形式で実施されます。今回のテーマは「ラーニングヒーロー会」。キュレーターには、ダイハツ工業株式会社の太古 無限(たいこ むげん)さんをお迎えし、自ら機会を拓き、自ら学び、自ら魅力的になっていく「ラーニングヒーロー」の皆さまをゲストとしてお招きします。リスキリング、キャリアアップ、自己成長、仕事の充実——そんなキーワードに関心のある皆さまに向けて、「ラーニングヒーロー」たちの熱い「想い」をお届けいたします。 (・・詳しくはこちらへ)
トイレの利用時間や混雑状況は、性別や施設の種類、国や地域によって大きく異なります。特に、女性トイレの滞在時間が長いことや混雑しやすいことは、多くの国で共通する課題となっています。本記事では、男女別のトイレ滞在時間の統計データ、公共施設や商業施設でのトイレ利用の実態、さらに国や地域ごとの違いについて詳しく解説します。 (・・詳しくはこちらへ)
「データ界隈100人カイギ」第2回のキュレーターを務めるのは、非エンジニアとして30年以上にわたり国際協力や情報発信、コミュニティ運営に携わってきた臼井琴美さん。専門性の垣根を越え、立場の異なる人同士が対話し、共創する“つながりの場”の大切さを体現してきた臼井さんは、「データ」という領域にもその視点を持ち込みます。誰もが安心して話し、聞き合い、学び合える空間づくりに向けた想いや、越境を支える運営の視点が詰まったインタビューです。 (・・詳しくはこちらへ)
また、AI業界を騒がせるレポートが公開されました。「AI2027」と題されたこのレポートは、著名なAI研究者によって発表されたもので、2027年に汎用人工知能(AGI)が完成し、その数年後には超知能(ASI)が誕生して人類の存続を脅かすという、衝撃的な内容となっています。今回は、このSFのようなレポートの内容についてご紹介いたします。 (・・詳しくはこちらへ)
2025年4月13日、大阪・関西万博が開幕してから約3カ月が経過し、いよいよ後半戦に突入いたしました。開催前や直後の報道では、「関西万博は大丈夫なのか」といった懸念の声が多く聞かれましたが、実際に始まってからは、その雰囲気も徐々に変化しつつあります。筆者は、開催前から「なんだかんだ言っても大阪・関西万博は大丈夫だろう」と考えておりました。というのも、2005年に開催された愛・地球博(愛知万博)も、当初は来場者数の伸び悩みなどが報じられ苦戦していたものの、最終的には目標を上回る来場者数を記録したからです。今回は、愛知万博がいつ、どのようにしてその目標を達成したのか、その経緯をデータを交えて改めて振り返ってみたいと思います。 (・・詳しくはこちらへ)
日本のAI企業「Sakana AI」は、少人数ながら続々と世界最先端のAIテクノロジーを発表している、日本が誇るスタートアップです。ビッグテックばかりが注目されている中で、それとは逆のアプローチで成果を出しているユニークな企業であります。その企業がここ半年で発表した革新的テクノロジーを紹介いたします。多数ある先端テクノロジーの中で、進化的アルゴリズムと多様性を活用したAIエージェント群と、人工生命を探索するプラットフォームを紹介いたします。 (・・詳しくはこちらへ)
Apple、Tesla、Uber……、誰もが知るグローバル企業のある特徴を指す言葉、「フルスタックスタートアップ」を皆さんはご存じでしょうか。その概念を知ることは、スタートアップのみならず、大企業が経営戦略を見直す上でも少なからず役に立つはずです。本記事では、「フルスタックスタートアップ」の特徴やメリット、実現課題などについてご紹介し、スタートアップや新規事業の立ち上げ、企業の競争力確保に役立つ観点や知識をお届けします。 (・・詳しくはこちらへ)
2025年5月12日・13日の両日、ホテル椿山荘東京にて、弊メディア「データのじかん」もメディアパートナーを務める「CIO Japan Summit 2025」が開催されました。初日には、起業家教育部門で32年連続全米ナンバーワン、2025年の全米大学ランキングでもプリンストン大学に次ぐ第2位に位置づけられているバブソン大学より、アントレプレナーシップ准教授の山川恭弘氏が登壇されました。山川氏は「みんな、世界を変えるぞ! 準備はいいか! Yeah!」と聴講者に呼びかけ、起業家教育の真髄について語られました。 (・・詳しくはこちらへ)
