先日、東京オリンピックが無観客で開催されたこともあり、あらためて観戦の雰囲気を味わいたいと思い、国立競技場へ東京2025世界陸上を見に行ってきました。
イブニングセッションを観戦したのですが、競技終了が23時頃になると帰宅難民が出てしまう恐れがあり、その影響で観戦を断念する方も少なくなかったそうです。個人的には、遅くとも22時頃には終了するようにするか、あるいは現実的には難しい案かもしれませんが、関東近県の終電時間を1時間ほど繰り下げるといった特別措置が取られれば良いのに……とつい考えてしまいました。
それではまず、今回紹介する記事をダイジェストで紹介します!!
データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちは!!【データのじかんフィーチャーズ】担当の畑中一平です。【データのじかんフィーチャーズ】は、最新の話題や事件に焦点を当て、これまでに「データのじかん」で紹介した記事の中から厳選してピックアップし、詳細にレポートして皆さまにお伝えする企画です。第39回目の今回は、住所や統計データ、施設情報などの多様なデータを地図上に重ねて表示・分析できる「地図ソフト」にフォーカスした特集をお届けします。 (・・詳しくはこちらへ)
データのじかんの新企画「DX Namamono information」は、「データ・情報は生もの!」をコンセプトに、全国の“体験者”の皆さまが、デジタル活用やDXに関する一次情報をお届けする連載です。検索やAIでは決して得られないリアルな気づきや発見を、読者の皆さまに向けてご案内します。ニュースとあわせて読むことで、自分ごととしての理解がより深まること間違いなしです。今回は、筆者が2024年7月1日から10日にかけて訪れたチェコとオーストリアへの渡航体験をもとに、関西国際空港の最新の手荷物預けシステムについてご紹介します。利用した航空会社は、往路がKLMオランダ航空、復路はKLMオランダ航空とエールフランスの組み合わせでした。往復ともに関西空港第1ターミナルを利用しましたが、チェックインや荷物預けの仕組みは、2年前とは大きく様変わりしていました。すでにご存知の方も多いかもしれませんが、今回は筆者の個人的な所感を交えながら、手荷物タグの発行機や自動手荷物預け機など、関西空港で進むデジタル化の現状をレポートいたします。 (・・詳しくはこちらへ)
「まち」という共同体をつなぐ方法には、さまざまなかたちがあります。歴史を通じて、コミュニティの「管理者」は、宗教、民族、政治的イデオロギー、風習、地理的環境などを通じて、「まち」を一つにまとめようとしてきました。しかし、多くの場合、「まち」に属する人々は、もっと感覚的なイメージで「まち」をとらえているのではないでしょうか。本シリーズでは、そうした「感覚」にフォーカスを当て、それがどのようにシビックプライドを形づくっているのかを考察してまいります。第1回では、カナダの作曲家マリー=シェーファーが提唱した「音響共同体」や「サウンドスケープ」という概念を取り上げ、「音」がどのように人と人を結びつけ、共同体意識を生み出すのかをご紹介しました。第2回では、「まち」らしさを構成する「音」と私たちがどのように向き合うことができるのか、その意識の持ち方や関わり方について掘り下げてまいります。 (・・詳しくはこちらへ)
関西Kaggler会は7月11日、大阪梅田ツインタワーズ・サウスにて「関西Kaggler会 交流会 in Osaka 2025 #2」を開催いたしました。年3回のペースで金曜日の昼間に開催されている関西Kaggler会の交流会ですが、今回も多くの参加者の熱気に包まれた活気ある会となりました。なお、関西Kaggler会の交流会では、毎回登壇者によるプレゼンテーションを通じて異なるテーマが取り上げられ、それぞれに学びのある内容となっております。今回はその模様をレポートとしてお届けいたします。主催の関西Kaggler会は、関西を拠点とするKaggler(カグラー)によるコミュニティです。そもそもKaggle(カグル)とは、機械学習やデータ分析を競う国際的なプラットフォームであり、そのコンペティションに参加する人を「Kaggler」と呼びます。その活動は日本国内にとどまらず、世界中に広がっています。 (・・詳しくはこちらへ)
データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちは!!【データのじかんフィーチャーズ】担当の畑中一平です。【データのじかんフィーチャーズ】は、最新の話題や事件に焦点を当て、これまでに「データのじかん」で紹介した記事の中から厳選してピックアップし、詳細にレポートして皆さまにお伝えする企画です。第40回目となる今回は、昨今、急速にDX化(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいる「トイレ」にフォーカスした特集をお届けします。 (・・詳しくはこちらへ)
「データ分析やグラフ作成に時間・手間がかかる……」、「SQLを覚えたいけど、エラーが出るたびに手が止まってしまう」そんな課題を感じている方にとって、ChatGPTは非常に有用なツールです。自然言語で指示するだけでカバーできる範囲は、SQLの生成、データの前処理、分析のサポート、グラフ作成まで、データ分析のあらゆるパートに渡ります。本記事では、ChatGPTを活用して、初心者でもすぐに実践できる4つのデータ分析手法を紹介します。すべて「そのまま使えるプロンプト例」付きなので、ぜひ今日から活用してみてください!※学習モデルではすべてChatGPT-4oを使用しています。 (・・詳しくはこちらへ)
「AI事務員宮西さん」とはAI事務員なだけにAI生成画像を使って作っていて、AIデータについて書いた漫画です。保険会社で事務員として働く宮西さん。勤めている保険会社もこれからはAIの時代だとデータ部門の新設を行うことになりました。なぜか事務員の宮西さんが配属されることになり、データ組織を立ち上げるまでの話です。同じようにデータ組織を立ち上げる事を考えている人に入門書として書いています。それでは本編をご覧ください。 (・・詳しくはこちらへ)
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2025.09.13 公開
私たちの暮らしやビジネスに不可欠な「場所」の情報を、視覚的にわかりやすく伝えるツールが地図ソフトウェアです。近年では、国勢調査やオープンデータ、位置情報などのさまざまなデータを地図上に可視化することで、課題発見や意思決定を支援する活用が広がっています。
地図ソフトには、行政のデータ活用を支援する「jSTAT MAP」、地域課題の分析や情報共有に強みを持つオープンソースの「QGIS」、さらに独自に開発された国産の無償ツール「OpenFreeMap」など、目的や使い勝手に応じてさまざまな種類があります。
これらのソフトは、複雑な分析や専門知識がなくても直感的に操作できるよう設計されており、自治体職員や地域活動の担い手、企業のマーケティング担当者など、幅広い層が活用しています。特に「誰でも使える」こと、「無料で始められる」ことが、近年の普及の背景にあります。
今回のデータのじかんフィーチャーズでは、『地図ソフトウェア』をテーマに、『商用利用』、『統計』、『分析』の観点でFeatureします。
2025.09.17 公開
デジタル技術が日常に入り込むスピードは想像以上に速く、そして確実です。しかし、どれほど便利な機能でも、実際に“使えるもの”として体験しなければ、その価値は見えてきません。私たち「DX Namamono information」は、現場で感じた一次情報をもとに「生きたDX」をお届けしています。
第23便では、筆者がチェコとオーストリアへの渡航時に利用した関西空港第1ターミナルで、「手荷物タグ発行機」と「自動手荷物預け機」の現状を体験レポートしました。オンラインチェックインからタグ発券、荷物預けまで、どこまでが“自分で・機械で”できるのか──その過程をひとつずつ追っています。
たとえば、QRコード搭乗券の読み取りがうまくいかず、最終的にパスポート対応になったというエピソードも。こうした“想定外”こそが、DXの使いやすさや改善点を可視化するヒントになります。
