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第2話|対岸の火事が起きた by AI事務員宮西さん–データ組織立ち上げ編

「AI事務員宮西さん」とは?

AI事務員なだけにAI生成画像を使って作っていて、AIデータについて書いた漫画です。保険会社で事務員として働く宮西さん。勤めている保険会社もこれからはAIの時代だとデータ部門の新設を行うことになりました。なぜか事務員の宮西さんが配属されることになり、データ組織を立ち上げるまでの話です。同じようにデータ組織を立ち上げる事を考えている人に入門書として書いてます。それでは本編をご覧ください。

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登場人物

宮西 京華(みやにし けいか)
保険会社で事務職をやっているデータマネジメント担当。歌い手動画を見るのが好き。

今林 健介(いまばやし けんすけ)
新設のデータ活用推進部署の部長。おいていかれないように勉強中。ゴルフや登山が好き。


宮西さんが務める生命保険会社で、新たにデータ活用推進部門が設立されることに。対岸の火事だと思っていたことが、突然自分にも降りかかる。宮西さんの反応は?


作者|西宮さんより解説

作者|西宮さんより解説

こんにちは、宮西京華です。今日は私の仕事と会社のことを少しお話ししようと思います。

私はとある保険会社で事務員をしています。保険契約の書類整理や入力作業をするのが日課ですが、最近では少し退屈に感じることも増えてきました。
そんな中で、最近社内で「DX推進」という言葉がよく聞かれるようになったんです。DXっていうのは、デジタル・トランスフォーメーションの略で、企業がデジタル技術を使って業務を再構築し、効率化や競争力向上を目指す取り組みのことらしいです。

実際、保険業界全体でも、デジタル技術の活用が進んでいるみたいです。例えば、ある生命保険会社では、顧客の健康をサポートするために散歩支援や健康情報の提供、さらには疾病リスクを算出するアプリをリリースしているんです。
そのアプリの利用データを分析して顧客の行動をより深く理解し、その結果を新しい商品やサービスの開発に役立てることで、「顧客体験の高度化」と「商品・サービスの進化」を同時に進めているんです。
また、別の保険会社では、これまで一部しかデジタル化できていなかった顧客データを全面的にデジタル化し、保険金支払い履歴と組み合わせて分析することで、新たな顧客層へのサービス提供が可能になったそうです。
その結果、「商品・サービスの進化」に加えて、引受審査の効率化も実現し、業務のオペレーションが大幅に改善されたと聞きます。

「保険会社がここまでDXにこだわるのはなぜだろう?」って、正直最初はよく分からなかったんです。保険業界って、これまでずっと書類や対面での手続きが重視されてきた業界ですから、急にデジタル化って言われてもピンとこない部分もあって。
でも、顧客ニーズが変わってきている今、デジタル化は避けられないんだなと、少しずつ理解し始めています。

とはいえ、「こういうのは経営陣や上の人たちの仕事でしょ」と思いながら、今日も目の前の入力作業に集中していたんです。
でも、最近少しだけ新しいことに対する期待感が芽生えてきているのも事実なんです。もしかすると、何かが変わるかもしれない――それが職場の環境か、私自身の役割なのかは分かりませんが、そんな予感がしています。

ただ、その時の私はまだ気づいていませんでした。静かに近づいてくる変化の波が、私の日常にどんな影響を及ぼすのかを。でも、こうしてお話ししている今、もしかするとその波に巻き込まれていくことになるのかもしれませんね…。

よしむら@データマネジメント担当
IT業界、金融業界、エンタメ業界でデータマネジメントを担当した経験を持ち、現在もデータマネジメント担当している。データマネジメント業界を盛り上げるために、経験を通して得た知識の発信活動を行っている。


本記事は「よしむら@データマネジメント担当」さんのデータマネジメントを学べることをコンセプトの4コマ漫画「AI事務員宮西さん–データ組織立ち上げ編」のコンテンツを許可を得て掲載しています。

 

特集|AI事務員宮西さん(データ組織立ち上げ編)

保険会社で事務員として働く宮西さんは、会社がAI時代に対応するために新設したデータ部門に突然配属されました。事務員からデータマネジメントのリーダーへと成長していく宮西さんの奮闘記を描いた物語。

本シリーズ「データ組織立ち上げ編」では、宮西さんがデータ利活用組織を立ち上げるまでの挑戦を描きます。IT業界、金融業界、エンタメ業界でデータマネジメントを担当した経験を持つ著者「よしむら@データマネジメント担当」さんが豊富な経験を基に執筆しています。データ組織の一員の皆様には、ぜひご一読ください。

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