データのじかんNews 2024年10月Part.02 | データで越境者に寄り添うメディア データのじかん
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データのじかんNews 2024年10月Part.02

データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちは!!【データのじかんNews】担当の畑中一平です。【データのじかんNews】では、読者様がより便利に、より活用しやすく【データのじかん】を閲覧頂けるよう、過去1週間に公開された新着記事の短信をニュースとして、みなさまにお届けしています。第123回の2024年10月Part2では、2024年10月5日~10月11日までに【データのじかん】で公開された9件の記事についてご紹介します!!

         

この原稿を執筆している2024年10月11日は、3連休の前日で、10月12日から14日にかけては晴れの天気が続きそうです。秋は行楽日和が多い季節であり、この連休も外出にぴったりですよね。筆者自身、この絶好の機会を利用してキャンプに出かける予定です。

それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!

■トレンド

データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちは!!【データのじかんフィーチャーズ】担当の畑中一平です。【データのじかんフィーチャーズ】は、最新の話題や事件に焦点を当て、これまでに「データのじかん」で紹介した記事の中から厳選してピックアップし、詳細にレポートして皆さまにお伝えする企画です。第20回目となる今回は、全国47都道府県の各地域でDXやテクノロジー活用のロールモデルや越境者を取材し続けている企画『Local DX Lab』の中から、福島県に焦点を当てた特集をお届けします。

2027年にはAGIが登場し、さらに「人間をはるかに超える超知能(ASI)へと進化する」という衝撃的なレポートが公開されました。前回まではAIが桁違いに進化していく理由と、このままAGIが実現するまで突き進みそうだ、という話をしてきました。 今回は、そんなOpenAIの巨大化を続けるLLM戦略が、本当に正しいのか、その真逆のアプローチである小サイズ言語モデル・SLMについて解説します。

OpenAIが推進するLLMの巨大化戦略に対抗して、真逆のアプローチである小サイズ言語モデルSLMが登場しています。その中でも最も注目すべき日本のスタートアップSakana AIのテクノロジーと、その戦略について解説します。

企業がサイバー攻撃を受け被害を受ける事例が相次いでいるが、多くの企業では依然としてセキュリティ対策が後手に回っているようです。製品やサービスのデジタル化の進展に伴い、サイバー攻撃のリスクがより広範に及ぶ懸念が高まる中、デジタルリーダーはセキュリティ対策をどう講じるべきなのでしょうか。トレンドマイクロ株式会社でセキュリティエバンジェリストを務める石原陽平氏は、「セキュリティは『答えがない問題』。だからこそ最適解を選ぶマネジメントが重要になる」と指摘します。犯罪学の中でも被害者学を研究してきた石原氏が考察する、サイバーセキュリティの現在と未来とは。

■データ活用

2024年7月30日、沖縄県那覇市の沖縄県立博物館・美術館にて、沖縄オープンデータプラットフォームを運営する沖縄県が主催する「データ利活用セミナー 第3弾 県内事例発表会」が開催されました。同セミナーの前半では、自社データとオープンデータを活用して有効な取り組みにつなげた沖縄県内企業3社の事例発表が実施しました。後半では、インバウンドデータに知見が深いVpon JAPAN株式会社の妻夫木友也氏により「データ活用で顧客を知るインバウンド誘客の超基本」というテーマで基調講演が行われました。また、デジタル人材育成の専門家株式会社ディジタルグロースアカデミア高橋範光氏により「顧客理解のデータ活用とデジタル人材育成」が講演されました。

■テクノロジー

近年の生成AI技術・サービスの急速な進歩により、人間のような柔軟な知性や物を感じる能力さえもAIが手にするのではないかと感じる機会が増えました。となると、そもそも人間の知能とは何か? という疑問に我々が直面することになるのは必然です。2016年に出版された『人工知能の哲学塾』(ビー・エヌ・エヌ新社)は、デカルト(1596-1650)からユクスキュル(1864-1944)、メルロ=ポンティ(1908-1961)に至るまで‟人間の内面は世界のなかでどう存在しているのか”についての研究を解説し、人工知能に人間のような知能を持たせるための研究とそれらを絡めて紹介する書籍です。

