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ここがポイント:クリエイティブな視点から漁業の課題にチャレンジ!


みなさん、こんにちは。株式会社伊藤商店の伊藤孝明(いとうたかあき)と申します。

異業種ではありますが、貴重な企画に参加させていただき大変光栄でございます。今回は、私が取り組むクリエイティブな視点から漁業の課題にチャレンジする異業種融合の実際について少しご紹介できればと思います。

伊藤商店は農林水産大臣指定の大型まき網漁船団という遠洋漁業を生業とする会社です。 全長約1.5kmの網を使って一度に数十から数百トンに及ぶ魚の群れを捕獲しています。

創業より実に90年間、人々の食生活を支える大衆魚(アジ、サバ、イワシ、ブリ、マグロな ど)を中心に世間に魚を届けてまいりました。

漁船というと“大間の一本釣り”のような数人乗りの船を想像されるかと思いますが、大型まき網の船はそのスケールが違います。全長約50メートルの船3隻と小型作業船2隻に50人ほどのメンバーが乗り込み、最新のメカニックスを搭載して魚の群をハントするのです。

数十から数百トンに及ぶ魚を市場まで運ぶには片道約10時間の時間がかかります。新鮮な魚を届けるために、魚倉には海水を氷にする冷却装置を搭載しており、遠隔操作によっていつでも魚倉内の温度を確認できるIT技術が使われています。

更に、魚群探知においても、AIが搭載される船も出てきており、過去の膨大なデータから魚の群を発見する確率を高めるといった高度なシステムが次々に導入されています。

しかし、もちろん課題も山積みです。漁業の課題は何といっても人手不足。『きつい、汚 い、危険』というイメージが多く、しかも1ヶ月のうち20日間は航海にでるので、若者に人気の職業になりずらいのが現状です。私はクリエイターという立場からこの課題を解決したいと思い、まずは会社のリブランディングを行い、企業ロゴを一新してウェブサイトで公開しました。

https://www.kiyomaru.fish/

シンプルにわかりやすく遠洋漁業漁師の生活をウェブ上で紹介することで、釣り愛好家の方や、人生の分岐点で悩む若者などの注目を得ることに成功し、雇用の問題は少しずつ改善されていています。

今後は漁師のカッコ良さを更に発信していけるように、漁師専用のリクルートサイトや漁師飯専用のレシピサイトなどのシステムを構築し、海に携わる全ての人の発展に貢献していければいいなと思っています。

(伊藤孝明)


そんなわけで、先週のマンガを見逃した方はこちらをどうぞ。1話目から読むにはこちらをどうぞ!「タイムくんの特集ページ」へはこちらから。それではみなさんまた来週!


May the data be with you!  | データのじかんについて

イラストレーター:トツカケイスケ

埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。

イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。

https://www.totsunet.com/

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