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データのじかんNews 2023年06月Part.03

データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちわ!!

【データのじかんNews】担当の畑中一平です。

 

【データのじかんNews】では、読者様がより便利に、より活用しやすく【データのじかん】を閲覧頂けるよう、過去1週間に公開された新着記事の短信をニュースとして、みなさまにお届けしています。

 

第58回の2023年6月Part3では、2023年6月12日~6月16日までに【データのじかん】で公開された3件の記事についてご紹介します!!

         

6月に入って毎度同じような冒頭で恐縮ですが、梅雨の季節も深まり、雨が続く日々の中、みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。

この時期は湿度も高く、気温も上昇することがあり、過ごしにくい日々かもしれませんが、みなさま、どうか体調にはくれぐれもお気を付けください。

また、この時期は様々な行事やイベントが開催されることもあります。お祭りや花火大会など、楽しい場があれば、ぜひ足を運んだり、新緑が鮮やかな季節でもあるので、自然の中で心地よい風を感じながら、散策やピクニックなど、リフレッシュする時間を過ごされてみてはいかがでしょうか?

それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!

■テクノロジー

OpenAI社がリリースした「ChatGPT」は、いまや生成系AIの代名詞として急速に普及しています。2023年3月リリースの最新バージョン「GPT-4」では、性能が大幅に向上しました。今後は、ビジネス領域での本格的かつ広範な活用に期待が高まっています。では、そうしたChatGPTを用いた新たなサービスの台頭によって、顧客体験は今後どのように変わっていくのでしょうか。株式会社グロースX主催のWebセミナー「ChatGPT時代のAIがリアルを包み込む時、顧客体験はどう変わるか?」(2023年5月15日開催)では、株式会社グロースX山口義宏氏をモデレーターに、ゲストに株式会社ELYZA の野口竜司氏、株式会社ビービットの藤井保文氏の両名をお招きして、「ChatGPTの可能性と人間が備えておくべきこと」について語って頂きました。

・ChatGPT時代のAIがリアルを包み込む時、顧客体験はどう変わるか?–グロースX主催セミナーレポート

■社会

“Create Together, Drive Society ともに創り、社会を前に進めよう”という理念を掲げ活動するPLAYWORKS株式会社は、インクルーシブデザインのコンサルティングファームです。様々な観点から新規事業やサービス・製品開発を行い、イノベーティブな組織・人材を育てたい企業に対して、障害者など多様なリードユーザーとの共創による伴走支援を行っています。「社会課題をビジネスで解決する」と語るPLAYWORKS株式会社タキザワ氏。彼がチャレンジするインクルーシブデザインとはの本質について伺いました。

・もう、マイノリティとかいってる時代じゃない。正しい障害の捉え方で、日本は変わる。PLAYWORKS タキザワケイタ氏が考える本当のインクルーシブデザインとは?

■ビジネス

日本企業はイノベーションが起こせておらず、経済は衰退の一歩をたどっています。こんな悲観的な言説を目にする機会が増えました。しかし、日本にも世界で競争力を獲得できている企業は、有名無名を問わず数多く存在します。例えばみなさんは今すぐ名前を挙げられる「グローバルニッチトップ企業」はありますか。グローバルニッチトップ企業とは何か、どんな企業が存在するのか、日本の未来を切り開くヒントとして、これらの基礎知識を身につけていきましょう。

・グローバルニッチトップ企業とは? どんな企業が選ばれ、5年後にはどう変化したのか

データのじかんNewsのバックナンバーはこちら

テクノロジー

ChatGPT時代のAIがリアルを包み込む時、顧客体験はどう変わるか?–グロースX主催セミナーレポート

2023.06.15 公開

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ChatGPTは、あたかも人間に話すように、自然言語で対話できるのが大きな特徴です。そこで株式会社ELYZA 取締役CMO野口竜司氏は、ChatGPT時代の生成系AIが「人間の気持ち」をどこまで理解できるのかと考え、Google BardとGPT-4を使った「意図の読み取りテスト」を実施したそうです。AIに与えたプロンプトは下の通りです。

  • Aさんは、もう付き合って5年経つ彼女のBさんにこう言いました。
  • Aさん「そういえば、友だちの結婚式って出席するんだっけ?」
  • Bさん「ちょっと出席するのが多く、おっくうでね。迷っているんだ。私もそろそろ30歳になるし」
  • Aさん「え? 大事な友だちだったでしょ。なんで行かないのよ?」
  • それだけ言うとBさんは不機嫌になってしまいました。なぜですか。

この問いに、Google BardとGPT-4は、それぞれどう回答したのか。まずはその答えを見てみましょう。

社会

もう、マイノリティとかいってる時代じゃない。正しい障害の捉え方で、日本は変わる。PLAYWORKS タキザワケイタ氏が考える本当のインクルーシブデザインとは?

