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進化を続ける広告の世界!広告の価値を爆増させたと言われるターゲティング広告とは?

         

性別・年齢・居住地などのユーザー属性や、ユーザー行動履歴を活用したターゲティングを「オーディエンスターゲティング」と言います。さらに、ユーザー属性を活用するものは「属性ターゲティング」、ユーザー行動履歴を活用するものは「行動ターゲティング」、GPS等からの位置情報を活用するものは「ジオグラフィックターゲティング」と言います。

このほか、Webサイトの訪問履歴を元に再訪を促す広告を表示するものは「リターゲティング」、ユーザーの閲覧しているコンテンツの内容を元に広告を表示するものは「コンテキシャルターゲティング」、キーワードを元に広告を表示するものは「キーワードターゲティング」、曜日や時間帯に応じて広告を表示するものは「タイムベースドターゲティング」と呼ばれています。

ターゲティング広告の未来

ターゲティング広告は、日々進化しています。例えば、AIとIoTを組み合わせてユーザーごとに異なる広告を表示する屋外広告の技術が登場しています。

この「DeepAdプロジェクト」は、首都高速道路における屋外広告のプロジェクト。まだ試験段階ですが、カメラで車種を識別し、車種ごとに異なる広告を表示するというものです。車が識別されるまでは天気予報が表示されていますが、高級車を検出するとゴルフの広告を表示し、ファミリーカーを検出すると遊園地のコンテンツを表示します。IoTとビッグデータを組み合わせたAIで、実に94%の確率で車を検出したそうです。今後は東京のショッピングモールで、買い物客が駐車場に入ったとき、車種ごとに異なるターゲティング広告を配信するような実験を続けていくそうです。

この事例のように、今後はAIやIoTなどを使ったターゲティング広告が増えていくものと思われます。これまでWebの中のものであったターゲティング広告が、いよいよリアルな世界に登場する日も近いのかもしれません。

【参考記事】
 ※1 ターゲティング広告とは – DDAI
 ※2 ターゲティング広告の全手法と最も効果的な活用方法 | ウェブ部
 ※3 【2018年10月更新】主要ソーシャルメディアのユーザー数まとめ _ 株式会社ユニアド
 ※4 徳久昭彦、永松範之編『改訂2版 ネット広告ハンドブック』(2016年、日本能率協会マネジメントセンター)
 ※5 人工知能を使ったターゲット広告配信 - IoT+AI時代のインフラ製品「CLOUDIAN HYPERSTORE&AI BOX」

(安齋慎平)

 
ターゲティングの種類

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