■ビジネス

2024年7月19日、栃木県小山市城山町のコワーキングスペースSEKENにて神戸化成工業×北村化学産業主催「データのじかんDXアイデア工房ワークショップ」が開催されました。モデレーターはデータのじかんの主筆の大川が担い、北村化学産業株式会社 デジタルソリューショングループ長 山口徹氏が司会を務めました。参加されたのは地元に工場を構える神戸化成工業株式会社の経営陣から事務や現場作業者、役職者など部署を超えた約20人の方々。現場課題の解決と成長を実現するための「無理なく始められるDXワークショップ」を体験し、活発な意見交換が行われました。

多くの日本の企業がソフトウェア運用コストの増加に対して不満を抱えています。ガートナーの調査によると、国内の企業の約80%以上がソフトウェアやクラウドプラットフォームの契約に関して何らかの不満を持っていることが明らかになっています。特にライセンス料やサポート料の値上げ、サービスレベルの不透明さ、契約ポリシーの突然の変更などが不満の原因として挙げられています。

■ライフ

わたくし世界が誇るハイスペックウサギであり、かのメソポ田宮商事の日本支社長、ウサギ社長であります。週ごとの連載ですので、今週もタリラリラーンと登場させていただきます。今週も宮崎空港で不発弾が爆発したニュースや緊迫する中東情勢、そして同時進行していく米大統領戦の行方など気になるニュースがいくつもありました。キャラが豹変したようにも感じる石橋、いえ、石破総理率いる石破内閣の記念写真に関する話題も「だらしなんちゃら」とか「みっともなんちゃら」とかちょっとだけ上手いこと言われていてそれも話題になっておりました。

データのじかんNewsのバックナンバーはこちら

 

トレンド

データのじかんフィーチャーズ|part.020|福島県の「身の丈にあったDX」を探る(Local DX Lab福島県編)

2024.10.06 公開

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「Local DX」は、「Local Digital Transformation」の略で、地域ごとのデジタルトランスフォーメーション(デジタル化改革)を指します。このコンセプトは、特定の地域や市町村が、情報技術を活用して行政サービスの効率化、地域経済の活性化、市民生活の向上などを図る取り組みを表します。例えば、地域固有の課題をデジタル技術で解決したり、地元企業や住民が協力して新しいビジネスモデルを創出するなどが含まれます。

そこで今回のデータのじかんフィーチャーズでは、福島県の郡山市/いわき地域で取り組んでいるLocal DX、その土地ならではの「身の丈にあったDX」について、実際に携わっている方から伺ったお話をまとめたコンテンツを紹介します。

 

ついに汎用人工知能(AGI)が登場する 第3回 ~LLMとSLM~

2024.10.07 公開

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前回の講義では、先生が人工スーパーインテリジェンス(ASI)についての話題を取り上げました。先生は、ASIの誕生が人類を滅ぼすとは述べていませんでしたが、大量の人工汎用インテリジェンス(AGI)を利用してASIを生み出すアイデアが興味深いと指摘しました。ただし、その実現可能性については確信を持っていませんでした。

一方で、OpenAIがASIの開発を積極的に進める理由についての懸念が話され、ASIやAGIの普及がもたらす可能性のある問題、特に大量の失業問題に触れました。シリコンバレーではAI規制に反対する「e/acc(効果的加速主義)」と呼ばれる思想の支持者が多いと説明され、彼らが人類の現状維持を前提としない「脱人間主義」を支持しているとされました。劉慈欣の『三体』の登場人物たちが抱く人類に対する深い絶望に共感している可能性や、人類が暴力を用いた解決法に依存する限り、バージョンアップが必要だという意見も示されました。

 

ついに汎用人工知能(AGI)が登場する 第4回 ~Sakana AIのテクノロジー~

2024.10.08 公開

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最近、大規模言語モデル(LLM)や小規模言語モデル(SLM)の活用方法が広まり、日本の企業でもAIアプリケーションの開発が盛んになっています。ただし、この講座では多くのAIアプリケーションが生まれては消えていく流れの中で特定のアプリケーションに言及することは避け、AI技術の全体的な潮流を広く観察し、その将来を探ることに焦点を当てています。確実な予測は難しいかもしれませんが、それを目指しています。