本記事では、操作感や人との関わり、時間短縮の実感を通して、「空港DXの今とこれから」を読み解きます。空港での手続きに“もやもや”を感じたことがある方、ぜひご覧ください。
2025.09.19 公開
「まちの魅力とは何か?」という問いに対し、私たちは今回、視覚ではなく“聴覚”に注目しました。シリーズ「感覚によってつながるまち」第2回では、音がまちにどのような印象やつながりをもたらすのか、その実践的な手法や事例を通じて掘り下げています。
音は単なる空気の振動ではなく、人の記憶や感情に深く結びつく存在です。本記事ではまず、「音を採取する」とはどういうことか、そしてそれをどのように“まちづくり”に活かしていくのかを、音のデザインという観点から具体的に紹介しています。
特に注目すべきは、京都丹後鉄道で実施されたサウンドブランディングの事例です。地域固有の自然音や文化的なモチーフを活用しながら、鉄道利用者にとって心地よく、かつ記憶に残る音環境をどのように構築したのかを、丁寧にレポートしました。
また、こうした音づくりが地域の「らしさ」や「誇り」とどのようにつながるのかについても、住民参加型のアプローチや音を意識的に体験する“サウンドウォーク”などの視点から考察しています。
都市計画や地域ブランディング、あるいはまちづくりにおける新しい感性の活かし方に関心がある方にとって、本記事は「聴く」ことから始まるまちとの関係性を考えるヒントになるはずです。ぜひご一読ください。
2025.09.19 公開
データ活用や機械学習、Kaggleと聞くと“理系の世界”と思いがちですが、それはもう過去の話です。「関西Kaggler会 交流会 in Osaka 2025 #2」では、文系出身者がKagglerとしてメダルを獲得するまでの道のりが語られ、会場に大きな反響を呼びました。
平日昼間の開催にもかかわらず、大阪梅田に183名が集結。初心者向けから実践的な発表まで幅広い内容が並び、初参加者も多く活気に満ちていました。なかでも注目を集めたのが、「もくもく合宿」や「走りながらアイデアを考える」といった独自の学び方を実践する文系Kagglerたちの発表です。
本記事では、登壇者の発表内容だけでなく、その裏にある学び方や思考法、交流会の空気感も含めて丁寧にレポート。文系出身でもKaggleに挑戦できる理由や、最初の一歩の踏み出し方についても紹介しています。
“データ分析に興味はあるけど、自分にできるか不安”という方こそ、本記事を読んでみてください。新しい世界への扉が、きっと開けるはずです。
2025.09.20 公開
私たちが日々何気なく使う「トイレ」。実は、生活空間としてのトイレは今、「見えない課題」が山積みで、DX(デジタルトランスフォーメーション)の格好のテーマになっています。特集「データのじかんフィーチャーズ part.040」では、そんな“身近だけど気づきにくい領域”であるトイレにフォーカスを当て、「使用状況」「滞在時間」「利用者の体験」などデータで可視化できる側面から、その課題と可能性を丁寧に探りました。
まず取り上げるのは、IoT技術を使ってトイレの使用頻度や個室の空き状況をリアルタイムで可視化している京都御所のケース。混雑や清掃タイミングの見える化を通じて、利用者・管理者双方にメリットがある運営手法がどのように成立しているかをご紹介しています。また、「女性トイレの行列」の原因や滞在時間の課題も見逃せません。男女間の設備配分や、付き添い・化粧直しなどの使われ方の差異が、なぜ長蛇の列や高いストレスにつながるのか、「データ」が示す具体的な実態が浮き彫りになります。
さらに、「トイレDX」の遅れがただの利便性だけでなく、衛生、バリアフリー、安全性、コスト管理、環境配慮といった幅広いテーマと結びついていることも、本記事では重点的に扱っています。データ分析・センサー・クラウドを活用した改善の方向性を、実際の事例をとおして描くことで、「トイレ」という普段見過ごしがちな空間をどう進化させていくかを考えるヒントになるはずです。
もし、施設運営者として、公共空間設計者として、あるいは日常使いの観察眼を持つ一般利用者として、トイレに潜む改革のタネを知りたいなら、本特集はまさに必読。データとテクノロジーが交差するこの視点から、トイレの“未来”を共に考えてみませんか?
