5月も中旬を迎え、新緑が真っ盛りの季節に突入し、登山やハイキングで山や森の緑がみずみずしさや、街路樹の色合いの鮮やかさに季節の変化を感じている方も多いのではないでしょうか?
さて前回に引き続き、読者様がより便利に、より活用しやすく“データのじかん”を閲覧頂けるよう、過去1週間に公開された新着記事の短信をニュースとして、今回もみなさまにお届けしてまいります!!
まずは今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!
現代ビジネスでは、情報過多と課題の多様性・複雑性に対応するため、組織の判断力と決断力が重要となります。これらは経験や知識だけで培われるものではなく、問題の本質を見極め、適切な目標設定とデータの収集・活用、そしてチームでの改善策の作成と実行により高まります。そして、その大前提として、適切な「判断材料」が必須です。DX・データ活用に特化したWebマガジン「データのじかん」を運営するウイングアーク1st株式会社は、VUCA時代の「判断材料」のあり方と重要性をお伝えする有吉弘行さんを起用した新CMを5月12日から放送開始します。
・判断材料・判断力・エビデンス・見える化・KPI管理・データ活用を突き詰めたその先は?最終的に判断材料から実行力を高めるための方法
2023年2月8日・9日、日本経済新聞社が主催する「日経デジタルフォーラム」が開催されました。本フォーラムはDay1(リーダーが知るべき「全社データマネジメント」)とDay2(バックオフィスから始めるデジタル経営戦略)で構成され、Day1には早稲田大学名誉教授の内田和成氏、ヤンマーホールディングス株式会社取締役CDOの奥山博史氏、ヤンマー建機の大橋哲博氏・田中重信氏らが登壇しました。本フォーラムの協賛社であるウイングアーク1stも講演を行いました。まずは前編としてDay1の模様をお伝えします。
・今、リーダーが知るべき「全社データマネジメント」‐日経デジタルフォーラムリポート前編
近年、自然言語処理技術は急速に発展し、AIによる会話が現実のものとなっています。その中でも、「ChatGPT」は、OpenAIによって開発された自然な対話が可能なAIチャットボットです。ChatGPTは、大量のトレーニングデータを元に作成されたニューラルネットワークを用いて、人間との対話を行います。本記事では、ChatGPTの技術やその応用について詳しく解説します。
・もうライターは要らない!? 話題の対話型AI「ChatGPT」について‟本人”に聞いてみた
データ活用を促進する手軽なツールが増えた昨今、さまざまな企業でデータ活用の動きが広がっています。しかし、データ活用と一口に言ってもどのようなデータを使い、どのように事業やサービスと結びつけていくのか、は千差万別。今回は総務省が公開している「令和2年版情報白書」より、企業のデータ活用の現状と海外との違いについて紹介します。
・日本企業におけるデータ活用の実態! 海外と比較したときの特徴とは?