特に注目されている小規模言語モデル技術に関連するユニークなスタートアップとして、「Sakana AI」が紹介します。この企業は日本で非常に有望と見られており、今回の講座でその技術を取り上げます。

 

守る対象は「情報」から「価値観」へ。デジタルリーダーがいま考えるべき「Security by Design」—セキュリティと被害者学のプロ トレンドマイクロ石原陽平氏に聞く

2024.10.09 公開

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開口一番、「FBI(米連邦捜査局)に入りたかった」と石原氏は言いました。そのために米国の大学の犯罪学部に進学し卒業したというから本物です。

「映画の『羊たちの沈黙』や、ドラマの『クリミナル・マインド』などをよく見ていて、犯罪者の行動分析などを通じて事件解決に導くプロフェッショナルの仕事に憧れていました。アカデミックなアプローチも好きだったため、犯罪学の研究者になろうと思い留学しました」(石原氏)

大学卒業後は、台湾のハードウエアメーカーや国内のSIerでセールスやマーケティングを経験し、2019年にトレンドマイクロに入社しました。世界各地のリサーチャーと連携したマーケティング業務に従事、2020年からはセキュリティエバンジェリストとしても活動し、セキュリティ問題の啓発や提言など社外活動も担当しています。英語が堪能なことに加えて、犯罪学の知見も期待されての登用だそうです。

 

データ活用

沖縄企業3社から学ぶ、顧客を知るためのデータ活用–沖縄県主催データ利活用セミナー参加レポート

2024.10.08 公開

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本セミナーでは、自社データやオープンデータを活用して「顧客が何を考えて行動しているのか?」「なぜ商品やサービスを購入したのか?」といった内容を分析して、アプローチしていく重要性が学べます。また、データを視覚化して見える化することで、当初の目標に縛られない柔軟な目標設定ができるという気づきも得られました。

本セミナーで講演された、沖縄県内3社のデータ活用事例を紹介しながら、基調講演で共有されたデータの分析手法や活用方法を紹介します。

 

テクノロジー

【書評】AI(人工知能)は<こころ>を持ちうるのか? 「人間の知能とは何か」から考える『人工知能の哲学塾』

2024.10.10 公開

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人工知能を単なる機械ではなく、人間が生み出す新たな知性として捉えるための哲学的な集積を、『人工知能の哲学塾』を通して獲得していきましょう。ここでは、もう少し詳しくその内容や関連する情報をご紹介します。

“人工知能は人間生き物の内面を模して作っていくので、「世界は時計仕掛けでできている」という世界観だけで作っていくことはできず、より深い哲学的足場を必要とします。”
※引用元:三宅 陽一郎『人工知能のための哲学塾 kindle版』┃ビー・エヌ・エヌ新社、p.11

まえがきで、人工知能研究者・エンジニア/ゲームAI開発者/文筆家の三宅 陽一郎氏はこう語ります。

 

ビジネス

濃厚な現場感のアイデアが続々創出!神戸化成工業×北村化学産業「DXアイデア工房ワークショップ」レポート!

2024.10.11 公開

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今回の「DXアイデア工房ワークショップ」は、神戸化成工業と北村化学産業、そしてデータのじかんを運営するウイングアーク1stによって開催されました。テーマは「自分事から考え、身の丈から始める、デジタル変革」。ワークショップを通じて「①実践的なノウハウの習得」、「②組織全体のデジタルリテラシー向上」、「③失敗から学ぶ成功体験」を体験することで、未だに強いDXに対するハードルの高さを払拭することを狙いとしています。まずはワークショップの全体像を確認してみましょう。

イントロでは司会の山口徹氏、神戸化成工業 代表取締役 神戸泰氏、データのじかんの大川が挨拶しました。

 

円高・人件費高、クラウド依存、セキュリティ強化…ソフトウェアコスト急増の理由と8割の企業が抱える不満への対策の4つ鍵

2024.10.11 公開

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多くの日本の企業がソフトウェア運用コストの増加に対して不満を抱えています。ガートナーの調査によると、国内の企業の約80%以上がソフトウェアやクラウドプラットフォームの契約に関して何らかの不満を持っていることが明らかになっています。特にライセンス料やサポート料の値上げ、サービスレベルの不透明さ、契約ポリシーの突然の変更などが不満の原因として挙げられています。