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2025.07.06 公開
ITベンダーやデータサイエンティスト、CDO、エンジニアなど“データに携わる人”が一堂に集い、知見を通じてつながるコミュニティ「データ界隈100人カイギ」。第2回イベントが2025年7月18日(金)に、東京都港区のウイングアーク1stコラボスペースにてハイブリッド形式で開催されます 。
今回のテーマは「ラーニングヒーロー会」。自ら学びに飛び込み、成長し続ける“学びのヒーロー”をゲストに迎え、そのリアルな経験と熱い想いを共有します。キュレーターを務めるのは、ダイハツ工業DX推進室デジタル変革グループ長でありシニアデータサイエンティストの太古無限さん。自身のキャリア形成やリスキリングの体験をもとに、学びの本質へと導きます 。
登壇者は多彩。トヨタ自動車からは奥田賢氏が、商用モビリティ開発からAI・データと向き合う日々への転機や、オールトヨタ実践道場での貢献を語り、月100時間以上の学び続ける姿勢を共有します。株式会社コモレビの松本健太郎氏は、エンジニアからリスキリングを経てCDOに転身した道筋を。タキヒヨーの山口比奈子氏は、元体操選手からプログラミングや生成AIを独学し、自社ECやBI環境構築に活かす姿を紹介します 。イベントは18:30開場、19:00開演。現地参加(1,000円/定員40名)、オンライン参加(500円/定員20名)、学生は無料(定員各5名)です 。技術・職種・世代を越えて“自ら学ぶ”原動力に触れ、新たな一歩を踏み出すヒントが得られる一夜になります。組織の枠を超えて、学びとつながる場を求めるすべての人におすすめです。
2025.07.07 公開
公共施設のトイレ滞在時間は、性別や場所によって大きく異なる――。本記事では、センサーや各種調査データから、「女性の方がトイレに長く滞在する」傾向を紐解きます。
日本の高速道路SAでは、男性の小便器利用は平均37.7秒、女性の個室利用は93.1秒と、女性は約2.5倍も長かったほか、日本トイレ協会も男性約31.7秒、女性約93秒と報告 。さらに、米国公共施設では女性が約2分30秒〜3分、男性は約1分30秒〜2分弱だったとのデータも紹介 。
背景には、女性特有の生理・妊娠・化粧直しなどのケア行為が潜んでおり、子連れや介助のケースではさらに時間が延びると解説されます。また、オフィスと比較して、駅や空港など自由度の高い施設では男女とも滞在時間が長くなる傾向も。IoT調査では男女問わず、施設によって約3~4分の滞在が観測されたといいます 。
にもかかわらず、全国779ヵ所の調査では男性用小便器(3625)+男性個室(2301)合計5926に対し、女性用個室は3657と数が少ない実情も指摘。英国では女性2:男性1のトイレ比率への改善提言もあります 。
トイレは単なる日常インフラですが、こうした性差や利用場面の違いを理解し、男女問わず快適な環境を整備することが現代社会における課題だと提言しています。
2025.07.09 公開
非エンジニアの臼井琴美さんは、国際機関や事務局専門会社「ハートウェア21」で30年以上にわたり、多様なコミュニティ運営や情報発信に携わってきたベテラン。技術背景にとらわれず、専門性や職種の異なる人々が自然に出会い、対話し、協働できる場を志向しています。自身が立ち上げた「データ横丁」では、金融・エンタメなど業界横断のデータ実務者が集い、ロジックと“情”をつなぐコミュニティを創出しました。
最新インタビューでは臼井さんが、「データ界隈100人カイギ」のキュレーターとして、安心して話せる“ゆるめの仲人”役に挑む理由を語ります。専門領域を越えた越境的共創、運営ノウハウの共有、そして“場”への信頼醸成に込める想いが浮き彫りに。参加者同士が「100人カイギで出会ったね」と後から繋がる姿を願い、誰もが温かい気持ちで学び合えるコミュニティの実現を目指します 。
非エンジニア視点からの場づくりの創意に触れたい方、データを媒体に専門・業界を超えて人と人を結びたい方におすすめのインタビューです。
2025.07.10 公開
