イギリスではフィンテックの育成に積極的で、新興銀行は「チャレンジャーバンク」と呼ばれています。アクセンチュアによれば、2016年の銀行・決済業界の営業収入に占める新規参入組の比率は13.7%となっています(アメリカは3.5%)。
ロンドンがフィンテックに熱心な理由は様々だと思いますが、その一つには、金融業界のスタートアップやイノベーターを支援している『Innovate Finance』のオフィスがあり、フィンテックのコミュニティの土壌があるからなのではないでしょうか。
チャレンジャーバンクが次の標的にしているのは日本市場。上述の通り、レボリュートは2019年に日本での営業を開始します。手数料が安いため、リテラシーの高い若者世代を中心に普及するものと見られ、大手銀行にとっては脅威となるかもしれません。
【参考記事】 ※1 「デジタル銀」 英で急成長 スマホアプリのみで営業 外貨両替・国際送金を安価に | 日本経済新聞 ※2 【Revolut】為替も、海外送金も無料。UKフィンテックの雄を分析。|仮想通貨取引所比較はMAStand ※3 モバイルバンキングのMonzo card(モンゾカード)が愛されている理由 - ChiyoM London Blog ※4 ロンドンにおけるフィンテック(FinTech)最新情報 _ 株式会社キャパ CAPA,Inc.
(安齋慎平)
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