2025.09.17 公開
「ChatGPTを使ってみたいけど、何から始めればいいか分からない──」そんな声に応えるために制作したのが本記事です。技術者だけでなく、ビジネスマンや日常的な情報活用者にも門戸が開かれているツールであるChatGPT。そのポテンシャルを最大限に引き出すための基礎知識と実践ノウハウを、わかりやすく整理しました。
まず、ChatGPTとは何かという基本からスタートしています。対話型AIとして何ができるか、どのように使うと効果が出るか、そして使う上での注意点。アカウント作成、プロンプトの書き方、API連携など、“はじめの一歩”を踏み出すためのステップをひとつずつ丁寧に解説しています。
また、実務や日常で「役に立つ使い方」の具体例も豊富に取り上げました。たとえば営業資料のドラフト作成、メール返信の下書き、資料要約、アイデア出しなど、業務効率を上げる場面での活用方法。さらに、「誤った回答をしてしまう」「セキュリティ・プライバシーの配慮が必要」といったリスクや限界にも触れており、過信することなく使いこなす視点を持てる内容です。
もし、ChatGPTの可能性を感じていても、どう問いかければ望む回答が得られるか分からない、使いこなしに自信が持てないという方にとって、この記事はスタート地点として非常に有用です。ツールとしてのChatGPTではなく、“ツールとしてのあなた”の活用力を伸ばすための設計図とも言える内容です。
ぜひこの機会に基礎と実践の両方を押さえて、ChatGPTを自分の“武器”として使っていくヒントを取得してください。
2025.09.18 公開
「紙からExcelへの転記作業って、まだこんなにあるの?」──そんな疑問から始まった、宮西さんの“現場DX”奮闘記。第22話では、AI-OCRの導入を模索する中で、クラウドやAPIといった技術用語の壁に直面する様子をリアルに描いています。登場するのは、Google CloudのVision API、IAM、VPC、BigQueryなど、聞き慣れない“呪文”のような言葉たち。それらに戸惑いつつも、現場の非効率をなんとかしたいという思いで一歩を踏み出す宮西さんの姿は、多くの読者の共感を呼ぶはずです。
本記事では、PoC(概念実証)を進める上で重要となる「目的設定」や「達成基準」の考え方、さらにはPoCが形骸化してしまう“PoC貧乏”の落とし穴にも触れています。単なる技術紹介にとどまらず、「なぜそれをやるのか」「何をもって成功とするのか」を明確にすることで、業務改善の本質に近づくヒントを提示しています。
現場課題と技術のギャップに向き合うすべての人に読んでほしい1本です。
今回は『具体的な指示付き! ChatGPTをデータ分析へ活用する方法──前処理からアイディア出し、グラフ作成まで初心者向けに解説』という記事を紹介させて頂きました。
SQL(エスキューエル)とは、「Structured Query Language(構造化照会言語)」の略称で、データベースに対して命令を出すための言語です。簡単にいえば、データベースに「この情報を見せて」「ここにデータを追加して」「この部分を修正して」といった指示を出す、コンピュータとの“会話の言葉”のようなものです。
たとえば、ある会社の社員情報がデータベースに登録されている場合、「営業部の社員だけを表示したい」といった条件を指定することで、必要な情報だけを抽出することが可能です。新しい社員の情報を追加したり、既存の内容を修正・削除したりする操作も、すべてSQLで行えます。
SQLは特にビジネスやシステム開発の現場で広く利用されており、大量のデータを効率的に扱ううえで欠かせない存在です。Excelのように画面を直接操作するのではなく、SQLは“テキストで命令を書く”スタイルであるため、最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れれば非常に強力なツールになります。
最近では、ChatGPTのような生成AIに対して「こういうSQLを書いて」と自然言語で依頼するだけで、それらしいコードを生成してくれるケースも増えています。エンジニアである筆者も、スタートアップに所属する同業者が実務で活用しているという話を耳にするようになりました。
ただ、筆者が所属しているのは大手企業の開発現場であり、情報管理やセキュリティの観点から、現時点ではChatGPTの業務利用が認められていません。
そうした中でふと考えたのが、仮にChatGPTが生成したコードに不具合が生じた場合、その責任の所在はどこにあるのか、ということです。AIはあくまでツールであり、生成物に対して法的あるいは技術的な責任を問うことは難しい。結局のところ、責任を負うのは人間であるエンジニア自身です。
AIの台頭によって、業務の効率化が進むのは間違いありません。しかしその一方で、責任の重みを背負う存在としてのエンジニアは、当面のあいだ必要とされ続けるだろう──そんなことを、今回の記事を読みながら感じました。
それでは次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
(畑中 一平)
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