各業界のCIOの実際の仕事例をいくつか挙げてみましょう。
複数の大手外資系企業のシステム部門を経験したのち、CIOポストを新設した同社にヘッドハンティングされました。グローバル化実現に向けた基幹業務システム刷新のため、新パッケージの導入と業務移行を指揮した。プロジェクト完了までは2年という異例の短さで、その手腕に賞賛の声が集まっています。
同社にて営業、マーケティング部門で長年経験を積んだのち、IT推進部門の室長に就任。事実上のCIOに。基幹システムの刷新を始めとして、マーケティング畑で培った視点を活かした業務プロセスの改革で会社を先導しています。
国内外で約400名を抱える情報システム部門のトップ=CIO。子会社に業務委託はせず、IT関連業務はすべて同部門で処理しています。基幹業務システムの刷新に加え、データとデータ解析結果を業務プロセスの改善に積極的に利用し、業務量・コスト削減に大きく貢献。現在は越境ECプロジェクトに取り組んでいます。
CIOという言葉は、耳にしたことはあっても漠然としたイメージしかなかったかもしれません。
しかし、ITと情報管理がどの業界にも欠かせない現在、データサイエンティストなどの職業と共にとても注目されているポジションで、おそらく今後、ニュースや新聞などで耳にする機会が増える言葉です。この機会にぜひ覚えておいてください!
【参考記事】 CIOとは?| ELITE NETWORK 「CIOの仕事」って知っていますか?| 大和総研ビジネスイノベーション CIOインタビュー:経営革新を支える日本のCIO | ビジネス+IT
(佐藤ちひろ)
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