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日本の幸福度を諸外国と比較すると…?

それでは、「幸福度ランキング2019」における日本の順位をみてみましょう。

日本の幸福度は5.886、順位は58位でした。

では、日本の幸福度を諸外国と比較してみたらどうなるでしょうか?
まずはG7諸国と比較してみたグラフが以下になります。

出典:World Happiness Report 2019

幸福度について、G7のなかで日本は最下位でした。そこで、さらに、経済協力開発機構(OECD)の中でみてみることにしました。

出典:World Happiness Report 2019

OECDに所属する36カ国中、日本は32位でした。また、GDPと幸福度の関係を見てみると、以下のように、同じような経済状況の中でも幸福度が低いことがわかります。

客観的には幸福な国、日本の幸福度はなぜ低い?

日本の幸福度の内訳をみてみると一人当たりGDPが1.327で25位、社会的支援が1.41で51位、平均健康寿命が1.088で3位、人生における選択の自由度が0.445で65位、個々人の寛容度が0.069で144位、社会の腐敗の認識が0.14で41位という結果になりました。

一人当たりGDPや平均健康寿命といった客観的な指標では高い順位を保っていますが、人生の選択の自由度や寛容度といった主観的な指標では、低い順位となっています。

実際、身近な例を考えてみても慈善団体への寄付やチャリティといった行為は日本においてまだまだ一般的にはなっていませんし、ジェンダーギャップ指数も高く、属性で判断されがちな日本では個々人の人生の選択の自由はなかなか難しいのかもしれません。

こうした現状の中で、この数年、日本国内での幸福度はどのように推移してきたのでしょうか?

まず、2012年以降の幸福度ランキング順位を見てみると徐々に順位が落ちていっています。

出典:World Happiness Report 2019

続いて各項目の数値の経年変化を見ていきましょう。

一人当たりGDPや平均健康寿命といった客観的な幸福度はほぼ横ばいで、わずかですが年々増加しています。

出典:World Happiness Report 2019

一方で主観的な幸福度についてもほぼ横ばいと言えるでしょう。

出典:World Happiness Report 2019

つまり、この数年で日本の幸福度は大きく変わっていませんが、世界的な幸福度が底上げされたことで、相対的に順位が下がっている可能性が高いと考えられます。

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