みなさん、おはようございます。
桜も咲きはじめてすっかり春めいてきましたね。今くらいの気候って、天気予報をちゃんと見ずに厚手のコートとか着て外出しちゃうと、終始コートを手に持ったまま移動することになって残念な気持ちに苛まれる今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
最近はYouTube動画とかを再生しようとすると、数秒の広告が流れるパターンとアンケートに協力するパターンとありますよね。後者がまさにゼロパーティデータだったのかぁと今回の話を聞いてすごく納得したんですけど、YouTubeってアカウント所有者の年齢・性別・居住地だけでなく、普段どんな動画を見ているのかっていう視聴傾向とかのデータも運営サイドは持っているわけで、そういう前提を踏まえたアンケート調査だから、かなり効率良いデータが取れそうですよね。
それにしても、今や家族より最近の僕の関心事に詳しいんじゃないかってほどのYouTubeが、さらに質問までしてくるようになったって、考えてみるとちょっと圧力を感じちゃう僕はデリケート過ぎますかね?
そうそう、ゼロパーティデータについてもっと知りたいって方は「わかりやすく解説!ゼロパーティデータの概要からおすすめの活用法まで」の記事を読んでみてください。
そういうデータ収集のトレンドって、もちろんYouTubeだけじゃなくインターネットのあらゆるところで活用されているわけなので、ちょっと気になってググったアイテムの広告が他のサイトを訪れても表示されていたりすると、誰か後ろで僕のネット履歴を観察してるんじゃないかって思っちゃいますよね。仕事中に職場のネット使ってこけしの情報を収集してる部長の画面を覗き込みながら、人の傾向っていうのは割と分かりやすく現れるんだなーって感じました。(笑)
ちなみに、最近この漫画を知った方に解説すると、うちの部長は会社では肩身の狭い扱いを受けてますが、こけしコレクターの中では名が知れた存在なんです。
それにしても、収集されたデータがどんなふうに活用されてるかって収集された僕らには解らないし、寧ろ勝手に売られてるかもしれないし、後ろで観察してるレベルじゃないですよね。便利な反面、気をつけないといけない部分もたくさんありそうなので、そういう意味でもデータリテラシーって今後より重要になっていくんだろうなって、パーティ仮装して望んだ挙句誰も突っ込んでくれずに会議室に取り残された僕は思いました。(笑)
そうそう、春といえばお花見ですけど、感染対策を考えたら今年も大々的なお花見は禁止されて、ただでさえ友達が少ない僕的には今年の春もゼロパーティになりそうです。
いま思うと、昼間の公園とかで知らない人たちとも一緒になって酔って盛り上がるかつてのお花見風景って何気に贅沢なことだったのかもって思う今日この頃です。
ちなみに、アナログなお花だと不用意にデータ収集もされないし、よしんば収集されたとしても収集経緯が明確なので安心ですよね。
ってデータリテラシーがある人のようなことを言って自分に酔ってる僕がいます。(笑)
それではまた再来週お会いしましょう!
(時田大夢)
May the data be with you! | データのじかんについて
作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
https://www.totsunet.com/
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