また、IT運用コストの削減に関する別の調査では、国内企業の93%がIT運用コストの削済を「喫緊の課題」と見なしており、多くの企業がベンダーとの値引き交渉や集中購入、仮想化技術の導入などの施策を採用しています。

このように、日本の多くの企業が運用コストの増加に悩んでおり、コスト削減と効率化を目指して様々な取り組みを進めている状況が確認されています。

 

ライフ

ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース #014:かつて一世を風靡したフィンランド教育のその後について

2024.10.09 公開

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不発弾のニュースは空港で爆発したということで非常に話題になっておりましたが、第二次世界大戦中に日本に投下された爆弾の総量は約37万トンと言われており、そのうちの5%から8%が不発となり、今もなお7000トン以上の不発弾が日本の地中には埋まっている、という衝撃的な数字も今回のニュースとともに日本列島を駆け抜けました。不発弾がそれほど珍しくない、ということで二度驚く、まさに不発弾そのもののような仕掛けになっていたのですが、ネタがネタだけに笑うわけにもいかないので、話題にした人も聞いた人もリアクションに困る、というなかなか1粒で2度おいしい、ならぬ、1粒で2度苦いようなお話でした。

さて、今週取り上げてみたいのは、ずばり「フィンランドの教育」についてです。

 

編集後記

今回は「データのじかんフィーチャーズ|part.020|福島県の「身の丈にあったDX」を探る(Local DX Lab福島県編)」という記事を紹介させて頂きました。

実は筆者、生まれは福島でして、この地域の発展を応援し続けております。

そこで今回は、福島県の魅力について、DX(デジタルトランスフォーメーション)の観点で紹介したいと思います。

福島県は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の観点からも多くの魅力を持っています。以下に、DXを活用して福島県の地域振興や観光を推進している主な点を紹介します。

① スマート農業の推進

福島県はスマート農業の先駆者として、ICT(情報通信技術)を活用した農業技術の導入に力を入れています。例えば、センサーを用いた環境管理やドローンを活用した作物の健康状態のモニタリングなどが行われており、これにより生産性の向上と持続可能な農業が推進されています。

② 再生可能エネルギーの活用

福島県は再生可能エネルギー、特に太陽光発電と風力発電の大規模なプロジェクトを推進しており、これによってエネルギーの地産地消が図られています。この取り組みは、環境への配慮だけでなく、地域経済の活性化にも寄与しています。

③ デジタルツーリズムの導入

福島県は観光客に対して、デジタル技術を用いて新しい観光体験を提供しています。例えば、AR(拡張現実)を利用した歴史的な場所や自然景観のガイドアプリがあり、訪れた場所の歴史や文化を深く理解する手助けをしています。

④ 地域情報のデジタル化と共有

地域の情報をデジタル化し、住民や訪問者に提供することで、地域の魅力やイベント、災害情報などをタイムリーに共有する取り組みが進んでいます。これにより、より効果的な地域運営と安全対策が可能になっています。

これらのDXによる取り組みは、福島県の持続可能な発展と地域の魅力向上に寄与しています。特に農業技術の革新やエネルギーの自給自足、観光の質の向上は、他の地域にとっても参考になる事例と言えます。

福島県は、先進的なデジタルトランスフォーメーションの取り組みにより、持続可能な未来への大きな一歩を踏み出しています。私たちもこの地域のさらなる発展をサポートし、その魅力を広く伝えていくことが重要と認識しています。

スマート農業や再生可能エネルギーの導入、デジタルツーリズムの展開など、福島県の革新的な取り組みは、地域経済の活性化はもちろん、環境保全や社会的持続可能性にも貢献しています。これらの成功事例は、他地域のモデルとしても非常に価値があるため、私たちはこれを支持し、共に学び、共に成長していく必要があります。

福島県を訪れることで、その文化的豊かさや自然の美しさを直接体験することができます。また、地元の産品や技術を支援することで、地域の更なる発展を助けることができるのです。福島の今と未来を支援するために、私たち一人一人ができることから始めて頂ければと思います。

それでは次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!


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データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。

越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。

(畑中 一平)

 
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