Kaggleのランキングについてより詳しく見ていきましょう。
ランクにはGrandmasters、Masters、Experts、Contributors、Novicesの5つがあり、最初は誰もがNovicesからスタートすることになります。
上位4ランクへの昇格条件は以下の通り。
Grandmasters | ・5つの金メダル及び単独での金メダルを獲得 |
Masters | ・1つの金メダル及び2つの銀メダルを獲得 |
Experts | ・2つの銅メダルを獲得 |
Contributors | ・プロフィールに自己紹介、居住地、所属団体を追加 ・アカウントのSMS認証 ・スクリプトを1行書く ・大会を一つ作るもしくはタスクを提出する ・1つコメントを残す ・ディスカッションでのupvote(賛成票)を投じる |
Kaggle Progression System┃Kaggleより引用
これはあくまでコンペティションでの称号であり、Expert以上の場合、Datasets、Notebooks、Discussionsのそれぞれにまた別の昇格条件があります。2020年6月28日時点でGrandMasterの人数は187人、Masterの人数は1,435人と非常に狭き門であり、それらの称号はデータサイエンティスト界隈で大きな尊敬を集めるとともに転職市場などでも一定の評価が与えられることは想像に難くありません。DeNAのようにKaggleによるデータサイエンティストのランク制度を設けている企業もあります。
参加して損はない、データサイエンスの学びの場Kaggleについてご紹介しました。
英語サイトのためとっつきにくそうと思われた方もいるかもしれませんが、コードとともに説明されるため翻訳ソフトを駆使すれば存外意味が理解できるものです。
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(宮田文机)
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