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渡航先のビザが必要かどうかを瞬時に教えてくれる便利サイト「Visalist」:日本以外のパスポートにも対応。

         

ずっと前から楽しみに企画していた海外旅行。フライトやホテルを予約して、行き先の気候に合わせた服もパッキングして、意気揚々と空港へ向かったものの……。

パスポートに渡航先国のビザが見当たりませんが?
え、ビザが必要な国なんですか?

チェックインカウンターで真っ青に。


幸いなことに、筆者はこれまでそんな状況に陥ったことはありません。ただ、ビザが必要だなんてこれっぽっちも思っていなかった中米の国ベリーズの国境で、「日本人はアライバルビザUS50ドルだよ」と言われて衝撃を受けた経験はあります。(2019年1月現在は90日の滞在までならビザ不要)

一緒にいたニュージーランド人の元カレはビザなしでOKだったのがまた、理不尽さを煽る……。

そんなわけで、渋々50ドル支払ったわけですが、もし手持ちがなかったらATMを探し回るハメになったかもしれません。

確かに強い日本パスポート、でも油断しないで

このように、「日本パスポートは強いから当然ビザなしだろう」という油断が冒頭のような空港での悲劇に繋がるわけです。

日本パスポートが強いのは事実。2018年には、ビザなしで渡航できる国の数を競うパスポートランキングで、3年連続1位だったドイツを抜いて1位に躍り出ました。(1位タイはシンガポール)

そうは言ってもビザが必要な国はあります。意外なところではブラジル。日系人が多い親日国とのイメージからビザは不要なのではと思いがちですが、ばっちり要ビザ国です。

ちなみに2019年1月現在、日本パスポートでの入国にビザが必要な中南米の国はブラジルキューバだけ。

その他にも滞在期間によってはビザが必要になる国はたくさんありますし、特にアジア諸国はその期間が意外なくらい短かったりするのです。(i.e. 日本パスポートで中国に16日以上滞在する場合は要ビザ)

そこで、旅行直前に慌てたくないトラベラー必見のウェブサイトがこちら。

Visalist

手持ちのパスポートごとにビザが必要な国と不要な国、またビザ要件も教えてくれる便利なサイトです。

各国のビザ要件に関しては検索すれば膨大な情報が出てきますが、古い情報や、有象無象の個人サイトの情報を鵜呑みにして痛い目を見るのは避けたいですよね。

世界各国の最新の情報を一堂に集めたポータルサイトとなれば、安心感が高いのでは?

気になる使い勝手は…

まずはトップページで、自分が所持しているパスポートを選びます。(ここでは日本)



「LET’S GO!」をクリックして渡航先の国が選べるページに移動します。画面左上の「Filter country」に調べたい国名を記入するか、地図上でクリックします。(ここではロシア)



すると即座にビザ情報が表示されます。日本パスポートでロシアに渡航する場合はビザが必要なようです。ロシア国内の特定の地域に旅行する場合はeVisaが取得できる、というおまけ情報も記載されています。



その他にも、通貨やインターネット情報などの現地情報も詳しく掲載されていて便利。



残念ながら現在のところ日本語ページはありません。またビザ取得にかかる料金の表示があれば嬉しいですが、今後のウェブサイトの発展に期待しましょう!

参考リンク:

ビザが必要な国か瞬時にわかるサイト「Visalist」

佐藤ちひろ

 
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