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IoTプロジェクトの正しい始め方:AS-IS/TO-BEの仮説検証から取り組んでみよう!

         

多くの企業でIoT時代を見据えた取り組みを始めていますが、その多くが間違ったアプローチをしているようにみえます。

良くある間違いは、技術やハードウェアからIoTに取り組んでしまうケースです。IoTは、モノのインターネットだからという説明を受けて、モノ売りしたいベンダーの甘言にのって各種センサーやネットワーク機能が付いた設備やデバイスなどを、いきなり大量に購入してしまうのです。そして、これをつないで大量のデータを取得してから「弊社も最近IoTを導入しました。ところで、この大量のデータはどう使えば良いのでしょうか?」ということになります。

IoT、入れただけではただのゴミ

筆者のところにも、このような相談が最近増えています。目的も意味もわからないままに、センサーや設備を大量に購入して、そこから収集した意味のないデータに溺れてしまった失敗事例です。

懸命な読者のみなさまは気付かれたことと思いますが、センサーつけてデータを収集すればIoTになるという訳ではありません。IoTを導入するということは、そこに明確な目的やビジョンが必要で、これを利用するユーザーにIoT導入メリットが無ければなりません。

つまり、カタチだけ真似しても、そこに正解はありません。

IoTプロジェクトの始め方

では、IoTプロジェクトはどのように始めるべきでしょうか?

IoTプロジェクトを始めるのは、そんなに難しいことではありません。製造業の方ならば、よくご存知のカイゼン(QCサークル)での取り組みと基本的には同じです。つまり、まず現状の課題を集めるところから始めます。IoTを導入することで、「ユーザーの課題が解決できる」というのがIoT導入の狙いとなります。

もちろん、課題ならなんでも良いということではりません。IoT導入で問題解決するテーマを選ぶ必要があります。 IoT導入の本質は「時間と距離がゼロに近づくことで価値が得られる」ところにあります。

それでは、いくつか事例をみてみましょう!

 

[著]Wingarc1st Official The BLOG編集部
本記事はウイングアーク1st株式会社の運営するThe BLOGに掲載された記事を許可を得て掲載しています。

建設機械大手コマツの事例

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