2023年2月8日・9日、日本経済新聞社が主催する「日経デジタルフォーラム」が開催されました。前編に続き、後編ではDay2の模様をお伝えします。Day2では、アクセンチュア株式会社の伊吹山秋彦氏の基調講演「人とAIの協働で実現するデータ駆動型経営」と、SKJ総合税理士事務所の袖山喜久造氏による基調講演「業務DXを見据えたインボイス制度・改正電帳法の対応」、本フォーラムの協賛社であるウイングアーク1stの講演「バックオフィスDXを推進するinvoiceAgentが目指す世界」が行われました。
・バックオフィスから始めるデジタル経営戦略‐日経デジタルフォーラムリポート後編
アンラーニングとは、その名の通り、学習した知識を捨てることを指します。闇雲に学んだことを棄却するのではなく、新しい時代を乗り越えるために古くなってしまった知識、戦略を捨てていく必要があるのです。今回のタイムくんでは、つい企業や組織の中で置き去りにされている「アンラーニング」について漫画でわかりやすく紹介します。
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2023.05.11 公開
DX・データ活用に特化したWebマガジン「データのじかん」を運営するウイングアーク1st株式会社はお笑いタレントの有吉弘行さんを起用したテレビCMを、5月12日(金)から放送開始しました。
CMのテーマでもある「判断材料」は、現在のあらゆる情報が氾濫し、課題が多様化・複雑化する現代のビジネスシーンにおいて成果を挙げ続けるためには、組織の「判断力」や「決断力」を支える重要なキーワードになります。ただ、現場によって千差万別の問題を解決するために求められる「最善の判断・決断を下す力」は経験や知見、マインドだけで組織や個人に培われるわけではありません。
問題の本質を見極めて適切な目標を設定し、正しい判断に必要な材料とエビデンスを収集、活用したうえで分かりやすくデータを共有する。そしてチームで改善を図り続けるロードマップを作成し、最終的に「実行力」を実践し続ける必要があるのです。大切なのは一つひとつの工程だけでなく、全体を見通して「判断材料から実行力」につなげていくことです。そのポイントを解説します。
2023.05.11 公開
日経デジタルフォーラム「リーダーが知るべき『全社データマネジメント』」では、企業全体のDXを実現する上での、リーダーの役割、現場を巻き込み意識改革する重要性、そして効果的な戦術としてのデータマネジメントの有効性が示されました。
「明日が今日の延長上にあるからこれまでの経験をベースにビジネス展開すればよい」。そのような状態を“平時”とすれば、今の時代は、「明日が今日の延長上になく何が起きるか常にわからない”戦時”である」と、早稲田大学名誉教授の内田和成氏は、基調講演「不確実性が高い時代のリーダーに求められること」の中で表現しました。
2023.05.09 公開
ChatGPTがリリースされたのは、米国時間2022年11月30日。開発元は、サム・アルトマン氏、イーロン・マスク氏、ピーター・ティール氏らによって2015年12月に立ち上げられたAI研究所「Open AI」です。現在はサム・アルトマン氏がCEOを務め、イーロン・マスク氏はAIに対する考え方の相違やTesla社との利益相反に対する懸念から袂をわかっています。
ChatGPTのベースである言語モデルは2020年5月に公開された「GPT-3(Generative Pre-trained Transformer)」(※2023年2月24日現在はGPT-3.5)。米Googleが2017年に論文「Attention Is All You Need」で発表したトランスフォーマーという機械学習の手法を用いたOpen AIの言語モデルの第三世代です。
ChatGPTは一般公開されて1カ月も経たないうちにSNSで大きく話題となり、Googleスプレッドシートと連携できる「ChatGPT in Google Sheets and Docs」の紹介や「ChatGPTに〇〇させてみた/してみた」といった大喜利投稿などで大勢に認知されることとなりました。
2023.05.12 公開
「令和2年版情報白書」ではデジタルデータの活用についてさまざまな観点から現状と課題をまとめています。
日本企業の従業員を対象に2020年に行なったアンケートからはデータ活用の実態が伺えます。
この5年で特に活用されるようになったのが、販売記録や自動取得など、膨大な情報量をもつデータです。また自動取得のデータの中でもMtoM(Machine-to-Machine)と呼ばれる機械間でやりとりされるデータの活用が活発になっています。これは、技術の進歩によりビッグデータの取得、活用が自動で気軽にできるようになったことが大きな要因であると考えられます。
行動に紐づくデータの活用が加速する一方で、顧客データや経理データなどの参照は減少しており、データ活用が高度化し細分化している様子がわかります。
2023.05.12 公開
