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3. あったかさをアピール「まるでこたつソックス」

靴下メーカーの岡本が2013年に発売した「三陰交をあたためる」は、特許技術の温熱刺激を実用化した本格的な冷え対策ソックス。

しかし三陰交と言われても何なのか分かりにくいうえ、パッケージも「年寄りくさい」とシニア世代に言われる始末。

そこで商品名を「まるでこたつソックス」に改名し、パッケージも白基調のシンプルなデザインに変えたところ、2016年の売り上げは2013年の発売時に比べ17倍に。

「まるでこたつ」という発想は、脱いでから60分経っても温かさが持続するという実験結果に由来しています。冷え対策の靴下だと瞬時に分かるこのネーミングは、口コミの拡散に一役買いました。

4. リバイバル組の「ウェストバッグ」

セカンドバッグと同様、昔の流行が名前を変えてリバイバルを果たしたのがウェストポーチ。90年代の流行が20年以上の時を経て再度ファッションシーンを賑わせています。

現在では本来の英語名「ウェストバッグ」「ボディバッグ」として販売されるのが一般的。そのため90年代以降生まれの若い世代は「ウェストポーチ」と聞いても何のことか分からないのだとか。

写真のようにベルトのように使ったり、薄めでヒップに密着するタイプなど、様々なオプションがあるのが特徴です。

商品名はときに中身よりも大切、という現実

ご紹介したのは、中身は全く変わっていないのに、商品名やパッケージ、CMなどのマーケティング戦略で面白いほど明暗が分かれるという実例です。

もしも内容には自信があるのにイマイチ売れ行きが伸びない製品やサービスを抱えているなら、まずは商品名を見直すリブランディングから始めてみるといいかもしれませんね。

参考リンク

セカンドバッグと呼ばないで! 「クラッチバッグ」は“最強のビジネスツール”だ
名前を変えて旬を創る「ツイスト改名」
刺さるネーミングって大事!改名したら爆売れした、アノ商品
商品名を変えただけで売り上げ17倍! すごいネーミングの秘密

佐藤ちひろ

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