2024年6月に公開された、OpenAIの元研究員らによる衝撃的レポート「AI 2027」を紐解きます。著名AI研究者が一致して予測する内容は、2027年中に汎用人工知能(AGI)が誕生し、数年以内に超知能(ASI)へ自己進化。「人類の存続を脅かす可能性」があると警告しています。記事は、AGI到達までの進化速度や「知能爆発」のメカニズム、米中による開発競争、国家主導のプロジェクト、そして最重要課題である“アライメント(制御)”の必要性を、章立てで丁寧に解説します。
特に注目すべきは、「AI 2027」が半期・月単位で具体的なタイムラインを示し、OpenAI系「OpenBrain」がAgent‑1〜Agent‑4と呼ばれるAIエージェント群を次々と開発する進行シナリオを描いています。2027年末には、人類とAIの共存か絶滅かを左右する分岐点が来るとされ、そこからの二つのシナリオ――競争を優先しASIが人類を凌駕する“Race”エンディング、制御を重視し平和共存を選ぶ“Slowdown”エンディング――が紹介されています。
また、Anthropic CEOダリオ・アモデイによる楽観的シナリオ「Machines of Loving Grace」も取り上げられ、AIの潜在的メリットとリスクが対比されます。記事では、「AI 2027」がアライメントの軽視への警鐘であるとの評価が強調され、AI開発のスピードよりも制御設計が不可欠という主張がフィーチャーされています。
2025.07.11 公開
2025年の大阪・関西万博に先駆けて、2005年の「愛・地球博(愛知万博)」が今、あらためて注目されています。開催から20年が経過した今もなお、愛知万博の理念や技術は社会に根付き、多くの人の記憶に残り続けています。本記事では、愛知万博のレガシーを振り返りながら、次なる万博がどのようにその想いを引き継ぎ、未来を描こうとしているのかを考察します。
当時、万博会場で活躍したロボット技術や環境への配慮は、現在のスマートシティ構想やサステナブルなまちづくりにも通じる先進的な試みでした。そして、2025年の大阪・関西万博でも、データやテクノロジーを活用した「未来社会の実験場」が掲げられ、いかに社会課題の解決とイノベーション創出を両立させるかが問われています。
過去と未来をつなぐ万博の意義を、ぜひ記事でご確認ください。
2025.07.11 公開
生成AIの進化を支える新たなアプローチとして注目を集めているのが、Sakana AIが取り組む「進化的アルゴリズム」と「人工生命」の融合です。
OpenAI出身の創業者2名と、Transformerの開発に関わった研究者が中心となって設立された同社は、「多様性」を鍵とするユニークなAIモデルの開発に挑んでいます。本記事では、比較的小規模な8Bクラスのモデルを数多く育成し、それらを自動的に組み合わせて最適化する「CycleQD」や「進化的モデルマージ」といった手法を紹介。特定のベンチマークでは、70Bクラスの大規模モデルに匹敵、あるいは上回る性能を発揮するケースもあるといいます。
進化生物学に基づく「自然淘汰」の考え方を取り入れ、AIエージェント同士が相互に学び、淘汰・変異・交配を通じて進化していくプロセスは、まさに“人工生命”のようです。加えて、オープンエンドな探索を可能にするプラットフォーム「ASAL(Automated Search for Artificial Life)」や、多数のモデル群を効率的に管理・統合する分散アーキテクチャなど、設計思想にも革新が見られます。
生成AIの未来像を予感させる技術群を、ぜひ本記事でご覧ください。
2025.07.10 公開
近年、スタートアップの世界では「フルスタック」というキーワードが注目を集めています。従来の「フルスタックエンジニア」という個人のスキルセットを指す文脈とは異なり、「フルスタックスタートアップ」は、自社で製品開発から販売、物流、カスタマーサポートまでのバリューチェーン全体を内製化・自走するビジネスモデルを指します。背景には、テクノロジーの進化による業務の内製化コストの低下や、ユーザー体験の最適化を重視する潮流があります。
本記事では、AirbnbやTesla、ユニクロ、Spiberといった実例を交えながら、「フルスタック型」の構造と、その強み・弱みを多角的に分析。自社の価値をどこまで自前でコントロールするかという視点から、スタートアップの戦略や組織設計にも深く切り込んでいます。あらゆる業界に通じる示唆に富んだ内容となっており、新規事業や組織変革を志すすべてのビジネスパーソンにとって、一読の価値がある記事です。