2023.06.16 公開

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ユニバーサルデザインは、全ての人々が等しく利用できるような製品やサービスの設計を目指す考え方です。特定のユーザーグループ(例えば、高齢者や障害者)に限定せず、誰もが同等にアクセスでき、使用できる製品やサービスの作成を重視するため、「仮説検証型」のプロセスとも捉えることができます。

一方で、インクルーシブデザインは、特定のユーザーグループ(例えば、障害者や高齢者)が製品やサービスの開発プロセスに積極的に参加することを重視します。これまで製品・サービス開発に十分に参加してこなかった人々を企画・開発の初期段階から巻き込み、共に考えることを目指します。インクルーシブデザインの特徴は、ユーザーの多様性を尊重し、異なるニーズや経験を製品やサービスに反映させることを目指す面では、「仮説生成型」や「価値創造型」のプロセスとも言えます。

ビジネス

グローバルニッチトップ企業とは? どんな企業が選ばれ、5年後にはどう変化したのか

2023.06.14 公開

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グローバルニッチトップ企業とは、ニッチ(規模が比較的小さい専門的市場)において、グローバルなサプライチェーン上で重要な役割を占めている企業を意味します。

経済産業省は2014年と2020年に「グローバルニッチトップ企業100選」を発表し、また2018年には2014年認定企業の「5年後の現状と課題」を調査レポートにて報告しています。

「2020年版グローバルニッチトップ企業100選」の公表とともに公開されたメッセージ動画において梶山経済産業大臣はグローバルニッチトップ企業を「不確実な世界を生き抜こうとする、多くの企業にとって、灯台であり、羅針盤になるものです(※)」と表現しています。

VUCA時代の要因の一つであるグローバル化。インターネットを通じて世界中の企業が競合となったことを脅威ではなく機会とできるかに対するニーズの高まりが「グローバルニッチトップ企業」への注目増加を後押ししたのでしょう。

06月19日付 データのじかん主筆「大川真史の週報」

データのじかんの大川が「主筆の週報」として上司である野島編集長への週次レポートをメルマガで公開!

【先週】

・データのじかんセミナー「実務家が知っておきたい!生成系AIの現在地点」を開催しました。多くの方にご参加いただきました。

・政策研究大学院大学GIST-DXセミナー「データ連結によるコネクションからデータ連成によるイノベーションへ」で大澤幸生さんの講演を聴講しました。データ連成、KeyGraph、エビデンス意味論など多くの新しい考え方に触れ大変興奮しました。


・構造計画研究所の社会連携研究部門シンポジウム「データ統合と数理で導く気候変動の緩和と適応」に参加しました。パネル発表がどれも刺激的でした。また河川情報センターの池内所長の水害リスクへの対応の日米比較が示唆に富んでいて、例えば米国では要介護者は事前に能動的に個人情報を提供する事で優先的に対応してもらえるルールがあるそうです。

・データのじかんもメディアスポンサーを務めるインターロップを視察しました。わざわざIoTと言わなくなった代わりにITとOTという言葉だけが残っていて興味深かったです。

【今週】

(株)フジタ/Factory Art Museum TOYAMAを取材します。また来週6/29(木)にはデータのじかんセミナー第2弾「デジタル人材がいなくても大丈夫! 「経営者と実務家のための生成系AI」 〜3つの白書から読み解く最新デジタル技術の活用戦略〜」を開催します。

編集後記

データのじかんNews 2023年6月Part2 編集後記

今回は『ChatGPT時代のAIがリアルを包み込む時、顧客体験はどう変わるか?–グロースX主催セミナーレポート』という記事を紹介させて頂きました。

何かと話題が尽きないChatGPTではありますが、ライターというお仕事をさせて頂いている筆者にとってこの『生成系AI』は当初から脅威で近寄りがたく、どうしても使ってみる気になれませんでした。

ChatGPTについてはデータのじかんでも関心が高く、毎月1件以上のペースで記事を公開し続けています。

こういった記事を読み続けてているうちに、筆者自身、ChatGPTのビジネスへの活用や可能性に興味が沸き始め、この原稿を執筆している2023年6月17日に、ついに使い始めてしまいました。

最初は無料のGPT-3.5で文書を生成させて試していましたが、大幅に性能が向上したと記事で紹介している有料のGPT-4との違いが気になってしまい、その日のうちにアップデートしてしまいました。

試しにChatGPTで「データのじかんって知ってる?」聞いてみたところ、知らないって応答が返ってきましたが、驚いたことに、追加の情報を入力したりすることで、一緒に考えてくれたり、解決方法を提案してくれたりします。

筆者は文書を書くとき、よく動詞の用途があっているかが気になり、インターネットで例文を調べたりして確認するのですが、これが結構手間のかかる作業で、これがパパっとできてしまうのは、とっても便利だと感じました。

特に専門性の高い内容に関しては、内容が間違っていることもあり、生成させた文書をそのまま原稿に使ったりすることはできないなと思うと同時に、AIもインターネット上のウソを鵜呑みにしてしまう=人間らしい・・とちょっとChatGPTに親近感を感じました。

それでは次回もみなさま、どうぞ「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!!

(畑中 一平)


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データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。

越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。

 
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