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皆さん、こんにちは。ウイングアークで技術を担当している島澤甲(しまざわ こう)と申します。ウイングアークの製品を通じてお客様の力になる為、そして技術大好き人間として、ソフトウェアは勿論、ハードも含めて幅広く取り組んでいます。
皆さんも「普段呼吸している空気の組成」とか「テレビのリモコンの構造」とか色々気になりますよね?
私も最近は、3Dプリンタの樹脂の組成と強度の関係とか、鉄に対する不純物が磁力にどのような影響を与えるかとか、ソフトに関係なさそうなところからディープラーニングや分散アーキテクチャようなソフトの話まで何でも気になってます。
ところで、技術の本質ってなんでしょう?
技術大好きな私は、あらゆる技術は人の為にあるべきだと強く思っています。
技術って楽しいですけど、苦労もありますよね。AI、BigData、IoT等々様々なキーワードが毎日出てきて、キャッチアップが大変という方も結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?
技術を中心にモノを考えると、技術を使うことが目的になってしまって、その結果、技術に人が振り回される姿をみると悲しいですし、何とかしなきゃって思います。
私たちはデータをうまく活かせる製品を開発していますが、そこで常に大事にしているものがあって、それがこの図です。
私は課題からデータを求めるというのは正しい流れだと思っています。例えば「お店を出したい」から「ライバルが少ない場所を探したい」というものや、「生産性を上げたい」から「稼働状況を分析したい」というようなケースですと、データを求めている理由が明確ですよね。
課題を解決する為にデータを必要とするこの流れは超大事です。
「きっとこういうデータがあれば、この課題は解決できるはず」という仮説をもってデータを求めるということですね。
でも、技術の世界には逆の話もあって、「新しい技術」を使って「お客様のデータを分析したらなにか課題が見えてくるんじゃないでしょうか? みたいなセールストークもあります。
展示会とかだと、特に技術を前面に出すのでこの手のトークは多いですよね。
しかし、残念ながら「何となくデータを分析したら画期的な何かが発見された!」というお客様に出会ったことがありません。(もう10年以上、データを扱うソフトウェアの商売してるんですが・・・)
なのに、理解しにくい技術って客寄せパンダにはなるので、世の中見渡すと技術が主役になってしまっている製品ってそこそこあります。
「先ずはお客様のデータをAIで分析してみましょう!」みたいなのはよく見かけますし、「新しい技術なので挑戦しないとおいていかれますよ」というプレッシャーすら感じます。
開発依頼の中には「とりあえずAIとつないでくれ」という注文を受けることもありますが、私は請けません。「何故お客様が幸せになるのか?」ここが腹落ちしないと良い製品って作れないかなと。
複雑な技術でお茶を濁すのではなく、お客様の課題とデータを正しく扱える製品を開発する!
これがウイングアークの技術だと思っています!!
さぁ、次は何をやろうかな!例えば、ホログラム技術を駆使して、バーチャル出勤を実現できれば働き方とか超変わりますよね!
どうせバーチャルなら体型・ファッション自由自在!通勤も不要、なんなら服も必要ないのでマッパでオッケー、そうなるとダイエット、糖質制限も、ジムでの運動も全部いらない!?
これはお客様の様々な課題を解決できますよー!!仮説がとまらないー!!
(島澤甲)
2018年11月13日、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて「WAF2018(ウイングアークフォーラム 2018 )東京」が開催されました。ウイングアーク1st株式会社が毎年開催しているこのイベント。2018年度は“データによるエネルギー革命、あなたが変わる、世界を変える”をテーマに、データ活用にまつわるさまざまなセッションが行われました。本記事では、東京会場で行われたセッション「コミュニケーションでビジネスを変えろ!! MotionBoardはついにメジャーアップ、そして新製品発表!!」の後半の模様をお送りします。
情報活用には「分析」「予測」「可視化」など様々な要素が含まれますが、もっともシンプルかつ重要な情報活用は「比較する」ことだと私は考えます。
BIツールを導入して、自社で情報活用しますってシーンを考えたとき、比較対象のデータって去年とかの自社データだったりしませんか? 会社をより良くするために過去の自分たちと比較するのは最初のステップですが、他社や市場の動向と比較すると「自社の常識が世の中からはズレている」と気が付けるようになるわけですね。
「小学生の時に、ゴミ捨て場から様々な機器を見つけては持ち帰り、解体しては楽しんでいました」と話すのは「ウイングアーク1st」執行役員BI技術本部本部長の島澤甲氏(以下、島澤氏)だ。
「NECのPC-9801とかも捨ててあって、ディスクドライブを解体したり……スピンドルモーターを見た時は、その美しさに宝物を見つけた思いでしたよ」 そんな島澤氏は、自分で実践して確証を得たものを顧客に提案したいと語る。そのために、会社にとどまらず自宅を実験の場としてIoTの可能性を探っている。その内容がすさまじいので、ご紹介していこう。 続きを読む
May the data be with you! | データのじかんについて
イラストレーター:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。
イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。
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