2025.07.11 公開
2025年5月12日・13日、ホテル椿山荘東京にて開催された「CIO Japan Summit 2025」。本記事では、その初日に登壇したバブソン大学アントレプレナーシップ准教授・山川恭弘氏の講演に焦点を当てています。世界トップクラスの起業家教育機関として知られるバブソン大学で教鞭を執る山川氏は、会場に「みんな、世界を変えるぞ! 準備はいいか! Yeah!」と呼びかけ、起業家精神の本質と教育のあり方を熱く語りました。
講演では、起業家精神は一部の特別な人だけのものではなく、誰もが育むことができる「能力」であるという視点から、経験学習・失敗からの学び・自信形成の重要性を紹介。教育の現場における起業家精神の涵養や、VUCA時代において求められるマインドセットに言及する内容は、教育関係者のみならず、企業のイノベーション人材育成に携わる方々にも大きな示唆を与えるものです。
未来を切り拓く「挑戦する力」を育てるには何が必要か。そのヒントが詰まった記事をぜひご覧ください。
今回は『AppleやTeslaの成功の秘訣!? 「フルスタックスタートアップ」とは?』という記事を紹介させて頂きました。
フルスタックスタートアップとは、製品やサービスの開発から販売、運営、インフラ管理に至るまで、すべてのプロセスを自社内で完結させるビジネスモデルを指します。このアプローチでは、外部の専門家やサプライヤーへの依存を最小限に抑え、全てを独自の技術力やチームで管理することが特徴です。
具体的には、フルスタックスタートアップは以下の業務・部門を内製化しています。
・製品開発: アイデア段階から製品設計、開発、テストまでを自社で担当。
・インフラ管理: クラウドサービスやサーバー管理など、技術基盤の運用も内部で行います。
・販売・マーケティング: 顧客への販売戦略やマーケティング活動、営業活動も自社で行い、外部の支援を最小限に抑えます。
・運営・サポート: 製品が市場に出た後のカスタマーサポートや運営保守も、すべて内部で対応します。
このように、全ての業務を自社内で管理することで、迅速な意思決定が可能となり、品質管理やユーザーのフィードバックを素早く反映させることができます。しかし、資金調達や人材確保といった面での挑戦もあり、特に初期段階では大きな負担となることがあります。そのため、このモデルは特にテクノロジー業界のスタートアップに適しており、進化する市場において競争優位を築く手段となることが多いと言われています。
かつての日本の製造業、特に戦後の高度経済成長期には、フルスタックアプローチに近い形で多くの企業が自社内でほぼ全ての製造工程を内製していました。これにより、製品開発から生産、販売、アフターサービスまで一貫して自社で管理し、高い品質管理と迅速な意思決定が実現され、競争力を高める要素となりました。
自動車産業や家電産業では、部品の多くを自社で製造し、全体の工程を管理することでコスト削減や品質向上を図りました。トヨタ自動車などは垂直統合型の生産方式を採用し、サプライチェーン全体を管理しながら効率化を進めました。これにより、品質の均一性や生産効率が向上し、世界市場での競争力を得ることができました。
近年では製造業の分業化が進み、特にグローバル化とともにサプライチェーンの外部依存が高まる傾向にあります。企業は外部の専門的なパートナーに製造や部品調達を依頼し、コスト削減やリスク分散を図るようになりました。しかし、この分業化にもデメリットがあり、コロナ禍のような予期しない事態やサプライチェーンの混乱が起きると、迅速な対応が難しくなることもあります。
筆者は今回の記事を読み、現在の製造業は、近い将来かつてのフルスタックスタートアップ型のビジネスモデルへと回帰し、歴史を繰り返すのではないかと感じました。
それでは次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
(畑中 一平)
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