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【タイムくん – 第18話:オープンデータ】

         

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 ここがポイント:データが自由に使えるなんて便利、と思いきや!?


みなさん、どうもおはようございます。時田大夢です。

すっかり春めいてきましたね。人たらしな僕は睡魔からも愛されちゃってて年中眠たい体質なのですが、この季節は「春眠暁を覚えずなので…」と軽く言い訳ができるので大好きな季節です(笑)

ところで、オープンデータってみなさんご存知ですか?

データは便利だっていう概念がちょっと一人歩きしてる感もありますけど、データにも権利とかあって実は集めるのも加工するのも結構大変なんですよね。

なので、自由に使えるデータって貴重なんです。行政が公開しているデータは誰しもが自由に使える公共のデータってことになっていますけど、最近では企業が個々に集めたデータを他社も活用できるように公開することも増えてきました。

ちょっと前までは、自社で集めたデータは、その価値がどんなものであれ石にかじりついてでも他社に見られてなるものかっていう風潮だったんですけど、どうせ自社で使いこなせないデータなんだったら、それを有効活用できる人たちに使ってもらった方が人類的に得じゃないか、みたいな空気に最近は変わってきたみたいです。でも実際は集めたデータの全てをうまく活用できている会社ってまだほとんどないですけどね。あ、ウサギ社長から聞いた受け売りですけど…

まぁ、僕は難しい概念的なことはよくわからないですけど、要するに作りすぎたカレーを翌日近所の人におすそ分けすれば、あげる方も鍋が洗えるし、もらう方は二日目のカレーが食べられてみんなハッピーみたいな話のような気がします。…って、ちょっと違うか(笑)

でも、オープンデータの中には扱いづらい形式で保存されているのもあって、プロでも活用が難しかったり、加工が大変だったり、データの量が膨大すぎてどうしようもなかったり、そもそも開けなかったり…と色んな問題があるみたいです。まぁ、つまりカレーのおすそ分けをもらったはいいけど、食べてみたら美味しくなかったとかそういうことなんでしょうね。…ってこれもちょっと違いますね(笑)昨晩カレー作りすぎたのでつい…

ちなみに、オープン繋がりで思い出したんですけど、アラビアンナイトでお馴染みの「ひらけゴマ」って呪文、英語では「Open sesami」って言うらしいんですよね。まさかの直訳かよって思って調べてみたら、他の国でも共通でゴマって言葉を使ってるみたいです。なんでもゴマには神秘的な力があるとされていて、しかもよく乾燥させると中からタネが勢いよく出てくるっていう特性があるので、なんとなく景気の良い言葉として昔から使われていたそうです。また合コン用のネタが増えました(笑)

それではまた来週、月曜日の朝にお会いしましょう!先週のマンガを見逃した方はこちらをどうぞ。1話目から読むにはこちらをどうぞ!「タイムくんの特集ページ」へはこちらから。

(時田大夢)


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イラストレーター:トツカケイスケ

埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。

イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。

https://www.totsunet.com/

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