2023年10月から始まる見込みのインボイス制度(適格請求書等保存方式)をボーリングの1番ピンとし、バックオフィス部門を起点にデータ活用、DXなどの業務効率化、変革の兆しやニーズが高まっています。これを受けて、日経デジタルフォーラム「バックオフィスから始めるデジタル経営戦略」では、コンサルタント、税理士、バックオフィス改革を推進するサービス事業者の3者の観点で講演が行われました。
2023.05.08 公開
久しぶりにいろんな制限のないゴールデンウィークだったのでのんびりしすぎちゃって、ちょっと現実をすっかりアンラーニングしちゃったなぁって思っていたのですけど、これってもしかしてアンラーニングしたわけじゃなくてそもそもラーニングしてなかったっていう説もあるなぁって自分でも思っちゃいました(笑)。
まぁ、でもいわゆる「思い込み」って結構リスキーな時あるなぁって思うことがあって、ここだけの話、今回の更新は今日じゃなくて来週だって思い込んでいたので「ゴールデンウィーク最終日だなぁ…名残惜しいな」とか思いながらのんびりテレビとか見てすごしていたら、一週間スケジュールを勘違いしていたってことに気がついて慌てて今こうしてコメントを書いている次第です(笑)。
ま、「ここだけの話」といいつつ、世界中に発信されちゃっています(笑)。
そんな僕なので、アンラーニングの重要性についても、ここでしっかり学んでも、数日したらきれいさっぱり忘れちゃいそうな一抹の不安に駆られています(笑)。
データのじかんの大川が「主筆の週報」として上司である野島編集長への週次レポートをメルマガで公開!
スポーツ庁の取材があり、久々に行政官から政策全体像の話を聞きました。
シンクタンクや調査会社だと次ステップとして
「ディスカッションペーパーを作成して送る→公募に備える」をやってしまう位しっかりとお話しいただけました。あとプロトアウトスタジオのイベント「ChatGPTのAPIでLINE Botを作ってみよう」に参加しました。あっさりChatGPTのLINE Botが出来たのでタロット占いボットを作って楽しく遊んでます。営業管理とかコーチングとかも相性良さそうですね。
https://protoout.connpass.com/event/283076/
福井商工会議所のデジタルイノベーション委員会で非公開の講演と、同じく福井商工会議所主催で公開セミナーを行います。また商工会議所の職員向けに支援機関としてAIなどデジタル化にどう向き合うか、
どう活用するか(特にChatGPT)というテーマでも講義します。さらにOOKABE GLASS様にてDX内製化での取り組みなどについて視察を行います。
https://ookabe-glass.co.jp/
今回のタイムくんでは『アンラーニング』について紹介させて頂きました。
デジタライゼーションやデータ活用によるDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む昨今において、これまでの業務のやり方を改善する取組みが、今までにないくらいの勢いで行われていると思います。
筆者自身、こういった取組みを行うことについて、全く否定するつもりはないのですが、なんとなくずっと違和感を抱き続けており、それが『アンラーニング』というプロセスが欠落しているから?ということに気が付きました。
データを活用するようになって、今まで良しとしていたこと、問題にならなかったこと、常識や慣習に潜んでいた改善点が可視化されるようになってきました。
ただ、こういった領域を改善する場合、内省(過去の成功と失敗を振り返る)と選別(続ける事、やめる事を決める)をしっかり行っておく必要があります。
そうしないと学習(必要な新しい知識・スキルの獲得)、実行(実際に試して効果を検証する)において、過去の知識や経験がこれらの過程を進める際に、矛盾や違和感となってしまい、足かせになってしまうからです。
実際、現場において、上層部が策定した取組みを実施する際、方法やルールのみの通達で運用が開始されてしまうことが多く、特に、これまでの慣習からなかなか脱却できないケースをよく目のあたりするのですが、これは『アンラーニング』を行わず、今までの前提や常識の軌道修正なしで強引に行おうとするから?ということを今回のタイムくんを読んで筆者は強く実感しました。
組織が推進する取組みを成功させるには、過去を払拭してから始めるべきで、『アンラーニング』という考え方は、これからのDX(デジタルトランスフォーメーション)時代において、誰もが身に着けておくべき考え方ではないでしょうか?
それでは次回もみなさま、どうぞ「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!!
(畑中 一平)
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
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