みなさん、おはようございます。
その昔、秋元康さんが書いた本に「成功するために必要なのはここ一番のジャンケンに負けない才能だ」みたいなことが書いてあって、なるほど!って単純な僕は感化されて、それ以来僕はどんなジャンケンにも人一倍真剣に取り組みことにしています。
まぁ、だからと言って勝率が上がるわけではないので、二人でやる時はだいたい五割くらいの勝率しかないですし、複数人になると勝てることはほとんどないです(笑)。
結局のところはほぼ統計学の計算通りの結果になるわけなんですけど、大事なのは勝率の問題じゃなくて、本当に大切な時に勝つことが大事なんじゃないかなぁって思います。学生の頃の部活とかでも本番になると集中力が高まって良い結果が出る人と、やたらと本番に弱い人と結構タイプ分かれたような気もしますし。
それに運の良い悪いっていうのも結局どこを見て判断するのかってのが結構難しいですよね。だから長期的に考えて、かつ自分以外の人のことも含めて考えている人の場合って、「いやぁ、あれも最初は運が悪いって思ったけど、最終的には必要なプロセスだったなぁ」と納得できる人であれば、側から見てそれなりに不運なことが起きてても、本人は大して気にしてないのかもしれないなと思ったりしてます。なので、『良いことが起こっている』と『運がいい』って思うことって実は別物なんじゃないかって気すら最近はしてます。
あと、その人自体のスペックは普通だけど、人脈があって色んな人と常にコミュニケーションを取っていて、いつのまにか他人を巻き込む能力がある人って、ある意味自分の力を使わなくてもその環境にある力を集めて形にできるので、それって自分が必死に努力したり勉強したりして何かの資格を取るとか、知識を得るとかする必要がないので、実は無敵な能力なんじゃないのかなって思うんですよね。
なので僕は最近は他力本願というか、僕が何もしなかったとしてもなんとなく全てが滞りなく回っていく仕事環境を構築することに全力を注いでいます(笑)。
つまりほとんど仕事してない、というか全くなにもしてないかのように周りには見えるかも知れないですが、仕事の解釈やアプローチ方法が刷新されただけで僕的にはむしろ前よりも真面目にやってるつもりなので、もし仕事を全くしていないように見えたとしてもそこらへんはぜひご理解ください。全てはジャンケンが強い人になるための助走でしかないなって思ってます。
ま、ちょっと矛盾というか本末転倒な話かも知れないですけど、まず「自分は運がいい」って思える能力が好運でいるために何よりも必要なのかも知れないなって思っちゃいますし、マンガの主人公でいられる僕って実はめっちゃ運がいいって今日も僕は思ってます。なので、松下幸之助さんの面接で「君は運がいいか?」って聞かれても「はい!」って答えられそうなので、もしかしたら採用されて転職しちゃうかも知れません(笑)。
この方法って意外とおすすめなので、みなさんも「自分は運がいい。なぜならば…」っていう理由を試しにたくさん見つけてみてください。「人生万事塞翁が馬」って言いますし、パスポートをなくすことも、財布を盗まれることも長い人生においてはきっと必要だったことなはずなので、仕方なく長くなった夏休みを僕は僕なりに余すところなくエンジョイしちゃおうと思ってます(笑)。とりあえず朝はシュノーケリングに行って、昼からはビーチでビールとピニャコラーダを飲んで今回のことを反省したいと思ってます(笑)。
それではまた二週間後にお会いしましょう。さよなら!
(時田大夢)
作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
https://www.totsunet.com/
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