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仕事をする中で、ICTという言葉を耳にしたことがある、という人は多いのではないでしょうか?

「令和の時代に欠かせない」などの冠言葉とともに語られやすいこの言葉ですが、一方でITやIoTなど似たようなキーワードも相まって、字面だけだとどういう意味なのか、を理解するのは非常に難しいものです。

そこで、今回はICTについてその意味から実際のデータ、さらにICTを活用した新たな社会の形「Society 5.0」まで、掘り下げていきたいと思います!

そもそもICTってどういう意味?ITやIoTとどう違うの?

用語

意味

ICT(Information and Communication Technology: 情報通信技術)

情報技術を活用してさまざまな人やモノをつなげていくこと

IT(Information Technology: 情報技術)

情報技術そのもののこと

IoT(Internet of Things: モノのインターネット)

家電などの「モノ」が人を介さずにインターネットに接続すること

ICTは「情報通信技術」と訳される「Information and Communication Technology」の略語です。ICTとよく似たキーワードとして「IT(Information Technology: 情報技術)」があります。

この2つの言葉はその意味自体もよく似ていますが、ITが情報技術そのものを表す言葉であるのに対し、ICTは情報技術を活用してさまざまな人やモノをつなげていくことを表す言葉です。

情報技術を活用したモノやサービスのほとんどはICTに該当することから、世界的にはITよりもICTという言葉の方が使われやすくなってきています。

また「IoT」という言葉もありますが、これは「モノのインターネット(Internet of Things)」の略称で、人を介さずに家電などの「モノ」がインターネットに接続することを指します。したがって、ICTに含まれる概念の一つと言えます。

ICTがより深く産業や生活と結びつく「Society 5.0」構想とは?

ICTの活用という文脈で、頻繁に登場するキーワードの一つが「Society 5.0」です。これは2018年に閣議決定された第5期科学技術基本計画において提唱された概念です。この社会の未来図はこれまでの社会の変容を以下のように分類した上で成り立っています。

Society 1.0

狩猟社会

Society 2.0

農耕社会

Society 3.0

工業社会

Society 4.0

情報社会

Society 5.0

超スマート社会

第5期科学技術基本計画によると、Society 5.0に該当する超スマート社会とは、「必要なもの・サービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供し、社会の様々なニーズにきめ細かに対応でき、あらゆる人が質の高いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、言語といった様々な違いを乗り越え、活き活きと快適に暮らすことのできる社会」だと説明されています。

こうした社会の成立のために、「人とロボット・AIとの共生」や「高度にパーソナライズ化されたサービス」、「誰もがサービス提供者となることができ、売り手と買い手が流動的に変化するシェアリングサービス」などをICT技術を活用して実現していく必要があるとされています 。

またエネルギー、交通、製造など、生活の上で誰もが使うシステムだけでなく、将来的には人事、経理、法務のような組織のマネジメント機能や、労働力の提供及びアイデアの創出などの分野でもICT技術を活用し、さらなる価値の創出を目指す、としています。

一方で、ICT技術を基盤とした社会ではサイバー空間と現実世界とが高度に融合するため、サイバー攻撃などが現実社会に与える影響が深刻化するため、より高いレベルのセキュリティが必須になっていきます。

世界に先駆けたSociety 5.0の実現の大きな障壁とは? >>

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