政府がIT分野のどこに力を入れているのかを調べるときに皆さんは何をみて判断しますか?エクセルに並んだ数字を眺める、直接問い合わせをする、など判断方法はたくさんありますが、一目で確認できると便利ですよね?それを一目で確認できるためのサービスが実はあるんです。今回はITダッシュボードと呼ばれるサービスをご紹介します。
ITダッシュボードは、政府のIT投資状況がすぐに引き出せ、かつ視覚的に見やすくまとめられた情報を誰でも手にすることのできる画期的なサービスです。
ではITダッシュボードからいったいどんなことが見えてくるのでしょうか?
今回の記事では、
をご紹介してみたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください!
ITダッシュボードとは政府のIT投資状況が誰でも見て確認できるサイトです。
などの方々が見て各々の役割に応じた判断材料として使われています。
投資に対する効果を着実に発現させていくためには、目標設定をして状況を把握しつつ、現状に応じた適切な対策をする必要があります。
ITダッシュボードではその状況を知ることができると言われています。
中には、進捗状況がまだリアルタイム対応していないものもありますが、比較的新しい情報を効率的に見ることができます。
では、さっそくITダッシュボードを使ってみましょう。たとえば、国の情報システムにはどのくらいお金がかかっているのか?を調べてみると、視覚的に厚生労働省が多いことがわかります。
ただし、あくまでも現時点であり数年前は別の省庁にお金がかかっていたりとが違いもあります。なんとなくですが国がどこに力を入れているのか、日本がどういった状況なのかもデータから推論がたてられそうです。
情報システムに対して政府はどんな取り組みをしているのか?などもデータを見てわかります。上の図を見ると情報システム数が半分になり運用コストも30%減少していることがわかります。
政府の情報システムと聴いてもどんな情報システムに投資をしているのかパッと聴いてもわからない人も多いでしょう。
情報投資総額に対してどのシステムに投資をしているのかが視覚的にわかります。
ハローワークに多くの投資をしているのがわかり、このために厚生労働省に対しても投資額が多いことがわかります。
上記の画像のように政府のデータが視覚化されていて、ただ数字で見るのではなくて画像で見れるようになっています。
ITダッシュボードの使い方はすごくシンプルです。
ページ上部にメニューがあります。
などがありページごとに異なる情報が見れます。
詳細なデータがほしい場合は各種ページへ移動し年数やデータの種類を入力することで取得が可能です。
また、CSVファイルやWebAPIも用意されているため、ここから生データを取得したり、活用したりすることも可能です。政府のオープンデータについてもここで調べることが可能です。
今回の記事では、ITダッシュボードというサービスをご紹介しました。
記事を書くに当たって、ダッシュボードを実際に触ってみましたが、一般の人がここで得られるデータや情報をうまく活用するにはまだ少し難しいように感じました。というもの、表示されたデータから何がわかるのか、どのように活用するべきなのかがイメージしづらいように思えたからです。この情報がわかることによってどんなメリットがあるのか、などの解説が少しでも入っているとより親切なのではないかと個人的には感じました。
とは言え、データの受け取り方は人それぞれなので、興味のある方はぜひITダッシュボードを開いて眺めてみてください!
(桑折和宗)
メルマガ登録をしていただくと、記事やイベントなどの最新情報をお届けいたします。
30秒で理解!インフォグラフィックや動画で解説!フォローして『1日1記事』インプットしよう!