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cookieのメリット(企業編)

つづいて、企業側のcookieのメリットを見ていきましょう。

サイトのアクセス解析に使える


cookieはサイト訪問者の訪問回数やページ遷移、セッション数などの情報を記録してくれます。以前データのじかんの記事で使い方を解説したGoogleアナリティクスもcookieをアクセス情報の収集に利用しています。

アクセス解析の結果はページデザインを変える、新たなコンテンツを用意するなどアクセスを増やすための手だてを考える材料となります。

ターゲティング広告に利用できる


cookieはサイト訪問者の閲覧履歴をもとに最適なWeb広告を表示するターゲティング広告にも利用できます。例えば、旅行について調べた後に開いた別のサイトで旅行の広告が表示されるのはcookieが利用されたからです。

cookieの使用の有無で収益に平均52%の差が生じるというGoogle発表の調査結果もあります。

サードパーティcookieとファーストパーティcookie


ターゲティング広告で使われるcookieはサイト運営者ではなく広告運用者によって発行されているため、サードパーティ(第三者の)cookieと呼ばれます。実はアクセス解析に使われるcookieも大半はサードパーティcookieですが、GoogleAnalyticsは例外的にサイト運営者の発行したファーストパーティcookieを使用しています。

サードパーティcookieはサイトをまたいでユーザーを追跡することにつながるため、プライバシーの侵害だとして問題視される風潮もあります。その代表例がクッキー法として知られる「eプライバシー規制」です。

cookieによるユーザーの追跡には賛否両論あるということは覚えておきましょう。

cookieに乗っ取り・情報流出の危険性はないの?

cookieが自動でアクセス情報を保存してくれると知って「個人情報が流出したりアカウントが乗っ取られたりする可能性はないの?」と疑問に思う方もいるでしょう。ここではcookieの情報流出リスクとその対策方法について解説します。

cookieの情報流出リスク1:Webサイトの脆弱性


cookieは通常発行元のWebサイトしか取得できませんが、サイトの脆弱性によってはクロスサイトスクリプティングやセッションハイジャックといった手段で盗まれてしまう可能性があります。

対策法は「信頼できるWebサイトにしかcookieの使用を許さない」ことです。Webサイトの信頼性はサイト規約や権威性などから総合的に判断してください。難しいアドバイスに感じるかもしれませんが、最終的には自分の情報は自分で守るしかないのです。

cookieを有効/無効にする方法は次の章でご紹介します。

cookieの情報流出リスク2:スマホやPCの紛失


cookieを使用しているスマホやPCが他者に使用されログインなしでアカウントを利用されてしまうというリスクです。対策法はスマホやPCが他者に使用されないようしっかりとアクセス制限を設定し徹底することです。カフェで席を外した際などついついセキュリティ対策を怠ってしまいがちなので注意してください。

cookieの情報流出リスク3:共用PC・スマホのログアウト忘れ


共用PC・スマホを使用するときはcookieの危険性を常に思い浮かべるべきです。Webサイトの利用でcookieを使ったまま席を外し、次に悪意ある第三者が端末を使ったら……。起こる事態は火を見るよりも明らかです。

共用端末を使い終えたら必ず、全サイトからログアウトしたうえでcookie・キャッシュを削除することをルーティンとしてください。削除方法は次章で紹介します。

<< cookieのメリット(ユーザー編)

cookieを有効/無効にする方法、削除する方法 >>

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